こんばんは髙橋です。
本日のご紹介は竹下さんに続けてBUZZ RICKSON’S(バズリクソンズ)でございます。
しばらく欠品しておりました定番のシャンブレーシャツ、どっさりと入荷しましたよ。
BLUE CHAMBREY WORK SHIRT
毎回入荷のたびにあれよあれよという間に無くなってしまうこちらのシャンブレーシャツ。
ワークシャツで馴染みのある生地ですが、こちらはアメリカ海軍が50年代当時に採用していた形をベースに仕上げられた1着。
台襟付きのシャープな襟、ボタン付きのフロントパッチポケットにヴィンテージを踏襲した雰囲気抜群の尿素ボタン。
ワークシャツでよくみられる空環仕上げなど古き良きアメリカの匂いを残すディテール満載。
この辺の詳しいディテールは是非WEB SHOPをご覧ください。
中でもこだわってるなぁというポイントがあるので少しばかりご説明を。
ミリタリーと言えど厳しい環境下の中で使用するでしょうからワークシャツ同様、縫製にはタフさが求められるはず。
自分が知っている範囲だとワークシャツに決まって付いてくるのが「トリプルステッチ」
それに対してバズリクソンズのシャツはトリプルステッチではなくダブルステッチです。
あれ?何故なんでしょう?
気になって仕入れ先の担当者に聞いてみた所、これは当時の縫製技術をしっかりと再現しているからとの事。
50年代後期から60年代に差し掛かるとアメリカの高度経済成長に伴いミシンも発展を遂げ、ワークシャツなどでは3本針ミシン(トリプルステッチ)が主流になるのですが、40年代から50年代半ばにかけてはそのミシンが普及していなかったのと第二次世界大戦の物質統制により簡素化されたものづくりが命じられていた事によるものだそうです。
そこまでこだわったものづくり、、、流石です。
●色落ち
生地は当時の生地を再現する為に、糸のテンションを緩く織ったシャンブレー素材。
これにより洗濯の縮みが発生します。
縮みのみならず生地の表情がグンと良くなるのがシャンブレーシャツの良いところ。
約9か月、春夏秋冬と季節問わず着用した私物はくったりと良い表情になりました。
●サイズ感(XLサイズ着用)
私(170cm/68kg/肩幅広め)が私物で愛用しているのはXLサイズ。
新品時は袖があまり、着丈もお尻が収まるくらいの大きさでしたが、今ではちょいゆるなサイズ感です。
Lサイズでも恐らく着用は出来たかもしれません。でもこの手のシャツは個人的に羽織りとして使いたかったので個人的には大満足です。
●縮み(ガス乾燥数回使用)
先程ご説明した通り、甘織りのシャンブレー生地なのでお洗濯により縮みが発生します。
私の場合、コインランドリーのガス乾燥機を数回使用したのでおおよそワンサイズくらい縮みが発生しています。
それぞれどのくらい縮みが出ているのでしょうか。
※通常のお洗濯、天日干しの場合ですWEBショップに記載の数値程度の縮みになります。
●肩幅(約2cm程度)
●身幅(約2cm程度)
●袖丈(約2cm程度)
●着丈(約4cm程度)
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1枚着として活躍しるのはまだ先ですが、今の時期にはインナーとして重宝してくれる1着。
季節問わずお楽しみいただけますよ。