アメリカ・ニューメキシコ州のサンタフェから北へ1時間。タオスの山中にあるのがチマヨ村。その小さな町チマヨは織物を代表とする伝統工芸で有名な町です。80年代、ラルフ・ローレンがサンタフェ・コレクションを発表したことで有名になったそう。スペインの織物技術とネイティブ・インディアンの伝統文化が融合したこの町の歴史は300年に及び、コロニアル時代からの町並みや、アーティストの街としても特に有名で、古き良きアメリカを体現できる、有数の観光地でもあります。中でもチマヨ織りと呼ばれる織物は140年以上の歴史を持ち特にORTEGAはその中でも有名です。
チマヨ・ブランケットの歴史は、そのままオルテガ家の歴史と重なります。スペイン系開拓者集団の1人、ガブリエル=オルテガ氏は息子ミゲル=パブロ氏に、木機(きばた)による手織りの技術と知識を教え込みました。彼等やその子孫の多くは、現在もオルテガ社の為にブランケットを織り続けています。時代の移り変わりと共に、材料やデザイン・パターンは少しずつ変化してきました。しかし、親から子へ、子から孫へと受け継がれてきたチマヨ・ブランケットの技術と誇りは、入植当時と変わらず、オルテガ社の作品の中に、今日も脈々と生き続けています。
こうした伝統的なものって、なんやかんやゆうてもやっぱり惹かれてしまいます。モノを通していろいろなコトを感じ取れる服は、素敵だと思います。またそれを、今の価値観で着る(表現)するのはもっと楽しいことです。しかも一枚一枚、職人による手作業で作られているオルテガのベスト。同じ物は一点としてありません。ラベルに記載された「100%ALL WOOL HAND WOVEN」の文字こそ本物の証です。
<文章の一部はネット検索より抜粋致しました。>
ZABOU 3Fにて、9/8(土)~9/17(月)まで行われるortega’s vest(オルテガ ベスト)の受注会でこの歴史に触れてみて下さい。お待ちしております。