こんにちは。ZABOU坂口です。
他のお店さんでもよく聞くのですが、今年はデニムジャケットの当たり年だそうで。
自分も何だか昨年の暮れ頃から気になりだしておりましたが、古着だとビックリするくらい値上がりしていたりしますね~もう車買えるくらい高額な古着もありますが、
最近はそことはちょっとズレた、安いけどあんまり見ないな~みたいな古着をよく探しております。
これはLeeの101Jというジャケットなんですが、LEVI’S 程値上がりしておらず、
大きいサイズはあまり見ませんが、小さいサイズは割と古着だと残っているそうです。
これも元々古着自体には興味がなかったのですが、とあるブランドからリリースされる、こちらの形をモチーフにしたシャツを購入してから、その形の虜になったこともあり、
合わせやすさから今では週5でこの古着で購入した色落ちしたタイプと、少し大き目で着たい事もあり購入した復刻とを着ております。
そういった自分が本来手を出さないアイテムを、良い意味でオマージュしてくれるナウンのシリーズより、
こちらもサイズ違い、色違いでいってしまいそうなので早めにご紹介しておきます。
モチーフとなったのは、恐らく1964年に生まれた所謂スタプレ。
ポリエステル100%やポリ混の光沢のある素材に、アイロンがけ不要の生地は実にアメリカ的合理主義。
それまでは綿が基本だったジーンズに、スタプレの誕生はカジュアルウェアにおいての化学繊維の発展に大きく貢献したでしょう。
70年代といえばヒッピームーブメント全盛期。腰回りがコンパクトで、ストレートやフレア型が主流だったこともあり、今穿くと少し癖が強い。
より現代的なシルエットで、デザインがセンタープレス入りのカジュアルボトムスと考えれば、かなり穿きやすくなるのでは?
そんな良いとこ取りなN.O.UN製スタプレのご紹介です。
N.O.UN(ナウン) L4
生地感は春に穿きやすいサラッとしたポリエステル。
元々ウールに似せて作られた素材という事もあり、きれい目な着こなしに抜群のドレープを見せてくれます。
今時期だとやや寒いですが、これから季節が夏に進むに連れて、この肌にべたつかない素材感はきっと軽やかにご着用頂けるかと思います。
特徴的なL字型ポケット。
このパンツの最大のディテールとも言えます。
写真のようにプレスラインがしっかりと浮き出ておりますが、
こちらは加工により消えないプレスラインをお楽しみ頂けます。
アイロンがけが面倒な方にも綺麗に穿いてもらえます。
如何にもアメリカ的合理的ディテール。
ヒップにもタブが付きます。
オマージュかと。。。
最近は太めのパンツにばかり目が行きがちでしたが、腰回りスッキリしていて
太くも細くもないパンツは逆に今新鮮かなと思いました。
ボタンはオリジナルのスナップになります。
そんなL4の中でも、最もイメージに近い明るめのグレーと、ブラウンをZABOUでは展開致します。
スタプレといえばなブラウン。デニムに合わせた場合、しっかりとらしさは感じられつつも、綺麗な印象を受けます。
まずは一本。という事で、こちらのカラーを選択。
いやぁ穿きやすい。。
パンツの構造上、腰回りはややスッキリ目となります。
スタッフ坂口でサイズは28を着用。同ブランドのUniform Fitも28、RIGID Xは30を着用しております。
革靴もバッチリハマる美シルエット。やはり最初はジャストサイズ。慣れてきた頃に他カラーでサイズアップも検討しております。
丈はスッキリ目でも良いですが、少し溜まっても生地感のおかげで綺麗に見えてくれますよ。
裾幅は絞っていないので、ローファー以外にもボリュームがある靴でもバランスは良いですよ。
グレーはもはやスラックス使いしても遜色のないくらい印象が変わります。
ネイビーブレザーに合わせてキレイ目にも、カジュアルなこんなスタイルに合わせても、品よくまとまってくれます。
ボタンダウンにキャンバーのZABOU STYLEにも、パンツはRESOLUTEやガンホーではなく、こちらをチョイスすることによって、
今までとは一味違ったスタイルでお楽しみいただけます。
足元は私物のVANSのチャッカ。どこかストリートの臭いのするスタイルにもバッチリハマってくれますよ。
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前から存在だけは知っていたけど、まさか自分が着る(穿く)なんて…という可能性すら与えてくれるのがN.O.UNの洋服だと思っております。
そこから古着に進むのも一つですし、その懐の深さにハマるのも一つ。
自分にとって今回は色違いやサイズ違いで、多数所有したいなと思ったボトムスでした。
これから暖かくなる季節が待ち遠しいです。
今時期はコートやデニムジャケットにニットという着こなしが気分ですが、
春になればカットソーやコットンセーターやスウェットで楽しもうと思います。
夏場にTシャツ一枚でオールスターやサンダルでもキマりそうです。
そんなお気に入りのいつもとは違ったパンツで、今年の春は過ごしてみようと思います。