紺ブレの着こなし~理想と現実のハザマ~H by FIGER ウール IVY 3釦ブレザー

2026.01.06
Blog

こんにちは!
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

ZABOU大阪店&WEBSHOPスタッフの杉本英之介(ふさのすけ)と申します!

年が明けてすぐに感じますがもう6日。
徐々に街並みの様子も普段通りになってきました。
今年年末年始休みが長かったようですが、充実したお休みになりましたでしょうか。

年末はマフラーや手袋など、小物類含め冬物をお求めの方が多かった印象でしたが、年が明けると早くも春を見据えたロングシーズン使えるアイテムも徐々に人気に。新年最初のお買い物はぜひZABOUをご利用ください。

今回紹介するH by FIGER(エイチバイフィガー) ウール IVY 3釦ブレザーは年明け一発目の買い物としてピッタリな一着になるかもしれません。

お子さんの卒業式や同窓会、記念日に行く気合の入ったレストラン。
節目節目のイベントやちょっと特別な一日に持っておきたい紺ブレ。

ウールのブレザーは秋口から春先にかけて活躍する、王道のド真ん中を行く一着です。

紺ブレの理想と現実

紺ブレの良いところを挙げるなら

「オンオフ兼用の万能さ」

  • 金ボタンがアクセントになり、ジャケパンスタイル(ビジネス)からデニムを合わせた休日スタイルまで1着で対応可能です。

「好感度」

  • ネイビーは「誠実」「知的」「信頼」といったポジティブな印象を与えやすいため、初対面の相手にも安心感を与えます。 

「コーディネートのしやすさ」

  • 合わせる色を選ばない: 白、黒、グレーといったモノトーンはもちろん、ベージュやカーキ、デニムなど、あらゆる色と相性が抜群です。

「時代に左右されない一生もの」

  • 紺ブレは流行に左右されにくい基本のデザイン。インターネットはもちろん、名著「TAKE IVY」などスタイリングの参考元も非常に多いです。

いつでも、どこでも、何と合わせても外さないのが紺ブレの魅力です。
これが紺ブレの『長所』であり『理想』
ただし、私の26年の人生で、「長所は短所に言い換えることができる」ということを学びました。このブログをお読みのみなさまも就活の際に嫌というほど実感しませんでしたか?

紺ブレに対して苦手意識があったり敬遠してしまう方は、列挙したこれらの長所すら短所に感じてしまうのでは。
(紺ブレに限らずファッションアイテム全般に共通する話ではありますが…)

「オンオフ兼用の万能さ」
→元々が海軍の制服や学校の制服として採用されていた背景もあり、カジュアルに使うにはカッチリしすぎたイメージが出る。

「好感度」
→合わせるアイテムによっては堅苦しい印象を与えてしまう。

「コーディネートのしやすさ」
→各々合わせ方を探すのが醍醐味だが、着こなし方が多すぎて難しい。

「時代に左右されない一生もの」
→日本では石原裕次郎が火付け役となり銀座に「みゆき族」が大発生した1960年代以降の第一次ブーム、渋カジから端を発した1990年代の第二次ブーム、アイビースタイルが流行した時期がありました。
しかしブームは過ぎ去った。

紺ブレは最近ブームの兆しが出つつあります。
しかし、若者からすれば「おじさんの服」。
ミドル世代にとっては「若いころ着てた昔の服」。
その中間の世代は「なじみのない昔の服」。
そんな位置付けで捉える方がいらっしゃるのも、目を背けてはいけない「現実」なのかもしれません。

今一度アイテムとしての魅力を再発見。

紺ブレに手が出ない…今回はその「現実」に寄り添った提案をさせていただきます。
私物の色落ち進行中RESOLTE 711と合わせてみました。

身長178cm体重78kg 靴のサイズ約27cm
●ジャケット H by FIGER(エイチバイフィガー) 着用サイズ:XL ¥53,900-
●シャツ H by FIGER(エイチバイフィガー) 着用サイズ:XL ¥14,300-
●デニム RESOLUTE(リゾルト) 着用サイズ:W34×L32 ¥30,800- 私物
●シューズ Regal Shoe&Co.(リーガルシューアンドカンパニー) 着用サイズ:26cm ¥50,600-
ベルト、ネクタイ私物

