モールスキンと経年変化~F.O.B FACTORY~

皆さま明けましておめでとうございます。瀬川です。
1/2のオープンからたくさんのご来店誠にありがとうございました。
昨年以上にいろいろと興味を持ってもらえるようなご紹介をしたいと存じますので、何卒よろしくお願い致します。

23年私の初ブログテーマは、「モールスキンと経年変化」ということで、ただいまF.O.B FACTORY様より素敵なサンプルをお借りしていますので、そちらを元にご紹介してまいります。

モールスキンと聞きますと、思い浮かべるのはフランス、そしてワークウェア。
アメリカでのデニムがそうであったように、その耐久性と堅牢性は元は労働者を支える丈夫で頼もしいものでした。
後にコストや生産面から使用が難しくなっていくわけですが、見られ方は違えど今も昔も「良い生地」ということに変わりありません。

ZABOUではGALLICEのそれがヴィンテージと比べても遜色がないほどリアルで、もう一つのテーマである経年変化も良いですが、他だとどうなのか。
今日の主役は国産のF.O.Bファクトリー。まずはこちらのジャケットを。

この年末年始、手に取っていただいた方が多かったフレンチモールスキンジャケット。
名前の通り、デザインソースはフランスのそれです。

生地はGALLICE同様肉厚で、長持ちを確信させる頼もしい生地感。
大きく違うのが、起毛感のある、何ならコットンスウェードのような撫で心地の表面です。

こちらが、実際に2年ほど着用した一着。

非常に、良い感じです。

ソフトさと頼もしさは残りつつ、生地は少し柔らかくなり、アタリと、しっかり目立つパッカリングが出ております。
さらに、私たちのような職業ならではですが、2年とは言っても頻度は多めなので実際はもっと先のイメージです。

長く楽しめるのは間違いないですね。

続きまして、

1951年に米軍が製作した、M-51シェルパーカーをサンプリングしたアウター。
FOBがこちらに使用している素材も、モールスキンです。

先にご紹介の生地とはまた全くの別物です。
カバーオールタイプより薄手ではありながら、しっかりと打ち込まれたハリのある質感。ほんのりと光沢もあります。
堅牢度の高いVATDYE(スレン染め)ですので色の変化はほどほどに、これまたしっかりアタリが付きそうな生地感です。

実際に着用を重ねますと、

うん。これまた非常に良い雰囲気です。
長く着て楽しめるのは間違いないですね。

これから新たに手にする洋服。
冬の重衣料や革製品以外にも、今(新品)と後(経過)、両方楽しめるものは嬉しいですね。

是非お試しいかがでしょうか。

●ジャケット F.O.B FACTORY(エフオービー ファクトリー) サイズ:3 ¥22,000‐
●カットソー Saint James(セントジェームス) サイズ:T5 ¥13,200‐
●パンツ ARAN(アラン) サイズ:3 ¥29,700‐
●シューズ BLUNDSTONE(ブランドストーン) サイズ:UK7 ¥28,600‐
●バッグ SLOW&CO(スロウ) ¥15,400‐
モデル 身長175cm 体重65kg 足のサイズ約26.5cm

●アウター F.O.B FACTORY(エフオービー ファクトリー) サイズ:L ¥35,200‐
●スウェット BARNS OUTFITTERS(バーンズアウトフィッターズ) サイズ:L ¥14,080‐
●パンツ CRANK PROJECTS(クランクプロジェクツ) サイズ:40 ¥16,500‐
●シューズ BLUNDSTONE(ブランドストーン) サイズ:UK7 ¥28,600‐
モデル 身長175cm 体重65kg 足のサイズ約26.5cm

フレンチモールスキンはただいま全サイズご用意が、M51パーカは明日S~Lが大阪店にしっかり揃う予定です。
関東方面にお住まいの方も、お近くの店舗にお問い合わせいただけましたら在庫や入荷スケジュールお伝え致しますのでどうぞお気軽に。

それでは、明日も皆さまのご来店お待ちしております。

この記事を書いた人

瀬川

ZABOU大阪店スタッフの瀬川です。店頭にいらした際は是非色々とご試着してみてくださいね。体型が近い方はサイズのお問い合わせもお気軽に!