皆さんこんにちは。
渋谷店スタッフの大森です。
昨日は定休日を、一昨日はお店を早くに閉めて忘年会をしてきました。
1次会はご飯を食べ、2次会でボーリングに行ったわけですが、しっかり筋肉痛になりました笑
たった2ゲーム投げただけなんですけどね。
筋肉痛が一日後ではなく、二日後に来る感じ。運動不足ですね。
年末年始、忘年会や新年会など飲み会が増える時期ですが、体型管理だけはしかっりと。色濃いリゾルトが穿けなくなっては困りますから笑
もちろん体調管理も!買い替えはいつでも歓迎しております!
それはそうとて、もうしっかり冬ですね。
秋には生成りをおすすめ色としてご紹介いたしましたが、冬はブラウンをおすすめいたします。
ブラウンと言えばアースカラーの定番色ですが、温かみがあり、堅実で安心感のある色です。
赤のように気分を高揚させたり、黒のように気を引き締めたりするわけでもない丁度中間な色で休日に着るにはぴったりな色だと思います。
それではアウター類からご紹介していきます。
Esperto(エスペルト)スエードジャケット
アメリカ軍の夏季用ジャケットであるA-1をモデルに作ったジャケット。
使用しているレザーはゴートレザー。きめが細かく、着初めから柔らかく軽い。ムラ感が少ない上質なレザーを使用しています。
A-2とは違い、シュッとした見た目になるA-1ジャケット。
襟もリブ仕様なので更にコートを羽織ったとて、邪魔にならないのがこの時期に着るには好ましい点ですよね。
アウターやインナーは同系色や生成りグレーなどのはっきりし過ぎない色を使うのがおすすめです。
F.O.B FACTORY(エフオービー ファクトリー) FRENCH BASK COAT
公式色ではオリーブですが、個人的にはブラウンに見えるのでご紹介。
こちらのコート、なんと生地はモールスキン。
ガリスのような光沢感があり、ツルっとしたものでもFOBが展開している毛羽立ちのあるモールスキンでもなく、緯糸にコットンとリネンの混紡糸を打ち込み二重織で織ったモールスキンになります。
厚みも程々にあり、ふくらみのあるシルエットに仕上がっているのでRESOLUTEの710やPOPPERの軍パンでも綺麗にコーディネートに合わせていただけます。
春にも秋にも着れるコットンリネンの生地。長くご愛用頂けます。
COLD BREAKER(コールドブレーカー) NOCOLLAR VEST
大井さんがめちゃくちゃ愛用しているウール100%の暖か~いベスト。
1999年ポーランドにて創業したALWERO社のブランド。 羊毛製品に特化したファクトリーメーカーです。ポーランドと言えばレヴァンドフスキ。チェルシーに来てほしいです。
見た目・あたたかさ・着回しと三拍子揃った優秀なベスト。真冬は零下30度にもなるポーランドで作られた羊毛製品はとても暖かく、保温性に優れています。
特殊な方法により、ウールのチクチクとした肌触りを最小限に抑えるように制作しているので、肌あたりがふんわりとしています。
スウェットの上にもニットの上にもおすすめです。
TRUJILLO’S(トルフィリオス) Chimayo Vest Square Front
アメリカ買い付け品の伝統的なチマヨベスト。
トルフィリオスのチマヨベストは前後身頃の境目の脇部分に継ぎ目がないのが他のブランドには真似のできない特徴の一つ。歴史ある伝統文化と共に熟練した技術の高さもご堪能頂けます。
一生物というより一生着続けたい洋服の一つです。
素材にはチュロと呼ばれる特産の子羊の毛を仕様。今や絶滅を危惧されるこちらは、毛足が長く虫にも食われにくい、非常に良い素材です。
しっかりと目を詰めて織る事によって、着始めこそ硬さはありますが、徐々に柔らかく体に馴染んでいきます。
続きましてトップス編。
Jackman(ジャックマン) Wool Watch Shirt
選手がベンチで着用する1970年代のオーバーシャツをイメージしてデザインされた『ウォッチシャツ』
素材には、軽量且つ保温力のあるシェットランドウールを採用。
ゆったりとした設計で着脱しやすく、裾のゴムスピンドルでシルエットのアレンジもできます。
アウターとしての用途を考え、脇にはシームポケットを設けています。屋外での着用はもちろん、屋内や車内での防寒着としてもおすすめです。
半袖のハーフジップなのでパーカーを着たり、タートルネックを気たりでコーディネートをお楽しみくださいませ。
Harley of Scotland (ハーレーオブスコットランド)シェットランドセーター
ZABOUの冬の定番であるHarley of Scotland (ハーレーオブスコットランド)。
夏はラコステ。冬はハーレーでしょう。
今年は久しぶりにピーカンをご用意しております。
今日の出勤コーディネートです。
ハーレーは所謂、紡毛のセーターになるわけですが、紡毛のセーターの中でもウール独特のチクチク感が少ないので、そういうのが苦手で着てこなかった方にも手に取っていただきやすいブランドです。
軽い・暖かい・発色が綺麗なニット。洗濯も基本的に要らないので独り暮らしで洗濯物が増える冬にはありがたいアイテムです!笑
そしたらボトムスに。
CRANK PROJECTS(クランクプロジェクツ) ファットパンツ
コーデュロイだとよく見かけますが、ブラウンのボトムスって結構少ないと思うんです。もっとたくさん作っても良い気はするんですが。
そんな中でも僕自身が愛用しているのがクランクプロジェクツのファットパンツ。
フランス軍パンでも有名なM-47をモデルにカーゴポケットと裾のアジャスターを省略してシンプルなデザインに。
やや厚みのあるコットンサージ生地を使用しているのでオールシーズンで着用出来ますし、着用と洗濯を繰り返すことで柔らかくなっていく生地は本家そのもの。
シンプルなデザインなのでミリタリー感も少なく、ルーズなシルエットをお求めな方にもおすすめです。
最後は靴と小物です。
MOONCASTLE(ムーンキャッスル) CASHMERE SCARF・GLOVES
これも僕自身が日々愛用している小物です。
先日もグローブの方を購入しました。カシミアは軽くてハイゲージ並みの厚さでもしっかり暖かく、一日つけっぱでも痒くなったりもせず、もはや体の一部になっています。
そしてシルク100%のニットタイでもブラウンカラーをご用意しております。
やはりファクトリーブランドの良い所はハイパフォーマンス・低コストのところ。
ムーンキャッスルはデザインもシンプルで、長く愛用できる理由が詰まっています。
クリスマスも近いのでプレゼントにいかがでしょうか!
