大人柴田、往年のZABOUスタイルを語る。

2025.08.26
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「流行りは回ると言うが、このスタイルは回らなくていい。」

氷が解けてほぼ水みたいなアイスコーヒーを片手に柴田辰吉(32)はそう言って笑った。

なかなかこっちを見てくれない。

彼の言う‘‘このスタイル‘‘とは、昔からZABOUが提案してきた、いわば往年のZABOUスタイルだ。

ウエッソンに軍パンやリゾルトのジーンズなど...変わらずずっとある、昔からある場所だ。

無骨さと上品さのバランス

こっち見てくれました

ウエッソンのしっかりとした生地は、海風にさらされても、何度お洗濯をして乾燥機をかけてもへこたれない。ガンホーのファティーグパンツは土埃にも夏の都会にも馴染む。


「休日の昼に下町の商店街をブラブラ歩くにも、オネエチャンと会う時も、同じ服でいい。そう思えるのが好きだね。」


そう言って柴田は商店街の八百屋でミカンと梨を買い、なぜかガンホーのポケットに全て突っ込み、入らない分は隠し持っていたキャップの中にしまった。


「フードだから。」


その理由づけも柴田らしい。

歩くたびに頭が揺れ、ポケットがパンパンなのはきっと果物たちのせいだったのだろう。

これからもずっと続くスタイル

主な栄養源は「日光と塩」だと語る。理由は気持ち良いからだそうだ。

柴田のウエッソンはわずかに色褪せている。パンツにも経年変化がみられる。だが、それすらアジになる。

「ちょっと使い古してからがいい。ここからが本番。」

そういって折り返して捲っていたウエッソンの袖を解くと、中からおみくじが三枚出てきた。全て中吉。

「服に迷ったらこのスタイルに立ち返ればいい。」
大人柴田は知っている。この生活とスタイルが混ざり合う感覚を。

貼り付けポケットがパンパンになってもまあそれもよしとするか的な肩肘の張らないスタイル。それでいてどこか大人な。

そんなスタイルをしてみませんか。

柴田は、空気で語る。

満足した様子の柴田は振り返らずに改札へ。

しかしまたも残高が足りなかった。

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この記事を書いた人 坂本
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