週刊ZABOU「King of HEAVY WEIGHT /JACKMAN(ジャックマン)DOTSUME POCKET T-SHIRTS」

JACKMAN(ジャックマン)よりDOTSUME POCKET T-SHIRTSが届いております。
オフホワイトが再入荷。今季は他カラーも少なくなって参りましたので、改めてご紹介をさせて頂きます。

JACKMAN(ジャックマン)

Jackmanとはタナベメリヤスの創業者、田辺貢の魂を受け継いだ福井県発祥のファクトリーブランドです。
戦後、アメリカンベースボールに憧れ、脱サラし工場を設立。アイデアマンとして次々と新たな技術を生み出します。
見栄をはることで豊かな心を得たい、そんな思いが裏にはありました。
Jackmanはその創業時からの技術と精神を引き継ぎ、独自の視点での“あまのじゃく”なモノ作りにより
着る人に高度な満足感を提供します。

そんなJackman、あまのじゃくなモノ作りについては、ご存じの方は多いと思いますが、
定番的存在が圧倒的に少ない。着る人や僕たちみたいなお店スタッフも、次はどんな新作が出るのだろう、と毎回胸を膨らましますが、
数少ない定番品にして圧倒的人気を誇るのが、本日ご紹介の“DOTSUME POCKET T-SHIRTS”なのです。

DOTSUME POCKET T-SHIRTS

Jackman(ジャックマン) Dotsume Pocket T-Shirt  ¥9,900-

吊り編み機で極限まで度詰め(糸と糸との間隔を狭めた)にして編みたてたヘビーウェイトTシャツ。
その厚さおよそ11オンス。Tシャツでは考えられない厚みのある生地は、ちょっとやそっとじゃ破れず、へこたれない。
寧ろガンガン着て、洗い込んでいくとアジが出てくる。そんなDOTSUME POCKET T-SHIRTSは、その厚みからギネス世界記録にも認定される。

白でも透け感が全くない、ヘビーオンス

夏の白Tに求められる条件。
それは透けないということ。

JACKMANのTシャツは、ヘビーオンスで全く透けません。
それは汗をかいても、たとえ水に濡れても関係ありません。
透けないということはインナーも不要ということ。
着て天日干しして、乾いたらまた着るという繰り返し。
昨年の夏は気に入り過ぎて、クローゼットにしまう事が少なかったです。

今年の夏もそれは変わりそうにありません。

『厚い』は『暑くない』?実はあまり知られていない着心地の話。

これは昨年の夏の話。
梅雨明けの沖縄。気温は36℃を超える猛暑に、あえて持ち込んだこちらのDOTSUME ポケT。
これだけ厚みのあるTシャツだと、到底沖縄の猛暑では出番が少ないだろうと思い込んでおりましたが、実は致命的な誤算がありました。
4日間中、3日着用したこちらは、完全に予想を超える快適さ。

理由は糸の量にありました。

通常Tシャツ一枚に使用される糸の量を倍ほど増やし、度詰めにし一枚にしているDOTSUME Tは、言わば吸水性も倍。
そして固く強靭なボディは、生地自体が自立するほど。歩いていても、肌に触れることが圧倒的に少ないのです。おかげで汗染みが浮き出ることなく、2枚持って行ったTシャツは、3日目の晩にはもう一度洗濯し、最終日も着ておりました。

あまのじゃくなモノ作りは、カラー展開にもあり。

これだけ人気商品のDOTSUME Tですが、定番色は1色しかありません。
まずは定番の白を抑えておいても問題ないですが、気に入ったカラーが次のシーズンにラインナップされていることはほぼありません

また、綺麗な色目は実際着る事を考えると敬遠される方もいらっしゃいますが、自然と日本人にも馴染む色使い。
アメカジを連想させる色味でありながら、和を感じる優しい色使いに仕上がっており、気付けば1シーズンごとに1色~2色と増えているのです。

ボディだけではない、副資材への拘り

生地の頑丈さにのみ目を奪われがちですが、Tシャツで着になるのはネックの頑丈さ、ポケットの伸び具合。
伸びが生じそうな部分は、全て補強を加えております。
ポケットには頑丈なリブ仕様のマチを配しており、物を入れたとしても伸びてくるまでは相当の年数が必要となります。

