【寓話】ビーストとタフなPACK

2025.07.14
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新宿御苑前。

ここにはビーストと呼ばれる男がいた。何でも御苑近くで働いているそうで、年齢などは不詳。

ビーストはいつも御苑前に現れる。雨の日も雪の日も。

彼の手元にはいつもしなやかなNYLON PACKがあった。

昔、渋谷と原宿の間にあるビルの中にある洋服屋でビーストはそのお店のドラゴンと名乗る男から提案されたそれを何となく手に取った。

ドラゴンと名乗る男

「軽いな。」

それが最初の感想だった。
でも使い始めてすぐに分かった。

雨が多いこの時期でも

風にあおられる御苑の木陰でも

このパックはビーストの荷物を黙って守る。それに折りたたんでエコバッグにも使える機能性もある。

ある夜、彼はたまたまタイチョーに会った。

「お前さ、いつも持ち歩いているそのバッグ、何入ってんの?そんなに物入らんべや?」

「あなどるな、タイチョー。」

そういってビーストはバッグの中から水筒、文庫本、モバイルバッテリー、財布、ポケットウイスキーを取り出した。それでもまだナイロンパックは余裕そうだ。

「こんなに容量があれば、御苑周りの生活には十分だ。」

イベントは7/27まで。

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この記事を書いた人 坂本
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