RESOLUTE(リゾルト)を語る!?  谷川編

厳冬の候、みなさまに於かれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

暦の上では大寒(たいかん)を過ぎ、立春(りっしゅん)まで春を待つばかりとなりました。生け垣の山茶花(さざんか)の花が目にまぶしく、この寒空の下咲き乱れてございます。ワタクシ「さざんか」を見掛けるたびにメロディーと共に思い出す唄がございます。昔の演歌で「さざんかの宿」(1982)というのがございます。人妻に恋してしまう哀しい男の恋歌。これが何とも卑猥でよろしゅうございます。

「昭和のエロス」とでも申しましょうか。※ビニ本に出てくる安物のヌード女優をおかずにどれほど想像力を逞しくしたことか!

さて、オッサンのたわ言はこのくらいにして仕事です。

今週末1月26日土曜日から開催予定のRESOLUTE Fairでございます。

RESOLUTEとは何か?!答えはめちゃシンプル。「ホンマもんのGパン」なのでございます。

今の世の中Gパンを穿かん人はおらんと申し上げても過言ではございますまい。

1960年代後半からGパンがファッションとなり、イヴ・サンローランはデザイナーを辞めたとも言われています。そして裾が広がったり極端に細くなったりGパンはデザインされるモノになりました。一時期はVintageと称してGパンを投資価値のあるものとして崇められたりした時期もありました。

結果として2000年を迎えた辺りにLevi’s REDなるものが登場してGパンと言うものの価値が大きく変わったんじゃないかと思います。何か余計なモノが取り除かれるような大きな物音(ものおと)が聞こえた。ベルリンの壁も同じ時期の出来事だったと記憶してございます。

「普通がいちばん。」

「ええんちゃう。シュッとしてて格好よろしおまっしゃろ!」

こんな事を平気で言ってのける56歳。Gパン一筋30年以上の月日が彼に齎せたものは何なのか。良くも悪くも頑固。知らない事は知らないと平気で言える強さ。逆に職人のおっちゃんや縫い子のおばちゃんにまで気遣えるやさしさ。頑なにそれを貫いただけと本人は照れを隠す。ワタクシ30年以上も現役で毎週工場に出向いたひとを他に知らないだけかもしれませんが、簡単そうでなまなか一筋縄では参りません。尊敬に値します。

こう申しますと頑固そうなオヤジかと思いきや、実は間逆でございます。底抜けに明るい陽気なイタリア人のオッサンそのモノでございます。このオッサンが26(土)、27(日)の両日みなさまのフィッティングを見てくれますので、ぜひ皆さまお誘いわせの上ご来店下さいませ。スタッフ一同お待ち申しあげております。

僕の穿いてる710
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31×34(欲しいと思った時にこのサイズしか無かったので買って切りました。笑)当時の身長176cm体重65kg。今は63kgくらいやからちょっと大きいです。買って1年半ほどです。夏は穿く度に洗います。冬は2-3回穿いたら洗います。職業柄左ひざを着くのでじきに破れます。

次に買った711
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30×36(欲しいと思った時に買いましたが、まだ裾上げしてません。笑)これも左ひざが破れる頃には上の710くらいになってることでございましょう。新しいのん穿いてお待ちしております。

RESOLUTEよろしおまっせ~!! 

まだお持ちでない方は是非この機会にお越し下さいませ~!!既にお持ちの皆さまも是非とも遊びにいらしてくださいませ~!!

※ビニ本(びにぼん)とは、ビニールの袋で包装し、店頭では内容が見られないポルノ写真本。一般の店頭売りの成人誌に比べ陰部の露出度合いが高い物が多く、未成年が立ち読みできないようにしてある事が、成人に対してもきわどい写真が掲載されているようなイメージをもたせている。1980年代頃まで、主に歓楽街や繁華街にある一般の書店やアダルトショップで売られていた。ただし、同様の流通形態を取る裏本とは区別して扱うことが多い。(ウィキペディアより)

追記:若い時分に、友人で酒を飲んだ帰りに必ずエロ本を買う奴がございました。今日のようにお手軽「無料エロ動画」の無い時代でございますゆえ、エロ本を買うには上記の様なお店に行くか自動販売機しか無かったのでございます。ただエロ本の自動販売機は潰れている事が多かった。(恐らくクレームの付けにくい商品だけに意図的?!)この友人がその日も酔った帰り際に「エロ本を買う」と言って聞かず、自動販売機に壱万円札を入れて¥350 のエロ本を選んだまでは良かったが、エロ本だけ出てきて案の定お釣りが出てこなかった。この日を境に友人は酔っても帰りにエロ本を買うとは言わなくなりました。

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