H by FIGERのウール紺ブレは60年代の第一次ブームを牽引した、往年のVAN JACKETに影響を受けた作り。非常にクラシカルなブレザーといえます。

「カジュアルに使うにはカッチリしすぎ」→そういったイメージを軽減するためにデニム、特にしっかり穿きこんで色落ちしたものと合わせたいです。これは90年代の渋カジに通じる考え方です。

「合わせるアイテムによっては堅苦しい印象を与えてしまう。」これに関しても大いに同感です。
その解決のためのキーワードが「抜け感」であり、「カジュアルダウン」です。

クラシカルな形ですので合わせるアイテムはTAKE IVYなどを参考にしたいです。
ネクタイは右下がりが”正解”ですが、柄や太さに縛られずに好きなものを合わせちゃいましょう。
できれば赤が好相性ではあります。

「着こなし方が多すぎて難しい」→迷ったらボタンダウンシャツとネクタイでシンプルに合わせればOKです。

紺ブレの近頃の流行りはダブルのゆったりしたボックスシルエット。カジュアルダウンもさらに大胆になり、パーカーなどインナーの選択肢が増え、パンツはカーゴパンツやスウェットまでも選択肢に入ってきます。

自由度がはるかに増した結果、かえってセンスやバランス感覚を問われる上級者向けアイテムになり、紺ブレのハードルを上げかねない状況になっているとも言えます。

H by FIGERのシングルブレザーはスッキリしている分、厚手のインナーを着込んだりカジュアルすぎるパンツに合わせるには不向きですが、逆に使いやすいアイテムであると言えます。

ボタンダウンシャツにアーガイルなど柄物のベストやセーターを合わせて、よりクラシカルなスタイルに仕上げるのもいいですね。

フックベント。

スッキリ着れる袖丈。

ボタンの意匠はデザイナーこだわりのオリジナル。

ペンポケットが付くあたり、やはりクラシカルな紺ブレですね。


紺ブレにはまずボタンダウンシャツですが、もし紺ブレの汎用性を楽しみたいのであれば、他のインナーとも合わせてみましょう。
「おじさん感」を軽減するためにもインナー選びは重要です。

身長178cm体重78kg 靴のサイズ約27cm
●ジャケット H by FIGER(エイチバイフィガー) 着用サイズ:XL ¥53,900-
●ニット MOONCASTLE(ムーンキャッスル) 着用サイズ:XL ¥13,200-
●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー) 着用サイズ:XL ¥23,100-
●シューズ Regal Shoe&Co.(リーガルシューアンドカンパニー) 着用サイズ:26cm ¥50,600-

紺ブレのオトモ、ベージュのチノパンと合わせています。ここにボタンダウンシャツとネクタイを合わせれば教科書通りのアイビースタイルです。

とにかく汎用性の高いブレザー。Saint Jamesのボーダーカットソーと合わせてフレンチトラッドに仕上げるのもいいですが、個人的にはブレザーの襟が肌に触れるのがあまり好きではなく、特にウール生地のジャケットは肌が触れるのに抵抗があります。

Rinascenteの沼ネックやタートルネックやモックネックのアイテムはインナーとしては最適です。


いかがだったでしょうか。
アイビー初心者を自認する杉本の視点で、紺ブレについて再度見つめなおすブログとなりました。

現代の流行りの型とは真逆だからこそ、このクラシカルな形は街中で新鮮に映ります。
この冬、あえてクラシカルなブレザーを選んでみては?

それではまた、次のブログでお会いしましょう。
杉本 英之介(ふさのすけ)でした。

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この記事を書いた人 杉本英之介