ZABOU コレクション 11 ~着るよろこび knit wear~

 ZABOUスタッフが使用していて「いい」と思ったモノをご紹介させていただく、ZABOUコレクション。
今回は僕、谷川がご紹介させていただきます。

早速ですが、僕はものすごくセーターが好きですねん。今年のZABOUはセーターやニット製品が盛りだくさんです。

ニットの起源を考える時、非常に長い時間が費やされて今の形を生み出したのだろうと想像できる。それまでは動物の毛皮を身に纏っていたのに、捕獲高が年々減少していくと需給のバランスが不均衡にならざるを得ない。そこで思いついたのが動物の毛を刈り取って試行錯誤の末に出来上がったのが現行のセーターなんだろう。

「セーターを着る」・・・僕自身はシャツをよく着るので必然的に冬は「セーターを着る」という図式になるようです。何故なのかは至って簡単、「暖かい」のひと言に尽きます。よくチクチクするからとか静電気が苦手でと仰る方もいらっしゃいますが要は着方の問題ですよね。僕も素肌でセーターを着れないからインナーにシャツを着ますし、乾燥肌なので静電気がおきないように着合わせや摩擦の少ないような工夫もしてます。

それにニットの一番好きなところとしては「人が手で編んでる」というのがあります。一本一本の毛糸を手作業で少しずつ織る。堪らなく良い感じなんですよ。僕にとっては。モノが出来上がるためには人の手がどれくらい介在してるかと言う事も重要な要素のひとつです。

その反面、ジーパンやワークものなんかは工場で作られますので、これはまたこれでいいんですけどね。ちょっとした逸話ですが、N氏というこの業界の重鎮が「カーハートはこのステッチが力強くていいんだよなー」ってしみじみと語っていたそうな。どうしていいんですかっていうと、ユニオンのミシンなど強烈な機械があったという事と、何千、何万という莫大な生産量ですから縫い手さんの集中力が発揮されているときは、ある種のトランス状態になってるんです。この状態のときは神が宿っているかのごとく縫えてるということだそうです。(余談でした。)

ところでニット。もちろんニットだって工場で作られているものが圧倒的に多い訳ですが、特にイギリスのモノが好きですね。今年ZABOUではガンジーセーターを展開してたり、ハイランド2000のニット帽をやってたりします。フェアアイル柄なんて伝統的な柄編みのセーターもイギリスが発祥の地ですしね。さすが産業革命で近代工業の基礎をなしただけの事はあります。

今年はセーターやニット製品の暖かさに触れてみてくださいませ。
ORURO アルパカベスト カラー:グレー、ベージュ サイズ:M/L プライス¥14,700(税込)
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CANADIAN SWEATERカウチンベスト カラー:BLACKトナカイ,BROWNヘリテージ サイズ:36,38,40 プライス:BLACKトナカイ¥32,550(税込) BROWNヘリテージ¥33,600(税込)canadian.jpg

St,James (international各種)カラー:Nabyのみ サイズ:Sのみ プライス¥18,900~¥27,300(税込)
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guernsey カラー:navy, red, ベージュ サイズ:36,38,40 プライス:¥22,050(税込) 
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Days&daycraft カラー:MIX BLK,MIX YELLOW,MIX GRAY,MIX BRN サイズ:S/M/L プライス:¥14,490(税込)
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RalphLaurenRugby(各種) 
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HIGHLAND2000 ニットキャップ カラー:BLACK,CHARCOAL,GREEN,OLIVE,BEIGE,LT.GREY サイズ:フリー プライス:¥4,095(税込)
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