こんばんは。東京店スタッフの岡安です。
年明け1発目に発売させていただいたBARNS OUTFITTERS(バーンズアウトフィッターズ)吊り編みスウェット。初めての展開でしたがおかげさまで大好評でしてサイズも欠けて参りました。国産スウェットの着心地の良さを共感いただけまして大変うれしく思います。
さて本日もバーンズより春の定番COZUNロンTシリーズをご紹介させていただきます。
COZUN LS GUSSET-T/COZUN LS HENLEY-T
スウェットでご紹介させていただきました「吊り編み」とは違う、COZUN(小寸編み)。
小寸編みとは...
大正時代から和歌山県に現存した「吊り編み機」を改良し、旧式の吊り編み機よりもやや早い速度で編み上げる「小寸編み機」を使用し編み立てた生地のこと。
吊り編み特有のふっくらとした柔らかさと、現代的なシンカー編みならでのハリを兼備した優れた生地感が特徴で、アメリカのガシッとした雰囲気と日本の吊り編みの着心地の良さがミックスしたスペシャルな素材です。
ですが現在日本で稼働している機械はほとんどございません。その理由は小寸編みの場合生地を編むのに1時間におよそ1メートルほどしか編み立てることができないためです。
春先出番の多くなるロングスリーブ。タフでガシガシ着用するならこの生地が良いと思い、こちらをセレクト致しました。
前置きが長くなりましたが肝心のシルエット、ディテールにまいります。。
まずはガゼットタイプ。シルエットは大きすぎないスタンダードなバランスで、一枚で着ても、アウターの重ね着にも重宝するサイズ感かと思います。
首元の前後には古いヴィンテージスウェットに見られるV字のガゼットが付きます。ロンTでは中々見ないディテールで一枚で着用した時も存在感がありクラシックな印象になります。
肩回りなどメインの部分の縫製はブランドお得意の米国ミシンによる4本針のフラットシーマ。縫製部分にストレスを感じにくいのはもちろんのこと、生地だけでなく細かい仕様に拘ることでアメリカの雰囲気をしっかりと表現しているところに魅力を感じますね。
1枚ではまだ肌寒いので春アウターとの重ね着でスタイリング。春の定番BDUのミリタリージャケットと組み合わせ。ガゼットがつくことでスウェットのようにも見えるバランスで首元へさりげないアクセントにもなります。
続いてヘンリーネック。
昔ながらのアメカジスタイルには欠かせない1枚で、ボタンはヴィンテージライクな猫目尿素ボタンを採用しするなど細部まで拘っております
アメカジらしくコーディネートはデニムのカバーオールで。一枚で着ても良いですが春先にはGジャンやネルシャツと合わせていただくのがカッコイイかと思います。
スウェット同様個人的おすすめはこのアイボリー。生成りベースで上に持ってくるアウターを選ばない汎用性の高さが◎
日本製のクオリティの高さをしっかりと感じていただけるカットソーかと思います。
是非ともお試しくださいませ。
本日WEBショップにも掲載致しましたのでよろしければご覧くださいませ。