ここからはじまるチェック・ワン・ツー(上)

2025.08.14
Blog

カリスマの服真似た 忘れてしまいたい青い日々

でもね 復活しようぜ 恥じらい燃やしてく

スピッツ「醒めない」

これからZABOUスタッフひとりひとりにインタビューをしてみたい。

テーマはふたつ。
「あなたはいつからファッションに興味を持ったの?」
「どんな格好をしてきたの?」
「そして思い出せる限り最も恥ずかしい格好をしていたときのことを教えて」

過去と未来。オレが興味があるのは過去だけ。具体性を伴った、パーソナルで、思い出したくもないような過去。
語る未来に興味はない。きっとみんな似たり寄ったりだろうし、生きている人間は一体何をしでかすかわからない。死んで初めて人間は人間になる。

「歴史には死人しか現れず、動じないので美しい。(中略)思い出が僕らを一種の動物であることから救うとは、思い出が僕らに余計なことをあれこれ考えさせず、動じない存在にしてくれるからである。記憶するだけでなく、思い出さなければならない。」

『無常ということ』小林秀雄

「この人ってこういう人なんだ」って、もっと理解に奥行きが出るといいと思う。

そんなのはウソだ。
ただオレが気になるだけだ。

人に聞くからにはまず、オレ自身が洗いざらい曝け出す必要があるだろう。

できるだけ飾らず、恥ずかしい過去を。

初めて興味を持ったのは、帽子。
小学5年生か6年生のころ、初めて子供たちだけでディズニーシーに行ったときのこと。
スーベニアショップにあった黒いキャスケットがめちゃくちゃステキに思えて、親にもらったお小遣いでそれを買った(電話で「帽子が欲しいんだけど、買っていい?」って聞いた気がする)。
サイドに白いリング状の飾りと、その中に銀のミッキーがいたはず。今思えば、あれは女の子向けのものだったと思う。

普段、小学校に着ていく洋服に特別のこだわりはまだ持っていなかった。親が用意したものをそのまま無批判に着ていたな。

ただ、卒業式とか、かしこまった場で母親に首にスカーフを巻かれるのはすごく嫌だった。かといって代替案を持ち合わせているわけもなく、「カッコ悪い」と思いながらされるがままになっていたのもよく覚えてる。

中学生になると、音楽が好きになってMr.Childrenの桜井和寿がアー写で濃いピンクの服を着ているのがカッコよく思えて(男なのにピンク!?みたいな)、マネした。パッションピンクに某量販店で買った黒いボトムスにコンバース、とか、薄いピンクのセーターに色落ちしたデニムにスニーカーとか。ピンクでありゃなんでもよかった。

同級生と外食する機会もちょっとずつ増えて、その時はかっこいい服装をしたいと思うようになった(つってもそのへんの量販店で買ったやつだと思うけど)。襟のついたチェックの水色っぽい半袖シャツがお気に入りだったな。

今回はここまで。
次回がたぶんすんごいおもしろい。自分でハードル上げたって大丈夫だもんね。

それではお楽しみに!

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この記事を書いた人 柴田辰吉