皆様こんばんは。ZABOU TOKYOスタッフ加茂でございます。
今週土曜日、8/4から開催となりますBARNSTORMER(バーンストーマー)のポップアップイベント。
バーンストーマーの代表アイテムと言えば、チノパン。
皆様はチノパンにどんなイメージをお持ちでしょうか?
私加茂は『カジュアルなんだけど綺麗に穿けて、使い易い』。今回バーンストーマーのイベントを開催するにあたり改めてチノパンについて調べてみると、なかなか的を射たイメージだったようでございます。
元々チノパンとは、実はイギリスの軍服が起源。19世紀中頃の話だそう。
それまで白のパンツが軍隊のいわゆる正装だったのですが、あまりに目立ちすぎるため、敵の目を欺くためにコーヒーや泥など天然の染料で染めるようになったとか。
その後、チノパンは米軍将校の制服になります。指揮官である将校の制服は一般兵士より上質でなければサマにならないので、上品な光沢感のある上質な生地が使われるようになり、ドレスの要素も持つようになります。
こういった経緯があるからこそミリタリー、ドレスどちらの雰囲気をも併せ持っているわけですね。
なお、今のようにファッションの定番アイテムになったのは1970年から80年代にかけてと言われています。きっかけは、「アメリカ東部の上流階級の若者がファッションに取り入れたこと」。あのラルフローレンのチノパンを皆こぞって穿いていたようですよ。
なるほど当時からアメリカがチノパンをドレス仕立てで作っていた背景が見えてまいりました。
そんなアイビー全盛の中生まれたBARNSTORMER(バーンストーマー)。アメリカ製と同じ縫製の出来る工場やミシンを探し、同じ風合いの生地を作り、日本製のアメリカントラッドを作り上げたのです。
あの頃の普通が格好良かった、
あの頃のベーシックが洒落ていた、
強い憧れが、いつしか信念にかわり、気がつけば米国の専門店が買い付けに訪れるようになっていました。
-BARNSTORMER(バーンストーマー)公式HPより引用(一部中略・改変)。
いやー、ロマンに満ち溢れてます。笑
もちろんただ昔ながらのチノパンを復刻させているわけではなく。日本人が穿いて美シルエットになるように、オリジナルのパターンをひいているのです。
フロントセンター、バックセンターにカーブを描いたS字カーブや、ウエストやワタリに余裕を持たせる独自のパターン、内股の縫い代の微調整や負荷が掛かる箇所への補強などなど…なかなか語り尽くすのは困難ですが、本当によく考えられたパンツたち。
今回はチノパンに限って言及してみましたが、バーンストーマーのパンツにはそれぞれストーリーがあります。知れば知るほど、ワクワクしませんか?
デザイナーの海老根さんも8月5日(日)に店頭に立ってくださいますので、是非色々話をしてみてくださいね。
(もちろん、僕たちスタッフもしっかり勉強しておきます!)
どうやらこの秋冬はクラシックが一つトレンドになりそうです。
秋冬の立ち上がり時期に、一本こだわりのパンツを探してみてはいかがでしょうか。
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繰り返しになりますが、ZABOU TOKYOは8/4(土)~12(日)の開催です。
皆様のご来店を心よりお待ちしております!!
【東京店】
期間:8月4日(土)~8月12日(日)
時間:12時~20時
【大阪店】
期間:8月14日(火)~8月19日(日)
時間:12時~20時
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