週刊ZABOU「Rinascente(リナシェンテ)/海が似合うサマーニット70’s Border Knit」

今季非常にオススメしたかったニットTシャツが入荷致しました。

Rinascente(リナシェンテ) マルチボーダーニットT

Rinascente(リナシェンテ) マルチボーダーニットT  ¥18,480-

70年代のHANG-TENなどを彷彿させるようなマルチボーダー。
フレンチバスクなどとは一味違った内容の、新鮮さ溢れるボーダー。
懐かしくもあり、新鮮に映る方も多いのではないでしょうか?

サーフカルチャー的には、ボードショーツやコーデュロイのフレアパンツなど。
勿論デニムやファティーグパンツなんかとも相性は抜群。
今とても気分な柄の一つでした。

そんな気分のマルチボーダーの柄を、カットソーでなくニットに落とし込んだのは、大阪のニットメーカーRinascente。
大人が品よくアメカジにもドレスにも使いやすい一着に仕上がりました。

サイズ感は当時のカットソーのようにコンパクトではなく、ややゆったり目の為今の雰囲気で着こなしやすいです。
シンプルな見た目ですが、毎度のことながら拘りの詰まった一着となっております。

特徴的な編地ですが、こちらは日本製の強撚糸を使用しており、三層構造となったあまり見かけない編地。
表と裏で編み組織が異なり、その中間の層をを鹿の子編みにするといった非常に手のかかる作り。

ハイゲージながら厚みが程良くあるのと、この手のレトロボーダーTシャツにありがちなペラい感じにはならず、独特のモチっとした質感になります。
また、厚みはありつつも空洞になっているので軽い仕上がりに。型崩れもしにくいといった良い事尽くし。
清涼感と、しっかりとした質感を同時に体現した、全く新しいニットの形となります。

この緩い雰囲気に合わせて、ネックのリブはダブルではなくシングルに。
程良くつまり気味ながら、クルーネックの域を出ない。ポスト沼ネックといった具合です。

色味は4色展開。どれも「らしい」色合いながら、使い勝手の良い4色でご用意させて頂きました。

BROWN BORDER

●ジャケット F.O.B FACTORY(エフオービー ファクトリー) サイズLL ¥19,800-
●ニット Rinascente(リナシェンテ)  サイズ:50 ¥18,480-
●パンツ RESOLUTE(リゾルト) サイズ:33×34 ¥29,700‐
●靴 私物
モデル 身長185cm 体重72kg 足のサイズ約29cm

ファティーグシャツと合わせると、どこかヒッピーテイストな如何にもな雰囲気に仕上がりますが、ニットならではの締まるところ締まった品の良さは崩さず、ほのかに上品な仕上がりに。

NAVY BORDER

●ジャケット 私物
●ニット Rinascente(リナシェンテ)  サイズ:48  ¥18,480-
●パンツ 私物
●サンダル THE SANDALMAN(サンダルマン)  サイズ:US6  ¥28,600-
モデル 身長160㎝ 体重60㎏ 足のサイズ約25㎝

ネイビーボーダーはマリンな雰囲気もあり、夏に着たいオフ白やブルーとの相性も必然的に良くなっていきます。

ワンサイズアップすると、緩い雰囲気も増しますが、裾のリブはある程度効いているので、タックインのような印象で着用できます。

BLUE BORDER

●ジャケット F.O.B FACTORY(エフオービー ファクトリー) サイズ:L ¥16,500-
●トップス Rinascente(リナシェンテ) サイズ:50 ¥18,480-
●パンツ N.O.UN(ナウン) サイズ:W32 ¥17,380-
●シューズ 私物
モデル 身長170㎝ 体重68㎏ 足のサイズ約27.5㎝

全体的に色味が鮮やかなこちらのブルーボーダー。
スタプレとの組み合わせは正に70’s。
一見フレンチワークシャツジャケットとスタプレ、マルチボーダーTというチグハグに見えるような組み合わせの、ネイビー×グレーのアメトラ定番配色にすることによって、すんなりとインナーのボーダーが効いてくれます。

SAX BORDER

●ジャケット 私物
●ニット Rinascente(リナシェンテ)  サイズ:48  ¥18,480-
●ショーツ CIVIL SOCIETY(シビルソサエティー)  サイズ:32  ¥13,750-
●シューズ 私物
●キャップ COOPERS TOWN(クーパーズタウン)  ¥7,260-
モデル 身長160㎝ 体重60㎏ 足のサイズ約25㎝

春夏のリネン混のジャケットにコーデュロイショーツにボーダーT。
色落ちしたようなブルーの配色は、コーデュロイショーツとも良い感じです。



ニットでありながら、Tシャツのように使えて、やはり品が出る。
夏場のニットは今までもこれからもお勧めですが、こんな緩い雰囲気のニット、他にはないでしょう。
好き嫌いは分かれるところではあると思いますが、刺さる方には刺さる逸品かと思います。
是非お試しください。

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