イルカがとぶイルカがおちる何も言ってないのに「ん?」と君が振り向く
(初谷むい)
はじめまして。スタッフ柴田です。
そう、インスタでやかましいポストを投じ続けているでお馴染みの人物です。
今回、遅ればせながら自己紹介のブログを書かせていただきます。
以下、プロフィールです。
名前:柴田辰吉(しばたたつきち)
生年月日:1993年8月27日(31歳)
身長/体重:184cm/60kg
出身:千葉県
好きなブランド:New Balance
趣味:読書、映画鑑賞、手紙を書くこと←NEW!
文章書くの好きなんですよ。好きなのかな? とにかく書いてると長くなっちゃう。
てことで今回も書いちゃうぞ! 最近心が動いたその感動を、今からライムに変えてやる! どうか聞いてほしい!
みなさんは神戸須磨シーワールドっていう最高にホットな水族館が、今年リニューアルオープンしたのはご存知だろうか?
いろんな海の、川の生き物が見られるぞ(あたりまえだ)。
いや、魚なんてどうだっていいんだ。もうどんな生き物がいたかなんてこれっぽっちも覚えちゃいない。なんでかって? オルカショーとイルカショー。この二つの見世物に、オレの関心は釘付けになってしまったからだ(シャチは英語でオルカっていうんだって。響きが素敵だね)。
パフォーマンスに大きな違いはない。やっぱりシャチの方が身体が大きいから、一つ一つのアクションに迫力があったかな。イルカは動きが俊敏でカッコよかった。
…演技を書く筆も乗ってないように思うかい? そう、こっからが本題なんだから。
彼らが技を決めるたびに、トレーナーが両手で顎のあたりを愛おしそうに撫でるんだ。
この動作にオレは完璧にブチのめされてしまった。
ありとあらゆるストーリーをそのたった一つの動作からオレは読み込んでしまった!
シャチとトレーナーとの心が通い合うその尊さ。それに至るまでの長く困難な道のり…種を超えたコミュニケーション? わらわせるな。そんな自明の事実に心を砕くほどオレはヒマじゃないんだ。
…そしてその蓄積された時間が劇空間を満たし、瞬時に雪崩を打って今度はオレの心に流れ込んでくる!
ああ、助けてくれ! 溺れてしまう!
あるいはこんなことも考えた…もしどちらか一方が死んでしまったら…一体どれだけの悲しみで…どれだけのありがとうを込めて抱きしめあうのだろう…と…こうして書いていたって目頭が熱い!
(オレは自分が気持ちよく泣けるためなら想像上でいくらでも殺してしまうし、必要とあらば世界だって平気で滅ぼすだろう。あまりにも自己チューで残忍な「皆殺しの天使」!)
ああ、助けてくれ! 溺れてしまう!
それはそれは…もう泣いた。前後不覚になった。宇宙に溢れるハーモニーに心身共にずぶ濡れで、繋いだ手から自我という自我は溶けて流れてしまって、もはや明確に知覚できる世界はと言えば、太陽を照り返すオルカの表皮のテカテカと、心地よい胸の痛みしかなかった。
「なんでオルカショーで泣くの?」って友達に笑われながら、ぐちゃぐちゃの顔のまま会場をあとにしたのだった(次のイルカショーもしっかり泣いた)。
おしまい。
…いかがでしたでしょうか。柴田という人となりが醸し出されるように書いたつもりです。
楽しんでもらえてるといいなあ!
というわけで、これからはブログでも発信させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!