靴にパンツ、装いで季節の変化は下からが自然な流れでございます。
ですが、そろそろ本格的に上も変化していくタイミングとなってきました。
そんな秋の始まりにはシャツが丁度いい。
日中暑ければ袖をまくればいいし、朝晩と少し涼しさを感じるようになれば袖まくりを戻して。
基本となるBDシャツは【SERO(セロ)、H by FIGER(エイチバイフィガー)、FAR EAST MANUFACTURING(ファー イースト マニュファクチャリング)】がしっかりスタンバイ。
SERO(セロ)
ZABOUのボタンダウンシャツで最も長く展開しているのがセロのシャツです。
アメリカ、イエール大学の近くで誕生したブランドは一度消滅しましたが、その後日本のメーカーが復刻し今でも展開し続けております。
買い替えがし易い比較的リーズナブルなプライスに加えて、日本製の丁寧な作りにて生産されております。
形はシンプルな8つボタン。サイジングはとても普遍性の高い、細過ぎず太過ぎずな絶妙なバランス。
襟も大きすぎず小さ過ぎないのでジャケットとの相性はもちろんセーターのインナーにもいい見え方をしてくれます。
今季は定番の他に8.5オンスのデニムシャツをご用意。今時期であれば一枚でシャツアウター的な役割もでき、季節が進めばツイードのジャケットなんかにも良さそうです。
セントジェームスのウエッソンをコットンセーター代わりにしてインナー使いにセロのシャツはいい見え方をしてくれます。
ZABOU定番のシャツonセントジェームスには是非このセロのシャツをお使いください。
H by FIGER(エイチバイフィガー)
アメトラ全盛のVANやBrooksBrothersを体験してきた野澤氏による、生地~パターン~縫製において全て国内で行っている生粋のMADE IN JAPANブランド。
ブランドの代名詞とも言えるボタンダウンシャツは生地もさることながら、日本人の為に作られたシャツはシルエットに関しても素晴らしいバランスで着々とファンが増えております。オン・オフどちらでも着ることの出来る汎用性の高さもH by FIGER(エイチバイフィガー)の魅力の一つとなります。
先程のSEROがややカジュアル寄りに対して、エイチバイは綺麗目寄り。その大きな違いは襟にあります。
エイチバイのシャツは襟幅9㎝の一般的なシャツよりも大きめを採用。80年代ごろまでのブルックスブラザーズのボタンダウンシャツがベースとなったデザインで襟のロールが綺麗にできます。
また前立てにいても60年代のブルックスブラザーズのボタンダウンのディテールを踏襲し、6つボタンを採用。第一ボタンを開けた時に襟のロールと相まって首元に綺麗なVゾーンを演出します。
ネクタイとの相性も抜群です。
シルエットはやや細身のスッキリ、着丈はタックインでもアウトでも着れる絶妙な長さ。シーンに合わせて使えるのでオンオフ兼用でお召しいただけます。
FAR EAST MANUFACTURING(ファー イースト マニュファクチャリング)
イベントも好評開催中のFEM。
RESOLUTEデザイナー林師匠が監修を努めるシャツですので拘り満点!
70年代のアメリカのボタンダウンシャツを解体、研究し誕生したこのシャツの最大の特徴は襟、袖口、前立てに芯地の無い点。
襟元は芯地の無い分ロールが綺麗にでて、袖口はロールアップがしやすい。
特に前立てに関してはユニオンスペシャルのチェーンミシンで縫製されているため洗い込んでいくとパッカリングが生まれデニムのような経年変化が楽しめます。
ブランドのアイコンカラーでもあるエクリュは他メーカーではあまり見かけない色目でメンズの定番ボトムス、デニム・チノ・オリーブのパンツどれにも馴染むお色です。
9/16まではシーズンファブリックの受注を承っております。人気のコーデュロイは受注枠も増えましたので是非いかがでしょうか。
秋始まりのシャツ。是非お試しくださいませ。