生成り気分の秋

先日のお休みの日、下北沢に掘り出し物がないか探しに行ったところ、なんとジョンスメドレーのカーディガンが税込3,800円で販売していました・・・。

ジャストはSサイズですけど、状態良し・色良し・ワンサイズ上くらいなら妥協サイズというところで迷わず購入。いまや並行輸入の価格でさえも購入するか悩むくらいには値上がりをしてしまったジョンスメドレー。

ブルックス・ブラザーズのアメリカ製シャツもそうですが、下北沢にはこういう掘り出し物を見つけるのが楽しいんですよね。もちろん高円寺や祐天寺にはしっかりと隅々まで目利きしたお店が多く当たり前のように状態の良いものが置いてありますが、長時間かけて見つけられた時の快感が堪りません。

皆さんもお時間あるときはお店を一つ一つ回ってみては如何でしょうか？意外と欲しかったアイテムがお手頃価格で手に入るかもしれません。

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今年の僕は秋は生成りの気分です。

「秋らしいか」と訊かれると、そういう訳ではなくぶっちゃけて言うとオールシーズン着れるけど春も旬みたいな色。けどオリーブやブラウン、赤にも合うので迷ったらこの色を差し込んでいただくのをおすすめします。

ZABOUでは生成りのアイテムがいくつかございます。それぞれ紹介していきますね。

ARAN（アラン） DP-3 オフホワイト

ARANが作る5ポケットパンツは今期よりサテン生地を使用してリニューアルしました。これがまたいいオフホワイトです。
ホワイトパンツでは細すぎるか太すぎるかのどちらかが多いですが、こちらは丁度良い緩やかテーパードシルエット。
5ポケットというカジュアルなアイテムながら、ステッチが外から見えないよう縫製しているのでスラックスのような上品な仕上がりで、綺麗に着こなして頂けます。

５PパンツなのでアメカジスタイルでフィルソンのベストとGジャンを。オリーブとデニムはやはり相性が良いですね。

赤黒チェックを着るのであれば足元を茶靴にして色を合わせるのもおすすめです！

Stan Ray（スタンレイ） ペインターパンツ

続きまして、こちらもアメカジスタイル。

画家やペンキ屋さんがはくパンツという意味で、ペインターパンツの特長的なディティールの、スパナー・ポケットやハンマー・ループなど典型的なデザインは踏襲しています。素材はドリル生地を使用。糸が太いため非常に丈夫な素材で、今の季節にぴったりな生地。着用を繰り返すごとに柔らかく変化していきます。

ワークパンツとも言えるペインターパンツはやはり武骨で太さのあるボトムスなのでキャンバーのようなコテコテのパーカーにブランドストーンを履いたドアメカジスタイルがおすすめです。ブラックとの明暗をはっきりさせるのも◎

実は帽子とセントジェームスとメガネでネイビーを揃えていたりします。

Rinascente（リナシェンテ）CASHWOOL ヌマネック（12G）

ようやくハイゲージニットも入荷してきました。

今年もリナシェンテはカラー展開豊富にご用意していますよ！一度着たら沼に嵌まるネックの高さ。

そしてキャッシュウールを使用したカシミアのような肌触りの良さ。編みは継ぎ目のないホールガーメント製法ですので、着た時のつっぱりなども無く、ストレスの無い着心地です。

