今こそ、シャンボード。/PARABOOT(パラブーツ)のシャンボード

Paraboot(パラブーツ)

1919年にレミー・リシャールポンヴェールが創業した、フランスの伝統あるレザーシューズメーカーPARABOOT(パラブーツ)。150以上もの工程を熟練の職人による手作業によって作られており、ソールをも自ら製造する世界で唯一のメーカー。

数あるPARABOOT(パラブーツ)の銘品の中でも、普遍的人気を誇る一足。それがCHAMBORD。
昨年は未展開だったものの、やはりメンズファッションの定番的な足元。今季ばっちりサイズを揃えてご用意しました。
少しボリューム感のあるUtipは汎用性が高く、様々なボトムスに対応可能な、万能な一足となっています。

左:Paraboot(パラブーツ) CHAMBORD (シャンボード) カフェ  ¥71,500-
右:Paraboot(パラブーツ)CHAMBORD(シャンボード)ノワール  ¥71,500-

アッパーレザー

まず、ご存じの方も多いかと思われますが、こちらPARABOOTで主に使われるリスレザー。シャンボードの為に開発されたこちら、油分を十分に含んだカーフレザーを使用しており、元々登山靴を製作していた同ブランドらしく、アッパーは雨や雪などに非常に強くなっている。

ブルームという油分が外に滲み出ている状態でフランスから届く。
これを軽くブラッシングして全体に馴染ませるだけでも、光沢が生まれる。

数年履いていくと、見事なまでの経年変化を見せてくれ、手放せない一足になる事間違いなし。
現に20~30年履き続けているというヘビーユーザーも少なくはなく、ソールを張り替える事によって10年単位でお楽しみ頂けると言う証人は、自分達の周りにもとても多い。

履き始めよりも数年履いてからが本領発揮。
ここに登山靴メーカーから始まったPARABOOTの神髄を感じます。

製法

■製法:ノルヴェイジャン・ウェルト製法
登山靴に用いられた製法で150以上もの工程を経て完成する大変手間の掛かる製法です。ウェルトと呼ばれる帯状の革を使い、アッパーとソールを2重のステッチで縫いつけ揺ぎ無い頑強さを作り出しています。また、ウェルトがL字型に折れて縫い付けてあるので、水の侵入を防ぐとともに他の製法には見られない独特な外観と高いファッション性を生み出しています。

アウトソール

100%天然ラバーを使用したグリップ力抜群のソールです。パラブーツの履き易さ、耐久性の秘密は、オリジナルのラバーソールにあるといっても過言ではありません。

自社でソールを製造できるのもPARABOOTならでは。
減りが遅く、履く頻度にもよりますが数年ではソール交換は不要。


これだけでもスペックの高さをご覧頂けたと思いますが、
様々なスタイルに合う、汎用性の高さも是非お試し頂きたい理由となります。

特にお馴染みとなったRESOLUTEのジーンズとの組み合わせ。

デザイナー林氏もCHAMBORDをRESOLUTE立ち上げ以前より愛用されております。

ゴルフに継ぐ、定番が欲しかった

「15年ほど前、元勤め先の会社でやり始めたのがPARABOOTでした。
その頃に買った靴がシャンボード。元々昔からフランスなどヨーロッパのファッションアイテムとジーンズを合わせる事が当たり前になっていた自分にとって、J.M WESTONのゴルフが定番的な位置づけにありました。同じU tipでも、PARABOOTのものは元々が山岳用ということもあり、天候を気にせずガシガシ履ける。
そんなところにも魅力を感じています。」

林師匠愛用のPARABOOT CHAMBORD こちらはヌバックレザーを使用した一足。

「実際に15年ほどローテーションで履いていますが、RESOLUTEのジーパンにもばっちりハマりますし、手入れも楽。
季節にもよりますが、このカフェというカラーが合わせやすく、出番も多いです。」

以前に林さんの事務所で見せて頂いたフランスの古い洋書。
この本でPARABOOTの存在を知ったという。

天候を気にせずガンガン履ける一足に

履く前と後はケアは欠かさないという林師匠。
まず前日にコーディネートを考えるという。
「履く前の日には靴を磨きます。そして帰ってきたら紐を外してシューツリーを入れて形を整えます。安いものでも構いません。そうすることにより長く履けるので、これだけはやっておいた方が良いです。」

物持ちが良い事でも知られる林師匠。今まで4足ほど所有するというシャンボードの中でも登場回数の多い、こちらのカフェは、特に秋からの季節によく登場するという。

林師匠自慢のCHAMBORD。新品から磨き上げてここまで光り輝きます。

「合わせるコーディネートはジーパンに。特に710や711などと合わせる際によく履きます。特に雨の日に出番が多くなります。気楽に履けて、ソールが強いので滑らないし、中々変える必要もありませんので、本当に良い靴だと思います。修行期間もいりませんし(笑)」

林師匠はジーパンに合わせるというシャンボード。ジーパンとの合わせは勿論のことですが、様々なボトムスとの相性が良いので、
スニーカーのように気軽に履いて頂きたいです。



カジュアルなデニムスタイルからセミドレスまで。登場回数の増えるシンプルなユーチップです。
だからこそ頑丈という点が大事になってきます。まだお持ちでない方も、これから購入するという方も、まずは店頭にてご試着頂ければと思います。
きっと皆さまのマスターピースとなってくれる事間違いなしの一足。サイズや色で迷われたときは、私たちZABOUスタッフにお任せください。

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