
現在でもほとんどグレートヤーモスの自社工場で生産を続けられているYarmo(ヤーモ)の製品。
ガリスもそうですが、古い背景からなるヴィンテージを思わせる迫力ある見た目は物単体の雰囲気も素晴らしい。
ワクワクすると言いますか、自然と手が伸びる。
3つボタンのワークジャケットはヤーモの定番スタイル。バス運転手が着ていたドライバーズジャケット。
そういえば昔ツイード素材のやつを買ったな。どこいったんやろ。
堅苦しいイメージはなく、サイズもややゆったりとしていますのでカーディガン感覚で羽織ってもらえます。


素材はリネン。
春や夏に着用する薄手のシャツのイメージをお持ちの方も多いと思いますが、ヤーモのそれはしっかりと肉厚で、上でも書きましたがヴィンテージのワークウェアを思わせる雰囲気の良い素材感です。
例えば、ウェッソンの上に羽織ってもボリューム負けしません。
カラー名が“インディゴブラック”となっていますが、経糸にインディゴ染料、緯糸に白ではなく黒色染料で染めた糸を使用していますので、インディゴブラック。


ヤーモはイギリスのブランドですが、今回の生地は岡山で生産された生地を使用しています。わざわざ日本で作って、わざわざそれをイギリスまで送っているわけです。
私は物作りには疎いのでその道の方に聞くと、やはり日本の技術はそう真似できるものではなく、その中でもデニムやインディゴ染めに関してはやっぱり違うそうな。日本が誇る産業、何だか嬉しくなりますね。

同じく展開中のコートと合わせてご覧くださいませ。
詳しいディテールや着画はこちらより。
⇒「Yarmo(ヤーモ)」
それでは。