皆さんこんにちは。
渋谷店スタッフの大森です。
最近また物欲ならぬ服欲が刺激されております大森でございます。
三大欲求ならぬ四大欲求の持ち主である僕はこの時期はどうも紐が緩む。
いつも仲良くして頂いているAr鎌倉の鈴木さんにいつも通りの心地良い接客をして頂き、カットソーを1枚とLevi’sのブラックデニムを久しぶりに購入しました。サイズドンピシャの3rdタイプのBIG EのGジャンもいきたかったですが流石に予算オーバー。
adidasのTABACOも抽選に“当たってしまった”のでまた雪解けのようにお金が無くなります。これから寒くなるはずなのにおかしいね。。。
大森くん、12月まで持ちますか?
そんなこと書いていますが、今年もこれが入荷したので財布が悲鳴を上げているところです。
他には無い、スニーカー以上・革靴未満な靴。
そして革靴でもチロリアンの様でチャッカブーツの様なモカシンタイプのシルエットのスニーカー。
こんなスニーカーお持ちですか?
無いですよね?そうですよね?そうじゃないと話が進まないので優しくしてください。
そもそもムーンスターというブランドとは、どういったブランドなんでしょうか?
創設は1873年、明治6年まで遡ります。倉田雲平が久留米市米屋町に家賃六五銭の小さな店を借り「つちやたび店」として、座敷たびを造り始めます。
現在も久留米市にて物作りをしているシューズブランドの老舗。上履きなどでお世話になっていた方も多くいらっしゃると思います。
特徴的なのはヴァルカナイズ製法を使用しているところ。国内でヴァルカナイズ製法を採用しているメーカーはごく僅かです。生ゴムに硫黄を加え、熱反応によりソールとアッパーを接着させる製法のことで、手間がかかる分、丈夫な仕上がりと美しい風合いを表現しています。
動画もあるのでぜひご覧くださいませ!
それでは細かいディティールを見ていきましょう。
まずはアイレットから。
こちらはチャッカブーツの様な2アイレット。丈もだいたいくるぶしくらいのミドル丈。これもチャッカブーツの様。
そしてモカ仕様なところ。キュンときます。
意外性って大事だと思いませんか?
そしてソール。何度でも言いますが、ヴァルカナイズ製法(加硫製法)で作られる靴はソールがしなやかで履き心地が凄く、凄く良いです。ヴァルカナイズ製法とは、通常のスニーカーに使われる固形接着材ではなく、熱圧着で仕上げる製法です。履き心地以外にも丈夫であったり、型崩れしにくかったり色々と利点があります。
当たり前ですが、日本人の足型に合わせて作っています。特にSLOCは幅広の木型なのでサイズで困ることはほぼ無いかと。ソールは厚いですが軽く、クッション性も良いです。
キャンバス生地なので季節問わず履けますし、僕のここ好きポイントでもあるんですがブランドロゴの主張が強くないので少しカッチリとしたスタイルにもご愛用頂けるかと。靴下で遊ぶのもおすすめです。
確かな技術を持った職人が一つ一つ丁寧に作り上げている作りの良さが魅力的なブランドです。
サイズは1㎝刻みでのご用意です。普段26.5㎝の靴を履く方は26㎝をお選びください。やや肉厚の靴下を履く場合は27㎝でも問題ありません。
僕の場合は足長25㎝でSLOCは25㎝がジャスト。ただ、冬は厚手の靴下を履くのでそれを見越して26㎝が丁度良いです。踵も高いので脱げることもないですし、グッドイヤーウェルトのようにソールが沈み込むこともないので少し大きくても許容範囲です。
本当にあるようでないちょうど自分が持っていないところのスニーカーです。ぜひお試しくださいませ!
僕は前身のSLOTHというモデルをブラウンで所有しており、今年こそは買おうかどうか悩み中。同じ色の形違い、履く機会があるのか…。やはり安定のブラックが安パイでしょうか?
アドバイスをください…。
それでは今週もご来店お待ちしております!