俺と、シャギろうぜ。
2026.01.14
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指先が冷たい。
手袋をしていないからかと思って手先を見てみると、どうやらそのせいではなく、リングのシルバーが冷たい外気を纏って指先を刺激しているらしい。

彼は航平。吉岡航平。南船場の洋服屋ZABOUで働く一人の青年だ。
今日は渋谷に来ている。いくら東京とはいえど、この時期の寒さは薄着で耐えられるものではない。そんな彼はこの日のために新たなセーターを新調していた。
Harley of Scotland (ハーレーオブスコットランド)SINGLE SHAGGY BRUSH

スコットランドの老舗ニットブランドが送り出す、冬の鉄板。
シームレスに加えて非常に軽やかなことによって生まれる着心地は、着た人を虜にする。
航平もまた、その虜になった一人だ。
そして、毛起こしされたシャギードッグ仕様のこちらは、長い毛足が空気を含んでくれるお陰でより暖かい。

●ニット Harley of Scotland (ハーレーオブスコットランド) サイズ:42 ¥24,640-
●ボトムス JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ) サイズ:M ¥17,600-
●マフラー MOONCASTLE(ムーンキャッスル) ¥11,000-
●シューズ SANDERS(サンダース) サイズ:UK6.5 ¥68,200-
モデル 身長180cm 体重56kg 足のサイズ26cm
この軽さは動きやすさに直結する。
日頃からよく食べよく歩いて走っての航平に服の動きやすさは欠かせない。だから今日は
上にZANTERのダウンベスト。可動域を確保する。ハーレーのセーターとの相性はバツグンだ。

街を練り歩く。
ところどころモニュメントを見つけては立ち止まり、近寄ったり、中に入ったり。地元高槻には無いエキサイティングさに圧倒されながらも、歩き続ける。

少し日が傾いても、ビル風が吹いても航平は平気な顔ぶれだ。
「やっぱりハーレーだな....」
信号の前にある柵なのかベンチなのかよく分からないモンに腰を掛けながらそっと呟いた。
内側からじんわりと温かい感覚。
今年の冬は実家に帰るのも、渋谷に行くのも、どこへいくのも、ハーレーと一緒になりそうだ。
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