No.1にしてOnly.1。
今や日本だけでなく、世界中からお問い合わせも頂くRESOLUTE(リゾルト)というジーンズブランド。
生地、縫製、サイズ展開、穿いた時のシルエットなど、そのどれもに妥協がなくオリジナリティを貫き10年が経ちました。
ZABOUでの取り扱いも同じくで、またスタッフの気分や体形の変化もあり、着こなしも変化して参りました。
普遍的なスタイリングから、旬なスタイリングまで。
日本人がジャストで穿けるジーンズを一度手にすると、きっとなくてはならない存在になってくれるかと思います。
本日は各モデルとスタイリング、経年変化をご紹介して参りたいと思います。
RESOLUTE(リゾルト) 710
説明不要のブランドの顔、大定番710。
スリムストレートタイプのこちらは、まず想像する形かと思われます。
ワークウェアからファッションアイテムとして移り変わった1960年代頃のジーンズがベースとなっているので、ストレートながら細身で綺麗に見える。
生地感も厚みがあって育て甲斐のある、そんな古き良きジーンズを、より一層日本人体型に合わせて作り上げたのが710です。
ブランドの定番で、ヴィンテージライクな色落ちも楽しめ、綺麗めに穿けるジーンズをお探しの方にお勧めです。
お尻周りのアンバランスささえ計算済み。
ここまでやるかと思う部分も、デニム専業ブランドだからの拘りです。
ヴィンテージのデニムをサンプリングし、一本一本まで拘った糸を計算し、旧式の織機を使って作り上げられるジーンズは、今の大量生産品にはない質感を感じることが出来ます。
普通に穿いて綺麗な色落ちを体感できるのも、この生地だから。
昔普通に作っていたジーンズを、今の日本でやるにはかなり苦労したそうです。
全モデルに共通するセルビッジのミミと呼ばれる部分。
海外製の現行のジーンズには見られないこちらも、”ちゃんとしたデニム”の証拠になるのと、ロールアップした際の雰囲気も味わえます。
「RESOLUTEの710は自分自身にとってのユニフォームなので、穿くと背筋が伸びてシャンとした気分になります。ですので基本はシャツをタックインしての着用。足元は革靴の時もありますし、スニーカーの日も。今日みたいなサンダルも対応できる、正に困ったときに穿くだけでちゃんとして見える、流石のシルエットです。」
「数年前のRESOLUTE FAIRの時に購入して、その時から特別変わった事をするわけでもなく、汚れたり汗かいたりしたら洗う。普通に穿いていくだけで良い感じに色落ちしてくれます。」
「膝が色落ちするのは仕事柄かもしれません。裾上げする際に膝をつくので(笑)こういう穿く人のライフスタイルが滲み出るところも、ジーンズの好きな部分かもしれません。」
RESOLUTE(リゾルト)711
太めのストレートジーンズ711は、ジーンズがワークウェアとして使われていた頃、1950年代の物がモチーフに。
ただそのままだと余分な箇所が出てくるので、そこは日本人に合わせて修正。
アメリカ人向けに大きめに作られたお尻の部分は、日本人がフィットする小さめサイズに作り替えて。
太めでも野暮ったく見えないデニムをお探しの方にオススメのモデルです。
その他のディテールは、
オフセットのベルトループに、フロントのコインポケットのチェーンステッチなど。
ヴィンテージジーンズに見られるディテールはそのまま、
生地感も当時の質感を最大限に再現すべく作られた13.5オンス程の、他と比べてライトウェイトに仕上げております。
「ストレートのジーンズなので、サイズアップもオススメです。こちらはサイズ31がジャストサイズのところを33に。これでも太過ぎる事はないと思います。そこは日本ブランドだから、RESOLUTE だから。ストンと落ちる綺麗なシルエットなので、ワークブーツやニューバランスも合いますが、あえて華奢なローファーと合わせるのも気分です。」
「ロールアップも他のモデルより大振りにクルっと捲ってあげて。スニーカーの時はロール無しでも良いかもしれません。」
「もう2年程穿いているので流石に色はキレイに落ちていて、また新しいのが欲しくなりました。」
「初めのうちは穿きシワをつける為に一月ほど穿きましたが、そのあとは普通に洗ったり、乾燥機をかけたり。程良くラフに、程良く過保護に扱ってるつもりです。」
「中々ワークウェアっぽい色落ちになってくれてます。年間を通して穿けますが、これからの時期は特に色落ちした薄い色味と、柔らかく薄手の生地が合わせやすくラクチンに穿けます。」
RESOLUTE(リゾルト) 712
ブランドでは唯一のジッパーモデル。
それまでボタンフライだったジーンズを、アメリカ東海岸に普及すべく開発されたモデルがベースになっており、
形も同じく、テーパードがかったゆとりのあるバランスに仕上げている。
アイビー的な着こなしにも合い、スポーツ体型の方でも綺麗に穿けるジーンズをお探しの方にお勧めです。
711同様股上は浅めのローライズ仕様となっている為、腰穿きできるバランス、
太腿周りをゆとりを持たせている為スポーツ体型の方も綺麗に穿きやすく、
裾に向かって一気に絞る、美しいテーパードラインが魅力。
元々ゆとりを持たせている分、裾幅はあまり変わらず、様々なシューズと相性が良いのも嬉しいところ。
また、ジップフライの為、生地に防縮加工を施す際、毛羽を焼き落とします。
これにより穿き始めから綺麗な印象が生まれて、色落ちも他モデルと比べて早いのも特徴です。
「最近は太めのボトムスも穿きますが、気分的には細めのも穿きたい。712はとても良いバランスでして、太ももが大きい自分にも穿きやすく、かつ綺麗に穿けるのも良いです。今まで穿いた事なかったですが、週5日程着用と良い感じにヘビーに穿いてます。」
「革靴、スニーカーも合わせますが、サンダルでも良い感じにラフになり過ぎない、トラウザー的シルエットが良い。そして今の時代において良い意味で普通な712は是非手持ちに加えて頂きたい一本です。」
「あまりこうじゃないといけないみたいな先入観は捨てて、自分のよく着るアイテムと合わせて、普通に穿いてます。Tシャツからジャケットにも合う、贅沢なジーンズです。」
「2か月近く穿いている712ですが、初めは生の状態から穿いてみました。詳しくはこのあと更新のメルマガにも記していますが、アタリがけっこう初めの方からしっかり出てくれ、洗ってもサイズ感がほぼ変わらない為、生ジーンズが好きな方にも良いと思いますよ。」
「といっても1月程で洗っちゃったので、本当に少しだけですけど。自分らしくクリーンなアイテムを混ぜつつ、これからも普通に穿いていけたらと思います。」
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生地に拘り、シルエットにこだわる。
ヴィンテージに敬意を払ったディテールは勿論、今の時代、ここまでサイズが選べるジーンズはまずありません。
どんな人にもきっとピッタリなジーンズをお求め頂けると思います。
ここでご紹介したスタイリングはほんの少しだけ。
基本的には皆さまのお好みのスタイルに合わせて選んで頂けると幸いです。
本当の意味で自分の体型に合ったジーンズは、毎日でも穿きたくなります。
ファッションアイテムの域から、日用品の域にまで達したRESOLUTE(リゾルト)のジーンズを、これまで以上にサイズも多く展開して参りたいと思います。