週刊ZABOU「T-Shirts まるわかりBOOK」

ZABOUでは今季も多数Tシャツをお届けしております。
取り扱うTシャツのオススメポイントの他、自分にはどんなTシャツが合っている?などのお問い合わせもチラホラ頂いております。
そこで本日はお取り扱いのTシャツを項目ごとにパラメータ化し、分かりやすく解説していきます。
是非ご覧くださいませ。

Champion(チャンピオン) T1011

全てが丁度良い!アメリカメイドの永遠のスタンダード

最早誰しもが一度は見たことがあるロゴTシャツ。
SAINT JAMES然り、LACOSTE然り。この手のロゴもののポケT部門がChampionだと思います。
正直様々なショップでも見かけるこのT1011ですが、そんな中取り扱うのは全てが基準を満たしているという点。

スタンダードで身幅を広く取ったゆとりのあるサイズ感ながら、着丈は短めなボックスシルエット。
様々なボトムスとの相性が良く、合わせに困りません。

首元は生地を挟みこんで縫製するバインダーネックなのでヤレず伸びにくいようになっています。

ポケットも縦長のデザイン。
少しアールの効いた形ですので、主張し過ぎないのもポイントの一つ。

袖口の小さめのロゴは雰囲気も良く、袖を一折しても良いし、そのままで着るのも勿論良い。

米綿を使用した丸胴ボディは身体に沿ったラインながら、触れてもドライタッチなので夏場も着やすい。
どう考えても欠点がないこちらは永遠のスタンダードとお声も頂いております。
インナーとして着る時にもストレスなく、かつヘビーウェイトな質感は感じられるので、やはり非常にバランスが取れたTシャツだと実感する。

Jackman(ジャックマン) Lead-Off T-Shirt

Jackman(ジャックマン) Lead-Off T-Shirt  ¥6,600-

これ以上ないシンプルな作りと、素材感が独特のニュースタンダード

今季新定番としてリリースしたLead Off T-SHIRTS。
アメリカンコットンを素材に使用し、独特の軽いタッチの肌触りは米綿らしからぬ柔らかさに姿を変えている。

身幅と着丈を修正を入れて、今の時代に沿った形作りは、定番ものだったとしても怠らない。
大き目サイズとなっているが、この生地感こそまさにワンサイズアップで着たときに綺麗に生地が落ちて、頗る見栄えが良くなります。

形は極々シンプルで、伸びやすいネック周りは補強を入れたポリエステル製と素材ごと変えている。

JM5328(Henleyneck T-Shirt)と同じく小さくスリットが入るのも静かな主張があり、好きなポイントの一つ。

Jackman(ジャックマン) Dotsume Pocket T-Shirt

Jackman(ジャックマン) Dotsume Pocket T-Shirt  ¥9,900-

ギネス級の分厚さ、実は夏も着やすい。

先程のアメリカンコットンのTシャツの約2倍糸を使用したDOTSUMEシリーズ。
極限まで度詰めして生地を作り上げる事によって、そのTシャツは自立するほど硬く、分厚く仕上がっている。

ギネス記録にも登録された極厚Tシャツは、真夏に着る際、肌に纏わり付かず快適に過ごせたこともあり、
実際に夏場の着用も強くお勧めする。

ネックも頑丈なリブ編みに仕上がっており、昨シーズン購入した私物は、未だ伸びる気配がない。

ポケットはマチ付きで、伸びにくい挟みリブの仕様はシンプルなポケットTシャツにひと花添えてくれる。

比べてみると、ガチガチに織ったDOTSUMEと、少し毛羽の残るアメリカンコットンの質感の差は一目瞭然。
どちらも魅力的な生地感であり、快適に夏を過ごせる。
ただ、DOTSUMEは生地の厚みがある点、この上に羽織るアウターはある程度ゆとりのあるものを。
アメリカンコットンは様々なアウターとの相性が良い。

BARNS OUTFITTERS(バーンズアウトフィッターズ) 吊り編み S/S POCKET TEE

コスパ抜群!日本製のアメカジTシャツ

和歌山県に大正時代から現存する「吊り編み機」で編まれたTシャツ。
糸に余計なテンションをかけず、空気を含ませながらゆっくりと編んでいく吊り編み機は1日に約12~13枚ほどしか生産できません。
その代わりに生地はふっくらと柔らかく洗濯を繰り返してもへこたれず、着用を繰り返すことで身体に馴染んできます。

