八色の柴田、変化するSaint Jamesと動くココロ(下)。

2025.10.08
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八色の柴田、変化するSaint Jamesと動くココロ(上)。

この日、柴田は室内(なか)にいた。
なんでも、ZABOU銀座に出勤だ、とのことだ。この日の色はECRU/MARINE。セントジェームスと言えば、の色だ。大人、と言えば柴田。同じことだ。

ボスに影響を受けたスタイルでね。やっぱり店頭に立つときは自信(confidence)に満ち溢れなきゃ。」

そう短く言い残し、接客に向かった。

次の日の柴田は何だか様子が異なった。

「今日は笑顔。いつもと違うスタイルって思うだろう?そういう日もある。この前はマリンを着ていたが、ネイビーはまた違う。曇り空に良く合うというか...マリンは夏や日差しのある日。ネイビーは思わず曇天に合わせてしまう。性(さが)だね。俺だけの感性かもしれないけどサ。」

微妙な色の違いを使い分ける。さまざまなカラーリングがあるからこそ為せる業。

なんか人が違う気がするが次に行こう。

この日の柴田はなんだかいつもと違うオーラを放っていた。

「ECRUはクラシコ。クラシコZABOUってやつだ。この色は温かみがあって、落ち着いた日にピッタリだ。
そして何だか今日はいつもよりも自分でも分からない何かオーラを感じる。王の風格ってやつか?自信をくれる。そんな色なのかもしれないな、ECRUってやつは....」

どう見ても柴田ではないがまあ良しとしよう。

この日の柴田はいつもより締まった印象だ。

「ジャケット合わせもウエッソンの鉄板。来る秋を見越して敢えてGRISをチョイスした。いや違うか。俺が今日、GRISに選ばれたんだ。ニュートラルなカラーで、パキっとしすぎずもどこかDARK。季節の移ろいに、境目に、出会ってしまったんだなって。」

柴田らしい。季節と気温と天候と、全てがウエッソンと共にあるのだ。

すると柴田、脱ぐ。

「スウェットだと暑すぎる時にGRISはいい。スウェット見えするのに、そこまでの厚さは無い。しかし、他のカットソーより頼れる丁度いい厚みなんだ。」

今日も柴田はどこかでウエッソンを着ている。

黒か

白か

彩色か

見てみないと分からない。きっとヒントは天気や気候にあるはずなのに。

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この記事を書いた人 坂本
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