ぜひ一度も着たことがないというお客様には触るだけでもしていただきたい商品です。もちろん試着は“タダ”ですので遠慮せずご試着くださいませ。

今回はオリーブのパンツと合わせて。ジャケットは秋らしくカーキにしてみました。

狙い過ぎた感もありますが、意外と嵌まりました。リナストーマーなコーディネートはデザイナーさんもおすすめしております。

ぜひリナシェンテとバーンストーマーのどちらか片方しか持っていない方は、今年はリナストーマーなコーディネートをしてみませんか？

SPINNER BAIT（スピナーベイト）ミニ裏毛 ロングスリーブカットソー

スピナーベイトのミニ裏毛カットソーは『スウェット未満、Tシャツ以上のカットソー』

難しいことは考えず困ったらこれをラフに着る。個性的な格好に飽きた方におすすめしたい大人のカジュアルウェアです。

着心地の良さ含め、普通の何気ない日常が楽しくなる。そんなカットソーでございます。

ジャストサイズは40（Sサイズ）ですが、２サイズアップでゆったりシルエットで着ています。

日本人の体型を研究して完成されたサイズ感・シルエットなのでサイズアップをしても全体的なシルエットを損なうことも無く、コーディネートして頂きます。

オートミールは霜降りのようなカラーで生成り一色でないのもコーディネートに取り入れやすいポイントです！

Saint James（セントジェームス） ウエッソン

セントジェームスはZABOUの看板商品の一つで、世界的に有名なカットソーブランドの一つでもあります。

なにより10年以上着れるほどタフな生地を持つウエッソンは多くの人に愛用頂いております。

ネックの形がボートのような形だということから名付けられたボートネックはクルーネックやVネックとは変わった印象を与えてくれます。

水の中で脱ぐのにこのネックが簡単だからというのも一説にはあるそうですね。

コーディネートはベタにフレンチスタイルで。

フレンチモールスキンジャケットにフレンチ軍パンのM-47をベースに作られたファットパンツで。

言わずと知れた定番スタイルですが、個人的にもこれがセントジェームスを着るうえではしっくりきます。こういったソリッドカラーはインナーにシャツを着てセーターっぽく着る時にも使いやすく、真夏以外のシーズンで重宝しますよ！

FAR EAST MANUFACTURING（ファー イースト マニュファクチャリング） B.D.SHIRT

林師匠が新たに「FAR EAST MANUFACTURING（ファーイーストマニュファクチャリング）」

このシャツの多きな特徴の一つともいえる柔らかい襟と袖口。
通常硬い芯地が入っていることも多い襟と袖部分。しかしながら本製品のサンプルとなったヴィンテージシャツは芯地が無く、そのディティールを踏襲しています。

70年代のブルックスブラザーズのシャツを解体して作られたボタンダウンシャツ。

現在ではエクリュカラーのシャツはあまり見かけなくなりましたが、FEMではエクリュをブランドの定番カラーとして生産します。

前回のブログでも書きましたが、IVYスタイルと呼ばれるコーディネートはいくつかありますが、個人的に一番好きなのがジーンズにシャツを着たタイドアップスタイル。基本的に皆さんはFEMのシャツを第一ボタンを開けて着られることが多いと思います。

ただボタンダウンシャツなのでタイドアップスタイルももちろん似合います。ぜひ紺ブレと合わせてみてください！

BARNS OUTFITTERS（バーンズアウトフィッターズ） TSURIAMI CREW SWEAT/PARKA

ブランドの中でも長く定番として展開しているTSURIAMI PULL PARKAのご紹介です。
生地はスウェットの産地でも有名な和歌山県で、大正時代から現存する「吊り編み機」で編まれた生地を採用。糸に余計なテンションをかけず、空気を含ませながらゆっくりと編んでいくため、重たくなく優しく体を包み込んでくれます。

パーカーはグレーのスラックスを穿いて少し大人っぽく着てみました。

グレーのスラックスの場合、インナーもカットソーだと中途半端になるのでシャツを。キャンディーストライプやギンガムチェックがインナーにはおすすめです。

私物でも所有していますが、バーンズはサイズ感がやや小さめなのでサイズアップでご購入いただくのもよろしいかと存じます。

極細の僕がSサイズでしっかりジャストなので、一般的なスウェットのようなサイズで着るのであればMサイズになります。

スウェットにはジーンズでしょう！

というより、ブリティッシュカーキやオリーブ、グレーなんでもイケてしまうアイボリーカラーです。

こちらはMサイズを着用しています。身幅、袖周り共に程よくゆとりがありますが大きすぎもしない丁度良いサイズ感。

インナーにシャツを着てもダボつかないサイズ感なのでさまざまなコーディネイトをお楽しみいただけます。

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いかがでしたでしょうか？

今年の皆さまは何色を着る気分ですかね。もし、まだ決まっていない方は僕と一緒に生成りを楽しみませんか！

もはやスウェットも着れてしまうほど気温が下がってきました。

皆様もこの時期の体調管理には気をつけてくださいね。それではご来店お待ちしております！