ザボウの定番ジーンズ『RESOLUTE(リゾルト)』。逆にこのブランドからZABOUというお店を知って頂いた方も多いかと存じます。
そんなRESOLUTE。まず、どこが他のジーンズブランドと違うのかを解説していきます。
ジーパンだけを追求したブランド
国産デニム業界で20年以上デザイナーを務め、その黎明期からデニムファンに支持されてきた林 芳亨(はやし よしゆき)が新たに立ち上げたブランドが『RESOLUTE(リゾルト)』です。そんなRESOLUTEがブランド設立時に決めたルールがあります。それはジーパン以外作らない。ことです。
RESOLUTEはデニムパンツ、所謂ジーパンのみで構成されたブランド。
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それはデザイナーである林氏のスタイルにも関係します。所謂アメカジのみで構成されたスタイルでなく、革靴や仕立ての良いジャケットと合わせることの出来る、大人が穿けるオールマイティなファッションアイテムを生産します。
ブランド設立時から生産する710、711、712、713。2023年に十年以上ぶりにニューモデルとして誕生した、714を含む5品番のみの展開となっております。
「ジーパン以外作らない。」その拘りは変わることなく、逆に言えばスタンダードなものだからこそ、様々な好み、体型の方に御支持頂いて今日に至ります。
デザイナー林氏について
1956年生まれ、デニム・デザイナー。
HP より引用
少年期に抱いたリーバイスへの憧れから自らデニム作りに携わる。1988年、「Denime/ドゥニーム」設立にあたり、デザイナーとして参加、デニムにかける愛情と深いこだわりで、日本における空前のレプリカジーンズ・ブームを牽引する存在となる。Denime退社後、もう一度原点に立ち返る意味で2010年5月にRESOLUTEをスタートさせる。「自分のデニムは洋服ではなく、いわば道具。何年たっても手に入る、理想のスタンダードを創りたい」がモットー。デニム作りを始めてから欠かすことのない週に一度の工場通いは、職人と直接対話することがクォリティをより高める最善の方法であると考えていることから。ユーモア溢れる言動や気さくな人柄に惹かれるファンは多い。大阪在住
ジーンズへのこだわり
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ジーパンを作り始めて30年以上。デザイナー林にとっては、ずっとLevi’s 501が憧れだった。DENIMEのデザイナーとして成功し、1990年代には一世を風靡したが、穿きたいジーパンは1970年代のLevi’s 501の66 モデルだった。あの頃のLevi’sのようなジーパンが作りたい。RESOLUTEのスタートはその想いからだったと言ってもいいだろう。裾を切らないで穿けるように、ウェストとレングスのサイズが豊富にあって、何年経っても変わることのないスタンダードなジーパンが林の理想だった。
HP より引用
ヴィンテージジーンズ・ブーム全盛期は、ヴィンテージをそのまま穿くことが格好良いとされていた。しかし、現代ファッションに不可欠な要素は、シルエットだと林は考える。
Levi’sを穿いたアメリカ人は格好良いが、日本人が穿いても同じようには見えない。日本人が穿いてもアメリカ人が穿いているように見えるには、日本人の体型に合ったジーパンを作る以外にない。そう思った林は、何度も何度もパターンを起こして、日本人の体型に合うシルエットを完成させた。代表的モデルの710は、いまや87サイズにも及ぶ。ここまでサイズを揃えたジーパンは、現在では世界中で唯一と言えるかもしれない。
RESOLUTE FAIR
そんなRESOLUTEですが、年に一度のイベントとして RESOLUTE FAIRなるものを開催しております。
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通常よりも豊富なサイズ展開
展開が限られる品番やサイズなどを含む全型、全サイズが一挙に揃うイベントでございます。
例えば、同じモデルでもウエストサイズと、レングス(長さ)サイズを選べるリゾルト。
ご自身の好みや、体型に応じたサイズ選びが出来るのがポイントの一つ。正に初めてリゾルトを購入されるのにも、また新たに新調されるにもオススメなイベントなのです。折角ならできるだけ多くのサイズから選びたいですものね。
エイジングサンプルの展示・試着
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RESOLUTEのジーンズは、新品よりも穿いて馴染んで、色落ちした様がカッコ良いです。
また、着用を繰り返す毎に、僅かに伸びが生じてきますので、穿き始めは少しタイトに選ばれるのもOK。しかしどれだけ伸びるかなんて、半信半疑なこともありますよね。こちらは実際に着用して伸びた、正真正銘のエイジングサンプルです。
ですので、サイズの参考にもなりますし、中々店頭で実際に色落ちなんか見られる機会なんてございませんので、見るだけでも価値ありです。
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デザイナーによるフィッティングイベント
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それでもサイズ選びに不安が残る方もいらっしゃるかと存じます。
RESOLUTE FAIRでは初日28日(土)と二日目29日(日)の二日間、デザイナー林氏によるフィッティングデーを設けております。
30年以上デニムを研究し尽くし、今尚現役で活躍するデザイナーによるフィッティング。2024年、国内ではZABOUが初のフィッティングイベントとなります。
その他コーディネートに関すること、日頃のケアに関する質問なども、この機会にご相談されるのも如何でしょうか?
