革靴だけじゃなくて、洋服にもブラシを。

こんにちは。
東京店スタッフの小坂です。

お陰様で2024年も無事に切り抜けることができました。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

僕がZABOUに勤め始めてそろそろ3年が経とうとしています(あっという間でした)。
ワードローブも充実してきました。

節操無しに買い足すよりも、手持ちの洋服を手入れしながら大事に着ていきたいと思うようになったのはごく自然なことかもしれません。

さしあたり、ウール製品の手入れをしてあげたくなりました。
AWシーズンも暮れにさしかかりましたから、頑張ってくれたウール製品らを労ってやりたいのです。

そんな時に重宝するのがコチラ。

画像をタップしていただきますとWEB SHOPのページをご覧いただけます。

SANOHATAの洋服ブラシです。
革靴にブラシをあててあげた方が望ましいように、洋服にもブラシをあててあげると見映えも寿命もグッと変わります。

そも、何故ブラシをあてるのか。

1:汚れ(ホコリ・チリ)を払い落とす
日常的に表面に付着するホコリやチリを払い落とします。

2:繊維の目を正しい流れに変える
繊維同士が絡まりはじめた状態を制し、正しい流れに整えます。

3:繊維に空気を通す
繊維が空気を含み、ふっくらとした状態を保ちます。

おおよそ、この3点のためにブラシをあてます。
これらに気を遣うと、本当に見え方が変わります。

我々のご提案させていただく洋服の中には「一生モノ」と呼ばれるものもありますが、結局は手入れ次第だったりします。
本当の一生モノにしてやるためには手入れが欠かせませんし、手入れの質についても考えてみる必要があります。

せっかくなら最上級のブラシで一生モノたちを可愛がってあげてください。

ここらで最上級ポイントについて解説を。

馬毛の中でもとりわけ柔らく毛足の長い尾毛を使用しています。

デリケートな素材は硬いブラシをあててしまうと却って質感を損ないます。
サノハタはカシミヤのような素材にも使えるオールマイティな1本というわけです。

また、天然素材なので静電気が生じにくく、払った埃が再び吸着しないようになっています。
化繊のブラシには出来ない芸当です。

ブナ材の木目が活きるオイルステイン仕上げが目を引きます。
手首のスナップを利かせやすい絶妙な柄の形も秀逸です(店頭でお試しください)。

箔押しのロゴも所有欲をくすぐりますね。
この辺りは実用性には関わりませんが、ふとした閑居に「あのブラシを使いたい」と思わせてくれる魔力があります。

使い方についてはこんな具合に。

まず毛流れと反対方向にブラシをしてみてください。
毛を起こすようなイメージです。

次に、毛流れに沿ってブラッシング。
これでほこりやチリを落とせます。

最後に、全体を毛流れに沿ってブラッシングをし整えます。
絡まった繊維をほぐすことで毛玉をおさえ、衣類の空気の通りがよくなります。

効果の次第はご覧の通りに。
格段に見映えが良くなります。

最後に、ブランドのフィロソフィを引用させていただきましょう。

靴用ブラシは靴磨きの命と言っても過言ではありません。
日本には松竹梅・甲乙兵・上中下など物の等級を表す言葉が多々ありますが、ブラシの世界にも最上質な「松」、「甲」、「上」が存在します。

「紗乃織刷子」は細部にまで強いこだわりを持ったジャパンクオリティの最上ランクのブラシと自負しています。
紗乃織ブランドは「日本製」と「高いクオリティ」を持つツールです。

革靴だけじゃなくて、洋服にもブラシを。

それでは店頭でお待ちしております。
ありがとうございました。

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小坂

東京店スタッフの小坂です。
168cm 54kg、体型の近い方はサイズ感についてのお問い合わせもぜひ。
店頭でお待ちしております!