HOSU(ホス)・車・人物

 今日も東京中目黒のブランド、HOSU(ホス)のお話。前回の田口さんのブログを先に読んで下さいね(^^)。

 ホスのデザイナーS氏は、その昔2輪も4輪も乗り倒したと言う、根っからのモータースポーツ好きです。それはもう趣味の一つなんていう言い方は、謙そん以外の何ものでもありません。いじり倒してサーキットに通い、ゼロヨンまでさんざんやりまくったという、筋金入りの車乗りです。

 昨年の冬、大阪で行われたホスの展示会にて、春夏の新商品を田口さんと一緒に隅から順番に見ていました。担当のスタッフさんが商品について色々と説明していきます。すると、ところどころでデザイナーさんが、話の隙間に入ってきて、説明を付け足すんですね(^^) これはこういう考えでこの形にした、これはこんなものからヒントを得た、などなど。そんなS氏の発言の中に‥、

 「僕は昔から古い車が好きなんですよ。昭和の車。カローラとかスカイラインとか。それを改造しまくる。でも、昔の良さは残したい、プラス今見てもカッコイイと思えるルックスにしたい。またその車に乗る人間の服装まで、トータルでコーディネートしたい。だから服も、古いものと新しいものを上手にミックスしたいんです。 古い車もノーマルホイールだとダサいけど、ワタナベのRSを入れたらめっちゃカッコイイとか、グリルをメッシュに変えたら顔が引き締まるとか、ステッカーをフェンダー部分に‥‥」

 こんなマニアックな話に、僕以外はポカ~ンでした(笑)。実は、僕はその昔、ミッション車ばっかりいじって乗ってたんですね。走り屋に憧れてたクチです(^^;) シルビア(RS13)、インテグラ(DA6)、RX-7(FC3S)と乗り継ぎ、それらすべてどこかを壊して手放しています(笑)。

 それを知ったS氏、目が急に輝きました。一通り車の話をした後、今度は最近ハマっていると言う自転車の写真をはさんだスクラップブックを取り出し、僕に見せながら、「コレはコルナゴのフレーム、これは実はパナソニックだけどロゴを全部取り除いて壁に飾ってあって、そんでこれは‥‥」もう止まりません(笑)。なんというこだわり、なんという熱意、そしてそれを服に落とし込み形として実現してしまう根性!惚れてしまいました(^^;)

 そんな人間的魅力たっぷりの惚れる男、S氏が作った服だと思うと、またこちらの見る姿勢も変わってきます。情熱が伝わる服。次回、東京出張の際には、HOSUの直営店にも顔を出す予定です。またエピソードを皆さんにお伝えできればと考えています(^^)。

●このパンツは通常の5ポケットに加えて、車の運転時に物を取り出しやすい、太もも横部分にもポケットがあります。しかも巧妙に隠されている‥。
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●HOSU サーマルポケットロングスリーブ サイズ:38(着用)、40 ¥8.925- HOSU ストライプパンツ サイズ:36、38、40、42(着用) ¥16,800- クラークス デザートマリ カラー:ベージュ(着用)、ブラウン、ブラック サイズ:7~9,5インチ(9インチ着用) ¥22,050- 

●軽くて着やすいピーコート。部分的にレザーを使用。シルエットは違いますが、パンツの機能面は前回のブログの通り。動きやすく、後ろ部分に余裕のある作り。
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●HOSU ピーコート カラー:グレー(着用)、ブラック サイズ:38(着用) ¥40,950- HOSU ストライプパンツ サイズ:36、38、40、42(着用) ¥16,800- クラークス デザートマリ カラー:ベージュ(着用)、ブラウン、ブラック サイズ:7~9,5インチ(9インチ着用) ¥22,050- 

 HOSUの世界観を、ぜひ一度お店で感じて下さい。エピソードもまじえてお話させて頂きますよ(^^)

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