品番紹介
ここではRESOLUTEのジーンズ、全5品番の紹介を行います。
RESOLUTE 710
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ブランドを代表するフラッグシップモデルの710。
細身のストレートで、Levi’sの501の70年代のモデル、通称66モデルをベースとしている。
作業着からファッションアイテムへと昇華していった頃のジーンズがベースとなるため、それ以前よりも細身でカジュアルは勿論、大人が革靴やジャケットなどとのアイテムと合わせるのにも最適なシルエット。
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RESOLUTEのスタンダードモデルであるテーパードストレート。日本人の体型にフィットするべく考え抜かれたシルエットは、穿き手の脚を長く、きれいに見せる。 どんな体形でもなるべく丈を切らずに穿けるよう、ウェストに対して最大8サイズのレングスが用意されており、その数は87サイズにも及ぶ。
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旧式の染色方法、織り機を使用したワンウォッシュの13.75オンスデニム。
ザラつき、毛羽立ちが特徴でヴィンテージデニムさながらの色落ちが楽しめます。
また、表面はザラつきがりつつ、裏側はできるだけフラットにしている為、履き心地の良さにも定評のあるジーンズ。
RESOLUTE711
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1950年代のワークウェアだったころのモデルがベースとなっている711。股上はやや浅めで、全体にゆったりとした印象。
所謂XX TYPEですが、野暮ったさは感じられず、定番のアメカジスタイルも、綺麗な印象で演出できる。
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定番モデルである710に比べて、ワタリ(太腿周り)を広く取り、裾にかけての絞りを抑えたストレートモデルの711は、
日本人の体型に合わせ、その中でもお尻周りを小さく取ったBOYSモデルを参考に、太めながら綺麗なシルエットを楽しめるようになっている。
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生地はややライトオンスの13.5オンス。
一年を通して穿きやすく、毛羽も立つヴィンテージライクな見た目を楽しめる。
RESOLUTE 712
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RESOLUTEの中では唯一501をベースとしておらず、ジッパーフライモデルの505がベースとなっている。
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股上がやや浅めで、膝から下がテーパードされている「712」。
ワタリ幅は710に比べると、ややゆとりを持たせているので、スポーツ体型の方にも御支持を頂いております。
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全モデルの中で、唯一サンフォライズ加工を施されているので、毛羽が立たずにより綺麗な印象に。
ジャケットスタイルにもおすすめのこちらのモデルは、綺麗なシルエットも相まって、より大人な印象を受ける。
RESOLUTE 713
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よりRESOLUTE710のローライズモデル。
キレイなカタチはそのまま、股上が浅くなるので、お腹周りが気になる方も綺麗なシルエットをご体感頂けます。
New!! RESOLUTE 714
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ブランド発足当時から10年以上経ち、2023年に登場したニューモデル714。
これまでのどのモデルよりも股上が深く、ゆったりとしたモデルながら、クラシックになり過ぎない、綺麗に穿けるバランスに仕上がった。
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1940年代、戦争による物資統制が行われていた時代、大企業でるLevi’sも例外ではなかった。
そんな簡略化したディテールが反響を呼び、ヴィンテージでもかなりの人気を誇る。
とは言え、RESOLUTEにかかればそんな大戦モデルも、美しいパターンのまま現代に蘇る。
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生地は711と同じくライトオンスな13.5オンス。
ワタリはありつつも、裾にかけて微弱ながらテーパードが入る事により、綺麗でかつ夏場も苦にならない厚さが魅力だ。
また、レングスも30、32、34、36と4種類からお選び頂けて、迷えるポイントが増える。
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如何でしたか?
RESOLUTEの魅力はこれだけに留まらず。RESOLUTEのジーンズは、物だけでも日本、いや世界最高峰ですが、
その一番の魅力は、日本人が日本人の為に作ったデニムというところです。
なので、普通に穿くだけで、カッコ良く育っていきます。
明日からも数回に分けて、RESOLUTEの魅力に迫っていきます。
まずは昨年のRESOLUTE 工場見学の様子を明日再アップします。宜しければご覧ください。
それでは本日はこの辺で。ご覧頂きありがとうございました。