表革(スムース・ガラス)のお手入れについてご紹介します。
まずはスムースレザー編。
Paraboot(パラブーツ)シャンボードを使って実践。
はじめに靴の形を整えるため、シューツリーを入れてあげましょう。
シワが伸びて、お手入れもしやすくなりますよ。革靴を大事に長持ちさせたい方にはシューツリーが必須アイテム。
手順① ブラッシングで汚れ落とし。
まずは馬毛のブラシ「プロホースブラシ(馬毛)」or「SANOHATAブラシ 馬毛」でシューズ全体をブラッシング。表面上のホコリや汚れを落としてあげます。
リムーバーで汚れを落としたり、靴クリームを塗る前にまずはブラッシング。ホコリなどが溜まった状態で水滴などを靴が浴びると、隠れていた汚れが広がって染みになる可能性がございます。
手順② リムーバーを使って汚れ落とし。
ブラッシングで表面的な汚れは取れたので、お次は革の汚れを落としていきます。
「M.モゥブレイ ステインリムーバー60」を「M.モゥブレイ リムーバークロス」につけて、靴全体を優しく拭き取るようにして汚れを落としていきます。
前回お手入れした時のクリームも落ちて、クリアなすっぴんの状態に。お手入れは化粧のようなものですので。
手順③ クリームで栄養・潤い。
汚れをキチンと落としたら、ここから栄養クリームで潤いを与えます。
お好みの仕上がり具合などによって使うクリームは異なりますが、おすすめはナチュラルな仕上がりで風合いの良い「M.モゥブレィ プレステージ クリームナチュラーレ ニュートラル」。
クリームを塗る時は手を汚さず、細かなところまで綺麗に塗れる「ペネトレィトブラシ」を使用します。
手順④ 仕上げ(磨き)
クリームをまんべんなく塗り終わったら、今度は「プロホワイトブラシ(化繊毛)」or「SANOHATAブラシ 豚毛」でブラッシング。クリームを伸ばして馴染ませることによって光沢感が生まれます。
最後は「M.モゥブレイ グローブクロス」で空拭きします。余分なクリームを落としつつ、ツヤを出して綺麗に仕上げるための重要な工程です。
お手入れ完了!
基本的なスムースレザー(一般的な表革)のお手入れは以上の通り。
Regal Shoe&Co(リーガルシューアンドカンパニー)ストレートチップGORE-TEXやBLUNDSTONE(ブランドストーン)も同じくのお手入れ方法がおすすめです。
次はガラスレザー編。
SANDERS(サンダース) MILITARY DERBY SHOEを使って実践。
まずガラスレザーとは、カーフレザーをガラス加工したものを言います。(品ある綺麗な光沢感が特徴的)
この革質は、比較的お手入れ方法が簡単ですのでズボラな方でもご安心ですよ。
手順① ブラッシングで汚れ落とし。
まずは馬毛のブラシ「プロホースブラシ(馬毛)」or「SANOHATAブラシ 馬毛」でシューズ全体をブラッシング。表面上のホコリや汚れを落としてあげます。
リムーバーで汚れを落としたり、靴クリームを塗る前にまずはブラッシング。ホコリなどが溜まった状態で水滴などを靴が浴びると、隠れていた汚れが広がって染みになる可能性がございます。
手順② クリームを使って汚れ落とし&栄養・潤い。
「M.モゥブレィ プレステージ クリームエッセンシャル」と「M.モゥブレイ ポリッシングコットン」を使用。これ一本で革の汚れ落としと、栄養・潤いを与えることができます。一本二役なのでございます。
クロスを指に巻き付け、クリームを適量。細部まで抜かりなく、全体を塗っていきます。
手順③ 3.仕上げ(磨き)。
“馬毛のブラシ”を使って仕上げ(磨き)のブラッシング。※この際、使用するブラシは初めに使用したブラシとは別のブラシを用意することをおすすめします。
そしてブラッシングが終われば、「M.モゥブレイ グローブクロス」で空拭きします。余分なクリームを落としつつ、ツヤを出して綺麗に仕上げるための重要な工程です。
お手入れ完了!
以上のお手入れはG.H.BASS(ジーエイチ・バス)ローファーやSOLOVAIR(ソロヴェアー)も同じくのお手入れ方法がおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
シューケアもやってみると案外楽しいもので、靴が綺麗になると気分も良くなります!
是非お試しください。