REGAL Shoe&Co. Saddle Shoesー名作たる所以ー

REGAL Shoe&Co. TRUNKSHOW開始から一週間が過ぎました。
有難い事にご好評頂いておりますが、その中から本日はフラッグシップモデルであるサドルシューズをご紹介致します。

サドルシューズとは。

19世紀、イギリスにて誕生したサドルシューズ。
当時はレザーソールにアッパーは同色で、ドレスシューズとして位置づけされていました。

その後、イギリスで生まれたサドルシューズはアメリカに渡り、月日が流れるうちにアメリカ式と呼ばれる見た目が誕生します。

REGALが日本に渡ったのが1961年。その頃から人気の高かったサドルシューズを生産。現在のモデルのベースは1972年に完成し、それ以来大きなデザインの変更はなく、不動の人気品番として生産を続ける。

Regal Shoe&Co(リーガルシューアンドカンパニー) Standard Saddle Shoes

そんな定番サドルシューズをベースとして、ブラッシュアップを重ねたShoe&Co.のサドルシューズとは…

ー作る人ー


今回、REGAL Shoe&Co.の営業担当、森田さんに、このスタンダードサドルシューズについてお話を伺いました。

—通常のREGALとShoe&Co.のサドルシューズの違いを教えて下さい。

REGAL Shoe&Co.営業、森田さん(以下、森田)「REGALのサドルシューズの原型は1972年に発売。以来、仕様はそのままに作り続けております。当初から個性的なカラーリングが評判を呼び、一躍人気モデルになりました。Shoe&Co.のサドルシューズ(923S)は木型、アッパーレザー、ライニング、中底など細部に渡って拘って、現代のサドルシューズになっております。」

—履き心地の面でも変化していますか?

森田「まず、REGALの定番であるサドルシューズの2051という型番のものをベースにして、木型を改良しております。踵部分を小ぶりにしており、フィット感が向上。履き口のトップラインを少し下げておりまして、踝が当たらず、快適な履き心地を実現しております。より現代日本人の足にフィットした作りとなっております。」

—当時と現代では日本人の足の形も変化していると。革もグレードアップしているとお聞きしました。

森田「アッパーはキップのコレクテッドグレインレザー(※1)でレザーの質を上げています。ライニングもより上質なレザーにグレードを上げている為、足当たりや馴染みが良くなっています。履いていくことで足に馴染んで、エイジングを楽しめるという面でも、より上質なサドルシューズと呼べるでしょう。」

森田「中底には、2051はテキソン素材にEVAの中物なのですが、923Sは革中底(栃木レザー製)に錬りコルクをたっぷりと詰めております。
アウトソールはレザーソールを採用し、サドルソールの原型を模したウェッジヒールのカットを施しております。」

—今お聞きしただけでも相当な拘りが伝わります。今後REGAL Shoe&Co.ではサドルシューズを、どのような位置づけとしていきたいですか?

森田「これまでもこれからもREGALのアイコンとして位置づけて大切に扱っていきたい考えております。

コラボレーションや限定モデルの発売などサドルシューズをベースにお取組みをしていきたいと考えたおります。」



ー履く人ー

トラッド、ロカビリー、ストリートなど様々なジャンルに度々登場するサドルシューズは、Levi’sのジーンズのように履く人次第で色んな見え方をしてくれるシューズの一つです。
そんな懐の深い、様々なスタイルにハマってくれるサドルシューズですが、
私たちの好きなアメリカントラディショナルなスタイルには特に相性が良いのも事実。
ZABOUのトラッド代表であるBARNSTORMER(バーンストーマー)の海老根代表にも聞いてみました。

海老根さん(以下、海老根)「高校生の頃、初めてREGALのサドルシューズを履きました。
確かネイビーとクリームの色味のものを。当時はカッコつけていて(笑)Levi’sの501にギンガムのBDで夜遊びしていました。」

—海老根さんのジーンズを穿いている姿がまず想像つかないですが、、、(笑)REGAL自体は、それより以前に履いていたのですか?

海老根「REGAL自体は中学生の頃くらいから履き始めました。そのラインナップの中でも、サドルシューズは何とも言えない特別感がありました。ブームは僕よりも前の世代に起こったのではないでしょうか?なので誰でも履いていた訳ではなく、コアな好きな人が履いているイメージでした。」

—確かに、今でこそスタンダードに感じますが、いつ見ても新鮮に見えます。やはりそんな過去もあってか、BARNSTORMERのパンツとも相性は良いでしょうか?


海老根「BARNSTORMERの持つ世界観と、REGAL Shoe&Co.はマッチするのではないでしょうか。定番のチノとの相性は勿論ですが、今の気分だとマックイーンパンツとの合わせもオススメ。やはりカジュアル感は残しておきたいなと。」

—こちらのインパクト大のサドルシューズは?

