weac.(ウィーク)と言うブランドについて。

2026.01.29
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大阪は南船場。
私たちZABOUの本拠地から歩いて徒歩10分ほど。
雰囲気抜群のヴィンテージビル、『順慶ビル』の308号室にそのお店はあります。

『weac. tempo』。
ZABOU新宿店でも取り扱うブランド、『weac.(ウィーク)』の直営のお店です。

ビルの3階、その一室はまるで宝箱。
weac.のラインナップだけでなく、店主でありweac.のデザイナーである杵築氏がセレクトした珠玉のアイテムたちが所狭しと並んでいます。

そのジャンルは多種多様。
クロージングはもちろんのこと、靴やアクセサリーに食べ物まで!
小さな一室に夢と希望がこれでもかと言うほど詰まっています。

今回はそんな素敵なお店で杵築氏にインタヴューを敢行。
weac.と言うブランドについて教えて頂きました!

weac.(ウィーク)デザイナー 杵築 佳明氏。

Q:デザイナーを志したきっかけを教えてください。

杵築氏
僕はね、ちっちゃいころから比較的勉強がよくできたんです。
それで小中高とすんなり進級していくんですけど。
高校に入ったくらいかな、急に勉強についていけなくなっちゃったんですよね。
で、こりゃまずいとなったわけです。
でもそんなときに周りの友達とか兄貴はすごくまっとうな道を行くんですよね。
良い大学とか会社に入って行ったり。
で、そんな窮地に自分になにが出来るかってなったときに服を作ろうってなったんです。
竹下
なるほど、そこからデザイナーの道に進まれたんですね。
それではその時点で既にファッションがお好きだったんですか?
杵築氏
そうやね。
ここでさっきちょろっと出てきた兄貴の話になるんですけど。
彼がね、とてもファッションが好きやったんです。
僕とは四歳差で、彼が中学校の時です。
当時兄貴は寮に入ってて、返ってくるのは長期休暇の時ぐらいだったんですけど、その当時の雑誌でPOPEYEだとかHot-Dogとか、メンノンだとかそういうのを持って帰ってきてくれるんです。
しかもその時兄貴が履いてたのがサイドゴアブーツ。
中学生がですよ?
小学生の僕はもう「こいつは何を履いてんのや」と(笑)。
僕んちは田舎やったんで、なんもないとこにそんなブーツでファッション雑誌持って帰ってくると。
そうなると僕も一緒になって読みふけって、そこでファッションにすごく興味を持つようになりましたね。
竹下
お兄さんの影響が大きかったんですね。
杵築氏
そうそう。
ほんで、高校いって勉強がアカンくなったときに「あ、じゃあ服作ろう」ってなったんです。
当時の首相は小泉さんだったと思うんですけど、そういう人もやっぱりスーツを着てる。
そういう風なスーツを作れたら、大きな企業とかに努めてなくとも自分の中で誇れるな、と。
だからコンプレックスからのスタートなんですね僕は。

ZABOUとの出会いを教えてください。

杵築氏
これはね、しっかり覚えてますよ(笑)
それこそweac.っていうブランドを始めて2,3年経った頃ですね。
展示会に出さないと、服のブランドって広がらないんだと気付きまして。
そのタイミングってこのお店もまだなくって、取引先が京都と神戸に1件づつくらい。
それでおっきな展示会のニューカマーブースに親戚のおばはんから借金して出展したんですよ(笑)
そこにZABOUのオーナーの谷川さんが一人でふわっと。で、その時名刺交換して。
で、その後大阪の名だたるお店にしらみつぶしに営業駆けて行ったんですけど、その時谷川さんに改めて挨拶しに行って。
そういう経緯でしたね。
竹下
ふむふむ。
一回目の展示会でオーナーと。
杵築氏
そう。
来てくれた人の中で、谷川さんが一番面白かった。衝撃的でした。
挨拶して、実際にお取引をする段になって、普通だったら最初だから慎重になると思うんですけど。
谷川さんがこう言ったんですよ、「今からいっぱい喧嘩しような」って(笑)
どういう意味なのかなって考えてたら、「本音を言おうと思ったら、やっぱり喧嘩せなあかんで」って。
それで、その時やってた三品番で受注会やることになって。
それがZABOUさんとのキッカケでしたね。

weac.ってどんなブランドですか?

