
近年トレンドとしても度々取り上げられるプリーツ(タック)入りパンツ。
ではそもそも何故、プリーツがあるのか。
また、メリットなども含めてご紹介していきます。
そもそもプリーツ(タック)って何?

パンツのフロント。ウエストから太腿にかけて入るヒダの事を指します。
このタックが入る事によって、可動域が広がる分楽に穿いていただけるのです。
そもそもスーツなどのスラックスに入ることが多い事から、一目でドレスライクな印象を受けますが、実用性からくるディテールなので、カジュアルに取り入れるのもOK!
我らがBARNSTORMERから始めてリリースされた1002P (2タックチノ)を始め、様々なパンツにこちらのタックが入ります。
インタック、アウトタック

前述のプリーツと呼ばれるヒダが外側に向かって畳まれている仕様がアウトプリーツ(タック)。
主にイタリアブランドに多い仕様で、ドレスウェアには圧倒的にこのアウトプリーツが多い。

対して内側にプリーツが入るのがインプリーツ。フランスやイギリスのウェアには多い仕様ですが、BARNSTORMERが掲げるアメトラも、イギリスからの流れを汲むのでインプリーツ。諸説ありますが、よりクラシックな印象を受ける。
タック入りパンツを選ぶ際の注意点
まず、見えて頂きたいのが穿いた時のタックの見え方。
ウエストは丁度良くても、太ももで生地を引っ張られてタックが広がっているこの状態。

これはNGです。ウエスト優先で穿いても見栄えが汚いので、1サイズ上を選びましょう。

太腿にも余裕がなく、センタークリース(アイロンをかけた際に出る縦の線)を計算に入れたBARNSTORMERのパンツに、このサイズ選びはあまりお勧めできません。

お尻もプリっとし過ぎてますね。。。
対してこちらがジャストサイズ。しっかりとプリーツも閉じており、綺麗な見た目となっております。

ウエストは余りますが、トラウザーなので、ベルトをすれば関係ない話ですし、そもそもBARNSTORMERのパンツはドレス仕様なので、お修理でウエストは詰められます。

センタークリースがしっかりと入り、

お尻は程良くゆとりがあります。
そんなクラシックで品のある2プリーツのパンツ。
BARNSTORMERには特にオススメの2型を常にストックしています。
ツータックチノパンツ グレー

まずは、この時期オンオフで使えると人気の高い2タックチノ。グレーは綿ポリの弱撥水。
素材感的には汗ばむこれからの時期にピッタリなんです。

●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー) サイズ:L ¥19,580-
●バッグ SLOW&CO(スロウ) ¥20,900-
●シューズ 私物
モデル 身長185㎝ 体重72㎏ 足のサイズ約29㎝
グレーのトラウザーは、ブラックやネイビー同様使いやすく、モノトーンなので、
全体的にホワイトを基調としたスタイルにも、ネイビーブルーにも良く合います。
以上の事から、デッキシューズにバスクシャツのマリンなスタイルに取り入れてみました。

嫌味が無くクリーンな印象で、そこはかとなくドレスな雰囲気になります。


●ニット MOONCASTLE(ムーンキャッスル) サイズ:XL ¥11,000-
●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー) サイズ:L ¥19,580-
●シューズ 私物
モデル 身長185㎝ 体重72㎏ 足のサイズ約29㎝
反対にビジネスシーンでも大活躍なグレー。
紺ブレとの相性は言わずもがな。

微光沢の生地なので、夏場のビジネススタイルにも品よく映りますし、快適な素材感が嬉しいですね。
春夏はサマーニットの他、リネンシャツやラコステなんかも応用できそうです。
パンツのシルエットが綺麗なので、コーディネートは自由自在。ラフにもカッチリにも抜群です。

ニットとジャケットとのアンサンブルスタイルを、より品の良い印象に仕立ててくれます。
マッカーサー2

2タックチノが細身とすれば、こちらはゆとりのある太めのサイズ感。
ですが、街に出回る軍チノと比較すると、圧倒的なオーラと、ドレス仕様の何とも品のある仕上がりは、穿くと納得の一本。

特徴的な長めの持ち出しと、ウォッチポケット。
しっかりと歴史的ディテールは踏襲しつつも、シルエットはとてもきれいな仕上がりに。


ネイビーはマリンな雰囲気にもマッチしますし、カーキと比べるとスラックス感が高まります。
ある程度裾幅があるので、ローファーから編み上げのブーツまで対応可能。
裾の処理もフラシ(未処理)なので、

タタキだけでなくダブルもお勧めです。
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如何でしたでしょうか?
プリ―ツ入りのパンツの中から、チノパンは中々ないかと思います。
ミリタリーの外しにも、がっちりドレスな服装にも馴染む、BARNSTORMERの2プリーツのパンツを、是非ご体感ください。