Russell Moccasin(ラッセルモカシン)について (堀田編)

 皆さん始めまして。ZABOU新人の堀田と言います。
店頭で直接ご挨拶させて頂いた方は、まだ少ないと思います。
どうぞこれから宜しくお願い致します。
(2006年10月のブログ)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 そんな時から早一年が過ぎました。そう、10月で僕はZABOUに来てちょうど一年なのです。上の文章は一年前、僕が初めて書いたブログの冒頭部分です。テーマはもちろん、『Russell Moccasin(ラッセルモカシン)』でした。

 この靴は僕とZABOUの出会いにおいて本当に重要な存在です。僕がZABOUの匂いを強く感じさせられた一足でもあります。ハンドメイドにこだわり続け、たとえ時間はかかろうとも、ひたすら良質なモカシンシューズを作り続けるRussell Moccasin(ラッセルモカシン)の精神は、ZABOUの頑固なまでのこだわりに、通じるものがあるのかも知れません。

 さて、僕がラッセルを履き始めてからも約一年が過ぎました。モデル名は『CHUKKA(チャッカ)』。レザーは『Portage Oil Tan(ポーテージ・オイル・タン)』。コイツと一緒に過ごした一年でした。長いような短いような。最初は重いと感じたコイツも、今は軽く感じる。Dウィズは細くて小指がかなり痛かったけど、今じゃ柔らかな足当たり。ストレスはまったく無い。完全に「僕の足にラッセルが寄り添って」いる。自然と愛着もわき、気が付けば最近、ほぼ毎日コイツばっかり履いている。

 さぁ困った。そろそろ二代目が必要になってきた。そこへRussell Moccasin(ラッセルモカシン)の受注会ときたもんだ。カタログを見てびっくり。こんなに種類あんの!?革サンプルを見てさらにびっくり。91種類もあんの!?さらにレザーは裏側も使えるから、ざっと180近くは革を選べる。こりゃ大仕事だ…。

 でもね、本日来られたお客様。革のサンプルとカタログからイメージを膨らませ、試行錯誤を重ね、たどり着いた形と革の種類、ソールの種類、パーフェクトにお客さんの「色」が出てました。間違いなく、世界であなただけの一足ですよ。きっと抜群にカッコいい。 そう、あなたのスタイルからイメージして下さい。ガラスケースに飾る一足ではなく、あなたの足にはまる一足を創って下さい。そうすればおのずと見えてきます。あとは職人さんに任せましょう。

 人にスタイルあり。どんな人でも。僕のスタイルは一年でどう変わった?二代目のRussell Moccasin(ラッセルモカシン)が届いたその時、僕はどんなスタイルでソイツと向かい合うのでしょうか。

russel2.jpg

russel1.jpg

russellnew2.jpg

russellnew1.jpg

この記事を書いた人