こんにちは。
東京店スタッフの小坂です。

『シューケア実演販売会 2024』
期間:12/21(土)~12/22(日)
店舗:大阪店のみ
今週末は大阪店で『シューケア実演販売会 2024』が開催されるらしいです。
プロに靴を磨いていただきながら、皆様の靴磨きに関するお悩みを解消できる素敵なアイテムをご紹介いただけちゃう素敵なイベントです。
そんな楽しそうなイベントを小坂抜きで?
ズルいです。
僕も仲間に入れてください。

という訳で、12/21(土),22(日)は小坂も大阪店頭に立たせていただきます。
関西圏にお住まいの方はぜひご来店ください。
一緒にプロの手ほどきを受けてみましょう。
そんな運びから、今回はシューケア用品についてご紹介させていただきます。
イベント前の予習として、どうぞお付き合いください。

馬毛ブラシです。
シューケア用品の基本のキと言っても差し支えないのではないでしょうか。
シューケア用品を一つしか持てない呪いを受けたなら、三日三晩考えぬいた末に馬毛ブラシを選ぶと思います。
革の油分を吸い上げてしまう塵や埃を払うためのブラシです。
革を乾燥から守るために、そうでなくとも、その他のケアでも塵や埃が邪魔となってしまうのでお手入れの土台として外せないアイテムです。

コダワリ派の皆様はサノハタの馬毛ブラシにしましょう。
国内の熟練した職人が1本ずつ丁寧に制作しています。
こればかりは使ったことのある方にしかご理解いただけないことと思いますが、普通のブラシとは磨き応えが違います。
馬毛の質からして段違いです。
シューケアが楽しくなること請け合いです。

馬毛ブラシで塵を払ったら、本格的に汚れを落としてあげましょう。
こちらのステインリムーバーは水性なので、革への負担が少ないです。

ステインリムーバーを塗付する時は、こちらのリムーバークロスを使いましょう。
着古したTシャツとかでも大丈夫ですが、こっちの方が気分が上がります。

いよいよ靴磨きらしい工程に入ります。
革にクリームを入れてあげましょう。
革に油分と水分を補給してあげることで、クラック(ひび割れ)を防止します。
クリームナチュラーレは有機溶剤を含有していないので、自然な仕上がりをお楽しみいただけます。
水っぽいわけではないのに伸びやかなテクスチャで、非常に使いやすいクリームです。

乾燥している革にはより多く水分を含有したデリケートクリームを。
しばらくしまっていた革靴なんかには効果テキメンです。
油分はほとんど含んでいないので、財布やベルトのお手入れもオススメです。

いよいよ豚毛ブラシでのブラッシングです。
表面に塗付したクリームを内部に押し込みつつ、余計なクリームをこそぎとるようなイメージです。
この工程から革が光り始めます。
靴磨きの花形です。

こちらでもサノハタをご用意しております。
豚毛ブラシはクリームを塗付した後にかけるので、クリームを吸います。
要は「育つブラシ」です。
せっかく育てるなら良いブラシがオススメです。

グローブクロスで空拭きをして仕上げましょう。
余計なクリームを拭き取ってパンツの裾が汚れるのを防ぎます。
サボるとチノパンの裾が真っ黒になります(前科5犯)。

グローブクロスも育てたい方はこちらです。
上質な山羊のスエードで作られていますから丈夫ですし、何より所有欲をくすぐります。

駄目押しもいっときましょう。
防水スプレーを吹きつけておけば怖いものなしです。
何にでも使えるスプレーなので、僕はスニーカーやバッグ、傘なんかにも使います。
汎用性はピカイチです。

スエード、ヌバックのケアもバッチリです。
ツイストワイヤーブラシは、スエード、ヌバック用馬毛ブラシのような役割を果たします。
乱れた毛足を整えつつ、塵や埃をかきだしてあげましょう。

こちらはスエード、ヌバック用の汚れ落としです。
スプレータイプなのでステインリムーバーより楽チンです。
吹きつけた後は浮いた汚れを布で拭き取ってあげるだけです。

こちらはスエード、ヌバック用のクリームのようなものです。
革に栄養を与えつつ、撥水効果ももたせてくれるので、これさえあれば大概のことはなんとかなるかもしれません。
やっぱりスプレータイプです。
スエードは案外お手入れが楽だったりします。

最後に僕がサムネイルで僕が掲げているこちらのブラシを。
靴用ではなく、洋服用のブラシです。
信頼と実績のサノハタ製で、カシミヤからヘビーなウールメルトンまで、何でもござれの一本です。
中々お洗濯することのない素材だからこそ、ブラシをあててあげるだけで見映えがグッと良くなります。

詳しくはこちらのブログをどうぞ。
ご紹介はこんなところで。
イベント当日はプロの方が僕のご説明なんかよりも余程的確に、実演しながらご説明くださいます。
お楽しみください。
僕もめっちゃ楽しみにしております。
それはそれとして、大阪の皆様に横浜の風を届けにまいります。
皆様のお目にかかれますことを楽しみにしております。
それでは、大阪店頭でお待ちしております。
ありがとうございました。