あたらしいニットが身体に合っている ようこそぼくの身体へニット
初谷むい / 『花は泡、そこにいたって会いたいよ』

こんにちは。スタッフ柴田です。
寒いね~
4月ってこんなんだったっけ?
ほんとなら桜が満開の公園でベンチに座って、暖かい陽射しに目を細めているはずなのに。
でも、春が来るたび人は忘れている。
春は希望と期待の季節であると同時に、不安に満ちた季節でもあるということを。
入学を迎えた学生は、知らない人だらけの教室で「友だちできるかな」って緊張している。
新しく社会人になれば、それまでとは違う世界のなかで「やっていけるだろうか」と、やっぱり気を張っているのだ。
遠く春雷が鳴る。
1913年、初演に暴動を巻き起こしたストラヴィンスキー×ニジンスキーの『春の祭典』を思い出す。
あのバレエ音楽は、桜の樹の下に埋まった死体たちが奏で、踊ったのかもしれなかった。
凍った地面を割って吹き出す、つやつやの芽。
新しい生命の誕生と変化は、いつも人をドキドキさせる。
桜が雨に打たれてる。
それでも、届いたニットに袖を通した瞬間に気づいた。
カーテンがふくらむ二次性徴みたい あ 願えば春は永遠なのか
初谷むい / 『花は泡、そこにいたって会いたいよ』
今度、久しぶりの友達に会う。
胸を高鳴らせながら、そのときはこのニットを着ていこう。

●ボトムス:RESOLUTE(リゾルト) サイズ:W30×L36 ¥30,800-
●シューズ:SANDERS(サンダース) サイズ:UK8 ¥64,900-
モデル 身長184cm 体重60kg 足のサイズ27.5cm

●ボトムス:UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール) サイズ:32 ¥19,800-
●シューズ:SANDERS(サンダース) サイズ:UK8 ¥64,900-
モデル 身長184cm 体重60kg 足のサイズ27