人の手によって作られたものに非常に惹かれます。ハイテクのパソコンとかも僕は大好きですが、ローテクな手作りアイテムにも目がありません。最近はまっているカメラは60年代に作られた日本の機械式フィルムカメラですから。月並みですけど、鉄のかたまりのカメラに、なんだか温かみがあるように勝手に感じてしまいます。
先日ご紹介しました、「Hanna Hats(ハンナハッツ) ツイードパッチワークマフラー (*1)」も、伝統を大切に、今でも人の手によって地道に作り続けられている素敵なアイテムです。
そして本日は、そのHanna Hats(ハンナハッツ)のTweedHuntingCap(ツイードハンチングキャップ)をご紹介致します。
●Hanna Hats(ハンナハッツ) TweedHuntingCap(ツイードハンチングキャップ) プライス:¥7,245-
アイルランドのドネガル州は、アイルランド島の最北に近い場所に位置し、古くから高品質で伝統的なツイードを作り続けている地域です。そんな誇り高きドネガルツイードを使い、三代にわたりツイードの帽子を作り続けているのがこのHanna Hats(ハンナハッツ)です。いわゆる英国貴族がハンティングなどで身につけるツイードやハンチングキャップは、このドネガルツイードで作られたものも多かったようです。
ツイードのパッチワークは人の手によってミシンで縫われ、プレスされ、カッティングされたのち、笑顔の素敵なアイルランドのおばちゃんがこれまたミシンを踏み、お腹は出てるのに何故かキリっとして見えるおじちゃんがスチームで形を整え、一つ一つ大切に作り上げられていきます。こうして出来たツイードキャップは、実際に寒風や雨から身を守ってくれるだけでなく、なんとなく温かみを感じるたたずまいなのです。こういったものには愛着も湧きやすい。きっと頭にもよく馴染む。
ヨーロッパへは10年以上前に一度行ったきりですが、こうしたモノを見ると、やはりそれが生まれた土地に実際に行ってみたくなります。その願いが叶うころには、自分らしいかぶり方を英語で伝えられるくらいにはなっておきたいですね。
(*1)『Hanna Hats(ハンナハッツ) ツイードパッチワークマフラー』について、詳しくはこちらのブログ
→『Hanna Hats(ハンナハッツ) ツイードパッチワークマフラー』