詰まり過ぎず、広すぎない、ネックのリブも非常にタフな作り。
正直、全てが頑丈過ぎて、5年以上はまず着れるというのがメーカーの出した解答。
ここまで自信をもって言い切れるのも、日本メイドの丁寧さと頑丈さに誇りを持っているからこそです。

極上な素材と副資材を使いながらも、基本はベーシックに。

そんなDOTSUME Tですが、形は極めてシンプルにアメカジ好きなZABOUには馴染み深いポケTの形となっております。
着丈、袖丈、身幅のフィット感共にやり過ぎない大人のリラックスシルエット。細過ぎず、緩すぎない。その時代、時代に合った最適な定番の形になるよう、何度かサイズ感を変更しているモデルもありますが、こちらのポケTはデビュー以来一度も形を変えておりません。

それほどまでにリピートする方がいて、「変わってもらっては困る」そういったユーザーの思いを汲んでのことでしょうか。

五年後も同じ形で、その時の気分の色を選べる。
ベーシックなアイテムだからこそ、出来るだけ長く使いたい。そういった方にオススメのTシャツです。

細かい事は気にせず、出来るだけ着て欲しい。

これだけタフなTシャツは、世界に一つしかありません。ですので、細かい事は気にせず、ガンガン着て洗いましょう。
乾燥機に入れたって、サイズ感はほとんど変わりはありませんでした。むしろ生地を引き締める為に必要な工程にすら思います。

そんなDOTSUME POCKET Tシャツ。
今年は更に色数を増やしての展開。
正直昨年買ったこのバターが気に入り過ぎて、既にヘビロテしておりますが、
今季の新色や、ありそうでなかったネイビーも良いし、ベタに白も良いな~と悩んでいるうちに、マイサイズも残り僅か。

Jackman(ジャックマン) Dotsume Pocket T-Shirt Off White

まずは押さえておきたい白。
オフホワイトの優しい色合いは、リジッドジーンズと合わせるのが毎年夏の楽しみです。
白Tにジーンズという夏場のユニフォーム。ガンガン着られるこの組み合わせなら、またトライしても良いんじゃないでしょうか。

Jackman(ジャックマン) Dotsume Pocket T-Shirt Iceberg

グレーにオリーブが相性良いように、このIcebergは極限まで色味を削ったサックスのようなもの。
グレーに見立てて、好きな軍パンに合わせるのも良いですね。

Jackman(ジャックマン) Dotsume Pocket T-Shirt Turquoise Blue

ターコイズは今年の要注目カラー、案外着ると誰でもイケちゃう色味で、ガツンと焼いた肌に合わせるにも非常に良い色味です。

アイスブルーまで色落ちしたジーンズや、ホワイトジーンズもお勧めですが、ネイビーとの組み合わせも個人的にはGood。
夏場のアウトドアにも映える色ですので、ナイロンショーツと組み合わせてみてください。

Jackman(ジャックマン) Dotsume Pocket T-Shirt Coral

こちらも新色CORAL。サンゴという名前からして、気分の上がる一色です。
日焼けや退色していくとより一層着やすくなりそうなカラーで、カーキやベージュのジャケットに差し色で使いたい他、
ボトムスはチノがハマると思います。意外と何にでもイケちゃうお色目。
白Tに飽き飽きしている方に、是非手に取って頂きたい。

Jackman(ジャックマン) Dotsume Pocket T-Shirt Tetsukon

NAVYカラーも様々ですが、特に今年のTETSUKONという色は、青みが強くって探すと中々見つかりません。
加工や、お持ちのブルージーンズとの組み合わせがベタに良いですね。

Jackman(ジャックマン) Dotsume Pocket T-Shirt Old Rose

OLD ROSE。平たく言えばピンクですが、少しスモーキーな印象です。
可愛くなり過ぎず、逆に男臭い雰囲気のウッドランドカモなんかと組み合わせる対比も面白いかと思います。
こちら残りXLサイズのみとなります。サイズ合う方はお早めに。



とてもシンプルなポケTだからこそ、出来れば気に入ったものを見つけたい。
透けず、崩れず、ベーシックなJackmanのDotsume T。
色味も含めて、流石日本製。
色んな好きな部分はありますが、
やはりこのガッシリとした質感はここ以外考えられません。
是非、世界一のポケTをご体感ください。

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