2023年 1月にRESOLUTE公式インスタグラムに投稿された一枚の画像。
10年以上、全4型のみで構成されるRESOLUTEに新品番が追加されるという事でした。
本日まで東京にて開催されるRESOLUTE展示会にて、真相を直撃し東京まで向かった。
会場には714の全サイズが吊られていて圧巻の風景でした。
そして中央に展示されるこちらは、RESOLUTEスタッフが水面下で3か月程穿いたと言われる色落ちサンプル。
画面後方の展示サンプルから、太さはありながらもヒップは小さめのRESOLUTEらしいシルエットが予想される。
●生地感
13.5オンスの中国地方備後地区のデニム。
711と同じくの生地を採用された。
ですので洗っていった色落ちは711とほぼ同じとなる。
生地感は710、712よりもライトオンスになるので、714を発売解禁する4月以降、春から夏にかけて穿きやすくなる。
●ディテール
フロントを見ればお気づきの方も多いであろう、トップボタンは月桂樹ボタン。
1940年代、第二次世界大戦中に物資統制により、簡略されたお馴染み大戦モデルがベースとなっている。
711が50年代のボーイズモデルがベースになっているのに対し、40年代のよりクラシックなデニムパンツが形になる。
トップボタンのみ月桂樹であるが、その他は通常の710、711と同様のボタンを採用している。
ベルトループ…こちらも大戦仕様の太目のものに変更。シャツなどタックインした際の男らしさは、他のモデルと差別化できる。
コインポケット…5ポケットジーンズの特徴である、サイドポケット右側に配されるコインポケットは、通常のリベット留めでなく縫製のみとなる。こちらも大戦モデルより引き継いだモデルである。
股上…これまでのRESOLUTEと言えば、710のみ股上が深く712や713など浅めが多かったのに対し、714は股上が深いというのが最大の特徴である。
タックインしたときなど、ある程度深さがあった方が穿きやすいとのことで、これまで要望が多かったのに対しようやく実現した形となる。
●シルエット
ある程度太さはあるものの、ヒップ周りのバランスは小さく、コンパクトに纏まるようになっている。
単純に股上のみの変更ではなく、それによって腰骨から太もも周りにかけてよりゆとりを持たせた。RESOLUTEの中では一番太いモデルとなる。
ただ、全体のバランスからそこまでの太さは感じない、絶妙なシルエット。正に大人が綺麗に穿ける大戦モデルといったところだ。
●サイズ展開
SIZE | W26 | W27 | W28 | W29 | W30 | W31 | W32 | W33 | W34 | W36 | W38 | W40 |
L30 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
L32 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ||
L34 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | |||
L36 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
今回、サイズ展開はW28~40まで。レングス展開は30、32、36は711と同じくで、34が追加される形となった。
股上深めでややワイドなこともあり、サイズアップの着用にも期待したい。
スタッフの声:「今までのモデルと比べても、腰回りがダントツで深い感じがありました。おなか周りにしっかりフィットする感覚があるので、710などをかなりジャストで穿いている方にとってはややお腹にくる感じはあるかもしれません。」
「第一印象として穿きやすい。711が少し浅いので、お腹のフィット感が良い。太さはありつつも、しっかりとハマっている、包み込まれている。710をジャストで穿いた感覚に近いけれど、それよりも穿きやすく感じた。」
「ジャストサイズだと、711と股上以外だと見た目はあまり変わらなく感じるが、1サイズ大き目で穿くと見た目は歴然。腰回りの膨らみは711よりも感じて頂けるかと。」
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以上です。
発売から素手にご好評頂いております714。勿論2014年も変わらず販売中です。
そして、同じく4月より、シャツの専業ブランド「FE MFG」もスタート。
こちらは、RESOLUTE 714と同じく、ネック周りや袖の長さを選べるとの事。
是非注目したい所です。