2024年、最後のZABOU通信。
今年度より“ZABOU通信”と称して、モノ・コトを通じて、さまざまなスタイルをご紹介してまいりました。
キッカケは小学生のとき廊下や後ろの黒板のところに〇〇通信、といった紙が貼ってあったのを思い出しましてね。
そんな感じで皆さまに知ってもらいたい、見てもらいたい内容をお届けさせてしております。
来年度も引き続きちょっとした楽しみとしてご覧いただけましたら幸いです。
はい、本日は2025年一発目のイベントとなります『LIFiLL(リフィル)販売会 ~手にした瞬間に伝わる感動Vol.2~』に向けて予習的な内容をお届けさせていただきます。
改めてLIFiLL(リフィル)というブランドについて。
大阪の繊維専門商社が手掛けるオリジナルブランド。
ですがメインはブランド運営ではなく、自社でさまざまな生地開発やサステナブル素材・機能性素材なども幅広く生産しております。
ブランドの発足も最近でして、まだまだ世に知れ渡っていないブランドかと存じます。
偶然にも合同展示会でブランドの存在を知り、僕が探し求めていたモノと上手く繋がりましてね。
今年の夏に販売会イベントを開催し、皆さまにご提案させていただきました。
その時のBLOGです。⇒『LIFiLL(リフィル)販売会 ~手にした瞬間に伝わる感動~』の前に知ってもらいたいこと。
で、今回はスウェットです。
今までうちで扱ってきたアメリカブランドのCamber(キャンバー)やChampion(チャンピオン)のようなヘビーオンスでガシッとタフなスウェットではなく、かといって日本のアメカジブランドBARNS OUTFITTERS(バーンズアウトフィッターズ)の和歌山県の吊り編み機で作るスウェットとも異なる、新しいスウェットです。
特徴はやはり生地・素材にあり。
スウェット生地というと目の詰まったコシのあるものから、薄く柔らかいものまでありますが、LIFiLLのは程よく肉厚で、体の動きに沿う柔らかさを備えたもの。
35番手の双糸で表は天竺編み、裏糸をループ状に編み込み、少し浮かせたタオル地のような生地に仕上げています。裏毛のループ部分にボリュームを出すことで空気を含み、ふっくら軽やか。スーピマコットンのカシミヤのようななめらかさにより、生地にほんのりした光沢感ととろみを与えてくれています。スウェットではなかなか見られることのない、上質でクリーンな生地感を楽しんでもらえるはずです。
門外不出、独自製法の生地でございます。
クリアな表面でしなやかさとしっとりとした風合いが魅力の「COTTONY® URAKE」
形やディティールについても触れておきましょう。
古き良きオーセンティックなスウェットです。
強いて言うなら首元にVガゼットがございます。(正面のみで後ろにはございません)
やり過ぎない感じ、だけども服好きのポイントはしっかり抑えている。
袖と裾のリブはテンションがしっかり効いています。(リブがキュッと締まっている)
ここは好みもありますが、リブが効いていることで丸っこいシルエットとなり、オールドスタイルのような雰囲気に。
そして生地のおかげでドレープがあり、袖のたわみがエエ表情となり、サイズアップしても野暮に見えずサマになります。
生地・素材がセールスポイントで入り口はそこからになるのですが、着てみると形をも気に入っていただけることかと。
スウェットなのに綺麗で上品。スウェットだから気兼ねなく。
ブランドが掲げる“何気ない日常を特別なものにしてくれる”の通り、僕らの生活も今よりきっと豊かになるはず。
2025年、年明け一発目のイベントもどうぞよろしくお願いいたします。
『LIFiLL(リフィル)販売会 ~手にした瞬間に伝わる感動Vol.2~』
開催期間:2025年1月2日(木)~1月26日(日)
全店舗同時開催(WEB SHOP含む、WEBでは24時間いつでもご利用いただけます)