先日BARNSTORMER×RINASCENTEの展示会にて、ZABOU OSAKAメンバーでお邪魔した際の一コマ
ニットとチノ。二つの異なるブランドがタッグを組み、今後も面白い事を行うそうです。
そんな本日の週刊ZABOUではお馴染みとなったRINASCENTEのにニットをご紹介します。
例年よりも暖かくなるのが早く、既に店頭では半袖のカットソーを中心に動いております。
私たちが扱うパンツにはこの手のニットが非常によく合う。そしてオフィスのカジュアル化、年齢に伴いカットソーだけでなく、ニットを日常的に着る習慣が根付いてきたこともあり、ハイゲージニットの需要が高く、早くもこの辺りをご覧頂く方も多くいらっしゃいます。
Rinascente(リナシェンテ)
昨年は秋冬の定番素材「CASH WOOL」を中心に新たなカスタマーを増やしたRinascente。
①その素材感の良さ、②ニットを生業とする専業メーカーの作る質の良さ、③長年の経験をもとに文字通り編み出したニットらしさに、多くの共感を生んだのだと思います。
今春は、早くも半袖ニットが届いておりまして
実は昨年展開期間は短くも、密かに人気だった新素材をベースに、夏に着られるタフなニットをご紹介したいと思います。
素材=綿×ポリエステル
綿とポリエステルを混紡したハイブリッド素材。綿の吸水性はそのまま、ポリエステルを混紡することによって、吸湿速乾性を高めたのが今回の素材。
生地になったときに独特の張りが生まれると共に、程良く厚みが生まれて一枚で着た時の透け感が軽減されるのも、この糸の特徴です。
今回昨年に引き続き、定番の形「沼ネック」と、新たなる定番の予感「往年のVネック」をリリースします。
ー沼ネックとはー
クルーネックでは心もとない。けれどもハイネックはスタイルを選んでしまう。そのような悩みを一瞬で解決したのがこの沼ネックなのです。
他にはない独特のネックが一躍人気となり、豊富な色展開で多色買いする方も多くおられました。
そんな沼ネック、半袖になっても使い勝手の良さは変わらず、暑苦しさを感じさせない絶妙な襟丈が、やはり流石の一言。
また、暑い夏はジャケットと重ねることにより、首元の汗や汚れをジャケットに干渉させないといった機能性も発揮。
もはやお洒落の域を脱出し、エチケットまでも兼ね備えたニットが誕生しました。
クルーネックよりも高めに設定された襟もとが、ラグジュアリーな雰囲気を演出しつつ、
袖と裾の溜まり感を楽しむ。
ボトムスの太さに関係なく、様々なスタイルでお楽しみ頂けます。
往年のVネック
こちらは22年春夏シーズンの新作ニット。
同じくの綿×ポリエステルの糸を使用し作られますが、形はここ最近妙に気になるVネック。
徐々にVネックの波が戻りつつありますが、こちらは普段着ない方にも着やすい仕様にて展開されておりました。
正直この形を見た時から取り扱いしてみたい!と思っておりましたが、
実際着てみると雰囲気が抜群に良かったです。
ご覧の通り、かなり浅いVネック。
開き方が絶妙でインナーにクルーネックのTシャツを着たとしても、この程度。
好ましいのはタンクトップなどの襟元の開いたインナーですが、浅めのVだからこその着こなしも楽しめます。
沼ネックがきちんとしたニット感があるのに対して、
まるで丸首のTシャツを着ているかのようなリラックス感。
実はこちら、初めからVネックのニットだった訳ではなく、スキッパーポロのニットの襟を排除したことから生まれた形。
ですのでVゾーンが浅く、交差するような形状に。
リラックス感がありながらも適度に締まって見える。セクシー過ぎない大人のVネックニットです。
綺麗めシルエットのトラウザーで合わせるも良し、軍パンなどの土臭い真逆のアイテムで合わせるのも良い。
やはりニットはいろんな場面で活躍してくれます。
ハイブランドのニットも良いけど、その道ウン10年のニット専業メーカーの作る”正しいニット”。
普通じゃないけど、普通に合わせやすい。そんなRinascenteの拘りニットは、この夏色んな方に手に取って頂きたいです。