昔からのアメカジファンの方には馴染み深いBARNS。今でもこういったスタンダードなアイテムを作り続けていることに頭が上がりません。

サイズ感はやや小ぶりなサイズ感。実感としては普段Sサイズが多い方だとMサイズがジャストといったところでしょうか。
上はコンパクト、下はルーズな90年代らしい着こなしにオススメ。

バインダーリブ、ポケット、丸胴とChampionのT1011と仕様は被るが、よりスタンダードで細身なサイズ感を楽しめる上質なTシャツだと言える。

SPINNER BAIT(スピナーベイト) ミニ裏毛半袖Tシャツ

SPINNER BAIT(スピナーベイト) ミニ裏毛半袖Tシャツ  ¥7,150-

柔らかな質感が、唯一無二。日焼けあとにも優しいミニ裏毛。

形はボックスシルエットのTシャツ。生地感はタオルと同じミニパイルを使用し、夏場でもストレスなく着られるTシャツです。

サイズ感はやや小さめ。
普段Sサイズの方でも、ワンサイズアップがオススメです。

着丈は前後差をつけたスリットデザイン。このため着丈が長く感じる方はまずいないだろう。

タオルにくるまれる感覚に陥り、中毒者続出のTシャツ。
これだけ糸が細いと夏場も活躍する事間違いなし。
海や山で、日焼けした肌を優しく包み込んでくれることでしょう。

Saint James(セントジェームス) ウエッソン半袖

Saint James(セントジェームス) ウエッソン半袖「ガシガシ」   ¥11,550-

フランス生まれのヘビーウェイトと言えば、エスプリ感じるウエッソン

長袖のバスクシャツ同様の生地感が好きな方にはこっち!
実は半袖になると、案外ヘビーウェイトだったんだと再確認できます。

長袖よりも若干身幅を広く取っている分、風が抜けて気持ち良い。
長袖は梅雨をを迎えると秋までシーズンオフですが、個人的には夏こそウエッソンの半袖をお勧めしたいです。

生地は厚手でも、首元の爽快感があり、見た目にも着心地も夏に良いですね。

少し長めの袖丈なんか、普通だけど普通に見せない。そんな良さがあります。

Saint James(セントジェームス) PIRIAC(ピリアック)半袖Tシャツ

ライトウェイトなピリアックも色んな面で楽しめます。

より薄手が好きな方はこっち。
上質な細番手のコットン糸を使用したピリアックは肌にとても優しいんですね。

生地感意外はウエッソンと一緒なので割愛しますが、ウエッソンより生地が薄手になるので、重ね着の際はピリアックに少し軍配が上がるのでしょうか?

N.O.UN(ナウン) MAC S/S

N.O.UN(ナウン) MAC S/S  ¥7,700-

服好きが魅了される、ナウン流バスクTシャツ。

「Steeve McQueenが着てそう」といったところから名付けられてこちら。
デザイナーの拘りが詰まったTシャツは、たかがTシャツ。されどTシャツ。
大人が着て欲しい、デザイナーズTシャツです。

サイズ感は身幅にゆとりを持たせたシルエット。
ですが、全体にワイドな印象はなく、あくまで大人がゆったり着られるといった内容となっております。

首元、ボートネック風デザイン。
肩にかけてネックの幅が短くなるため、天幅自体は締まっているためボートネック嫌いな方にもご指示を頂いております。

生地はアメリカンコットンの厚手な生地感。
Champion程度の厚みでしょうか。ドライタッチでタフに使えます。

袖はやや短めのデザイン。二の腕が綺麗に見えるよう計算され尽くしたデザインです。
デザイナーズブランドには珍しい、長年定番として作られる理由が伺える人気の高さです。



夏はこれから。日中は半袖一枚でも気持ちよく着られる季節となってきました。
夏本番には欲しい色やサイズが無くってご迷惑をお掛けするかもしれません。

ですので、今のうちに当店で取り扱うTシャツの特徴を、今一度ご確認ください。

もうTシャツ難民になる事はありませんよ!

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