JAMES GROSE(ジェームスグロース)展開レザーについて

いよいよ土曜日からスタートの『JAMES GROSE(ジェームスグロース)オーダーフェア』

とっておきのレザージャケットを仕立てられるこの機会。
お届けは2025年の3月頃となっております。一生モノとなり得る洋服ですが、春に到着するそのジャケットの大事なレザー選びについてご紹介いたします。

お選び頂けるレザーは表革3種類、裏革1種類。
それぞれ展開カラーが異なりますので、その辺りもお含みおき下さい。

COW LEATHER(牛革)

●COWレザー
革厚1.2~1.4mm クローム鞣し・アニリン染め・顔料仕上
出産経験のある、生後2年経過したメス牛を加工した革の名称です。特徴としては、キメが細かい革質で、オス牛の呼び名であるステアハイドよりも薄くて柔らかく馴染みやすいです。

今回のフェアでお選びいただけますカウレザーは、固さはあまり感じられず、しっかりとした厚みはありながらも、頑丈でシボも感じられる絶妙な革質。
バイクでの転倒時に身を守るという意味でも、昔からプロユースのレザーとなっております。
経年変化はゆっくりですが、元々長くご愛用頂きたいレザージャケットですので、一つの物を長くご愛用したい方には是非ともお勧めしたい革になります。

また、カウレザーは今回、キャメルとブルーのカラーレザーもオーダー可能となっております。

SHEEP LEATHER(羊革)

●SHEEPレザー
革厚1.0~1.2mm クロム鞣し・アニリン染め・顔料仕上
生後一年以上の羊革をシープスキン(シープレザー)と呼びます。ラムに比べるとしっかりとした革質で、牛革のようなハードな印象を与えつつも滑らかな質感があります。

正にとろけるように滑らかな革質。程良く光沢感がありながらも、リラックスして着用していただくには、この革が非常にオススメです。
ウェイトも極力抑えられていますので、移動時の着脱もそれほど苦ではありません。

ブラックも良いですが、昨年より展開のブラウンもおすすめです。

ややライダースのハードな印象が薄れ、レザーブルゾンといった方が響きは近いでしょうか。
意外にボトムスは何にでも合うので、これはこれで非常にオススメです。

HORSE LEATHER(ホースレザー)

●HORSEレザー。所謂馬革です。
革厚1.0~1.2mm クロム鞣し・アニリン染め・ワックス仕上げ。
馬は羊や牛に比べると傷が多いため、近年では生産が減少しアイテム自体が少なくなっています。銀面の繊維が牛革に比べると粗く独特の風合いですが、なめらかで柔軟性に優れています。

油分を多く含んだレザーの為、着始めからしっとりと柔らかく、経年変化も比較的早いように思います。

よくホースレザーはパリッとした質感の物を想像しがちですが、革自体の伸びも良く、光沢も自然なため、大人が休日に着るに相応しいレザーだと感じます。

カウよりも柔らかく、シープよりも経年変化を楽しみたい、、、そんな方にオススメなレザーとなっております。

COW SUEDE LEATHER(カウ スウェードレザー)

カウスウェードは、牛ですが柔らかく軽さもあって、
表革のカウレザーとは別物です。
こちら詳しくは以前ご紹介のブログをご覧ください。

また、こちらのブログ以外でも、インスタグラム上にて毎日動画を配信しておりますので、そちらもご確認頂けますと幸いです。

この記事を書いた人

坂口

ZABOU大阪店のスタッフ坂口です。
皆様のご来店を店頭にてお待ちしております。