BLUNDSTONE(ブランドストーン) Classic Comfort Walnut
サイドゴアブーツが登場したのは19世紀頃。ヴィクトリア女王のために、脱ぎ履きをしやすいゴア(マチ)を採用したブーツは、貴族階級にこそ受け入れられたが、実際にここまで世間一般に浸透したのは、BLUNDSTONEが登場してから。
アウトソールの中には革新的なクッショニングシステム、「SPS(ショック・プロテクション・システム)」を搭載し、驚くほどのクッション性の良さを備えています。
さらに、取りはずしできるインソールは、XRDインソール搭載。踵部分に衝撃吸収剤ポロン(Poron)が埋めこまれていて、それはブーツを履いているという感覚では無く、まるでスニーカーを履いている様な、軽くて柔らかい履き心地に驚かされます。
スニーカー並みに歩きやすくて、手入れをしなくてもアジが出て、雨の日に履けて、くるぶしを覆ってくれるので暖かい靴です!
MOONSTAR(ムーンスター) SLOC BROWN(ブラウン)
国産のスニーカーブランドであるMOONSTAR。
国内でもごく僅かな工場でしか生産することの出来ないヴァルカナイズ製法(加硫製法)。
この製法から生み出される靴にはソールがしなやかで柔らかい、丈夫で壊れにくい、美しいシルエットが保てるといった良さがあります。そして何より熟練の手仕事でしか生み出せない、精巧で美しい“作りの良さ”が魅力です。
こちらはチャッカブーツの様な2アイレット。丈もだいたいくるぶしくらいのミドル丈。
キャンバス生地なので季節問わず履けますし、僕のここ好きポイントでもあるんですがブランドロゴの主張が強くないので少しカッチリとしたスタイルにもご愛用頂けるかと。靴下で遊ぶのもおすすめです。
AURORA SHOES(オーロラシューズ) Middle English
最後はニューヨーク郊外のオーロラ村で作られ、包み込むようなフォルムが特徴的な「オーロラシューズ」のご紹介です。
レザーサンダルのようなレザーシューズ。
オイルをたっぷり含んだアッパーは履きこむごとに足に馴染み、素晴らしいエイジングをお楽しみいただけます。
一枚革で一足一足を手作業にて作るので耐久性も高く、革自体の呼吸もしっかりとあるため、蒸れにくくて夏場の着用も苦になりません。暖かい時期は素足で、寒い時期にはベルトを緩めてウールのソックスを履いてお楽しみください。
ブラウンなんて日常で良く見る色で、馴染みがある色なので着てみると意外と合うなと思っていただけるはずです。
落ち着いている色なので、クリスマスもスマートにエスコートしてあげてください。
それではブラウンを使ったコーディネートのご相談なんかも店頭でじゃんじゃん聞いてください!
皆様のご来店お待ちしております。
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ここからは別途余談ですが、「おじさん臭い」という言葉がありますよね。
ネガティブな言葉に見えますが、実はポジティブな言葉なんじゃないかなと考えていまして。
お客様からもBARACUTA(バラクータ)が「昔はおじさん臭いアイテムだと思っていたけど、この年齢になると良いアイテムなんだということに気付いて」といったお話をよく聞くのですが、実はおじさん達はお金を持っていたから良い服を着ていただけなんじゃないかなと。
当時も今もBARACUTAは値段が高いアイテムで元祖スウィングトップとも呼ばれるアイテムなわけなので、今の30~50代の人たちが10~20代の頃に“おじさん達だけが着ていた服”という印象が付いてしまっているだけ説が僕の中であります。
そう思うと、おじさん臭い=良いモノを着ている。特にバラクータであったり、ジャミーソンズのフェアアイル柄であったり。
つまり何が言いたいのかと言うと良い服をかっこよく着て楽しみましょうってことです!筋肉痛の腕が悲鳴上げてるので無理やり締めます!
お付き合いいただきありがとうございました~!