八色の柴田、変化するSaint Jamesと動くココロ(上)。

2025.09.28
Blog

東京都中央区銀座。

あの男は再び銀座駅の改札を抜け、C3出口から地上に戻ろうとしている。

名を柴田。大人柴田。
銀座の街で生活する一人の大人だ。

柴田には好きなものがある。それはSaint Jamesのウエッソンだ。
今日はNEIGE。真っ白である。

「今日は空白。何の予定もない俺の一日をキャンバスとして、ウエッソンも同じ面持ちでいて欲しかったんだ。」

そう語る柴田、否大人。NEIGEはシンプルでまっさら。コーデの主役にはならずとも、ただの白ロンTでは終わらない。他のアイテム次第でスタイルをどうとでも変化させられる。

柴田はNEIGEに自分の一日と重なる点を見出したのだ。

翌日、今度はA3出口から出る柴田。


この日着ていたのはTAUPE。グレーがかった茶色のような、独特な色だ。

「肌寒さに秋を感じた。朝起きた瞬間からわかるんだ、季節の移り変わりってやつが。今日がまさにその日で、秋似合う色、そう思いながら畳の目の数を数えていたら、自然とTAUPEに気が寄っちゃってね。」

柴田らしい。
ブラウンだが他のカットソーとは一線を画す独特な色味のTAUPEはまさに今の気分にピッタリ。季節を愛する男としても知られる柴田にこの色がハマるのは必然だった。

次の日。銀座SIXの前で立ち止まる柴田。
鏡越しに反射する自分を訝し気に見つめている。この日着ているのはMARINE。

「マリン。その言葉だけで充分。爽やかに行きたい日。ハレの日。そんなときに明るみのあるマリンは俺の心に寄り添い、愛し合い、そして道を指示してくれる...」

これもまた柴田らしい。ウエッソンにはいくつか青みのかかった色が存在するが、マリンは青みが強い明るめな青。名の通りマリンスタイルな印象をこのトップス一撃で作ることが出来る。
僅かな色味の差でも、その日の気分に合わせて色を変えることが出来るのも、ウエッソンの魅力の一つだ。

また次の日。今度は有楽町駅前で固まる柴田。
道行く人々を眺めて立っているだけでも、どこか洗練された印象を受ける。

「今日はNOIR。黒って洗練されていて、心を引き締めてくれるところが好きなんだよ...黒が似合うようになった時、大人になった気がするんだよね....」

心持ももちろんだが、スタイリング全体を締めてくれるNOIR。洗練されて都会的な印象のあるベタなブラックは、大人に特にピッタリな一枚だ。

(続く)

アバター画像
この記事を書いた人 坂本
エキサイティングな渋谷店でお待ちしております。