杵築氏
『ベーシックだけど普通じゃないモノを作る』。これです。
僕たちのブランドは、10年、20年前からずっと来てくれるユーザーの方が結構いらっしゃるんですよ。
それが一番うれしさを感じているっていうのが根本にあって。
ここ数年で商品のラインナップを少なくしているのはここにも理由がありますね。
このシーズンはコレを着てください!と、そんな風にしてます。
古くからの大切なお客さんに押し付けるような売り方をしたくない。
ユーザーを大切に、うちにしかないストーリーをちゃんと入れてアイテムを作るっていうのがweac.というブランドです。
竹下
ラインナップの展開の部分からユーザーに対する思いが込められているんですね。
このアイテムのストーリーと言うところも詳しくお願いします。
杵築氏
例えば、ZABOUさんでもやってもらってる、『RAINY BLUE』っていうシャツ。
インディゴ染めのオンブレシャツって結構ありがちかなとも思うんですけど。
あえてこれをオープンカラーにして、トップのところだけ僕が集めたヴィンテージのボタンを使って。
で、インディゴ染めなんで、5年10年使ってもらえたらエイジングもしていくわけです。
そんな風にユーザーと一緒に成長していけるような、ずっと着られる服を作りたいってところでやっていっています。
レイニーブルー。

トップ釦には杵築氏が集めたヴィンテージボタンが使用されています。

今季のweac.おすすめアイテムは?

杵築氏
これはね、何と言ってもweacoat!
これはマジでイイから!
ぜーったい買ってほしい!
クオリティがほんとにスゴイんです。
生地から拘ってて、コットンライクだけどナイロンの、所謂『スリーレイヤー』の生地。
雨が降っててもものともしない撥水力。それを岡山の縫製で仕立て上げました。
ハイテクだけどすごくクラシックな見え方をする。
カッコいいです。
で、値段にも拘ってます。
やっぱり今ってうまくやらないと値段って際限なく吊り上がってしまう。
どういう素材を選んできてどういう風な調理をするかって、やっぱりすごく考えなければいけません。
それを考えて、やっぱり4万円アンダーでは考えられないクオリティに仕上がってます。
10マンするコートとかもいっぱいあるけど、コレを着て欲しい!
信じられないくらいのバランスに仕上がってるので。今だと中にたくさん仕込んでざっくり切れるし、春には一枚でスプリングコートとしても着れちゃう。
着てほしい。是非着てほしい!
竹下
お客様にたくさん魅力を伝えられるよう頑張ります。
本日はありがとうございました!
杵築氏
こちらこそありがとうございました。
コートを例に出しましたが、他にもたくさんカッコいいアイテムを仕込んでます。
是非楽しみにお待ちください!

weac.(ウィーク)WEACOAT PLUS ¥39,050-

weac.(ウィーク)と言うブランドについて。

いかがでしたでしょうか。
デザイナー杵築氏のモノづくりに倒する情熱が少しでも皆様に伝わりましたら嬉しい限りです。
ZABOUでは新宿店のみでweac.のアイテムを展開中!
是非皆さま遊びに来て、袖を通してみてください!

改めてブランドの紹介をもって今回の記事の締めとさせていただきます。

「嫌な事があった一日でも着ている服が特別ならそんな日も少しは笑顔になれるはず」
「weac.」の服は誰もがそう感じられる、そんな服でありたいと考えています。
上質なシンプルを追求し、服を通じて「数パーセントの笑顔と幸せを提供できる」服作りを目指します。

You can smile a bit for a day that you suffered from a nasty thing,
only when you wore a special suite.
We wish the suite of “weac.” to be the very special suite for each one of you.
We are striving for the quality simplicity and to produce the suite to provide you
with a few percent of smile and happiness.

https://weac.jp/

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この記事を書いた人 竹下
新宿店スタッフです。 新潟県出身です。 皆様のご来店お待ちしております。