海老根「展示会用に一足だけ作ってもらったBARNSTORMER×REGAL Shoe&Co.ロゴをレーザーで入れてもらったお気に入りの一足です。」

—ハトメもクリームでVintage感あってカッコ良い。世界に一つのサドルシューズですね。



ー売る人ー

スタイルのある大人にも人気のサドルシューズ。
REGAL Shoe&Co.の旗艦店でもその人気は高く、40~50代のお客様に特にご好評頂いているのだとか。
そう話してくれたのは、店長の岡田さん。

REGAL Shoe&Co.店長岡田さん(以下、岡田)「Shoe&Co.の顧客様は30~40代が7割程度。ただ、この靴に関しては40,50代の方に多くお買い求め頂いております。スタイル的にはアイビー、トラッド、そしてビジカジなどのスタイルが多いです。」

—ビジカジにサドルシューズ。意外にもお求めになられる方が多く、相性が良いことに気付きました。イギリスにもアメリカにもルーツを持つサドルシューズですが、
  当時から人気は高かったのでしょうか?

岡田「真偽は確かではありませんが、イギリスからアメリカへ渡ってきたのは、文化の交流があったので自然な流れかもしれません。その後REGALでは1960年代に製造を開始し、一世を風靡したのだとか。弊社内でも〈REGALの代表的な靴は?〉という問いに対して、一番に挙げられる程アイコニックなモデルの一つです。」

—スタイル的には、やはりビジカジよりのコーディネートに合わせるのが良いのでしょうか?

岡田「Shoe&Co.的にはスニーカーなどのストリートスタイルに対しての、カウンターカルチャーとして提案しています。ただ、汎用性の高い靴ですので。もう少し幅広い解釈でも良いかと思います。ビジカジなどの少しカッチリしたスタイルからストリートスタイルまで、様々なスタイルに合わせて頂きたいです。」

—Shoe&Co.の様々なシューズに採用されるサドルラスト。やはりそれだけ需要の高い木型なのでしょうか?

岡田「使用しているラスト、そのままサドルラストという様々な靴の木型として使用しております。60年前に誕生してから改良に改良を重ねて、今日まで続く事が物語っております。非常にバランスの取れた木型です。日本人の平均的な足型に合うよう設計されており、非常に足に合う方が多いのがこちらの革靴の良いところです。内羽根でアッパーが硬いですが、足を入れるとそのような懸念も払拭されるのではないでしょうか。」

802S

こちらは通常のポリッシュドレザーではなく、スムースレザーを使用。
見た目の印象からは想像が出来にくいかも知れませんが、とても柔らかな履き心地。
内羽根のシューズの利点を生かして、ジャケットスタイルに合わせても良いかもしれません。

ステッチも含めてオールブラックでありながら、メダリオンが高級感を演出してくれます。

正面から見るとややぽってりした見た目が愛らしいですが、
サイドから見ると程良くシャープな見え方に。そして極めつけに…

リッジウェイソールを搭載。
ボリューミーな一足で、天候関係なくガシガシ履ける一足へと昇華。
どこかカントリーブーツ的な雰囲気すら醸し出しております。

●アウター BARBOUR(バブアー)  サイズ:36  ¥60,500-  後日掲載予定
●ニット Rinascente(リナシェンテ)  サイズ:48  ¥16,280-
●パンツ RICCARDO METHA(リカルドメッサ)  サイズ:46  ¥18,700-
●帽子 Hanna Hats(ハンナハッツ)  サイズ:M  ¥10,560-
●シューズ Regal Shoe&Co(リーガルシューアンドカンパニー)  サイズ:25㎝  ¥46,200-

英国的なスタイルにも馴染んでくれる、とても懐の深い一足です。
細めのボトムスには勿論、極太の一本にもオススメ。
靴がボトムスの太さに負けません。

923S


サドルシューズと言われて、まず頭に浮かぶのが、独特のカラーリング。
そしてこちらもディテールが際立つ、オールブラックの物をご用意しました。

(※1の解説)ポリッシュドレザーをワンランク上の物に変更。
キップ(子牛と成牛の中間にあたる牛の事)のコレクテッドグレインレザーを使用。
頑丈ながら中間牛ならではのしなやかさも損なわない極上の革質。

ウェルト部分のみホワイトのステッチが入る為、カジュアル靴としても着用可能。

ブラック×ソーテル(グレー)の配色は、REGALが調合したあまり見かけない色味。
フレーとクリームの中間にあたるような、絶妙な雰囲気に。

足馴染みが良く、革割れも少ない。
しなやかさを保ちながら、抜群の経年変化を楽しめる。

●アウター YARMO(ヤーモ)  サイズ:38  ¥38,500- 後日掲載予定
●ベスト COLD BREAKR(コールドブレーカー)  サイズ:S  12,100-
●ニット Rinascente(リナシェンテ)  サイズ:48  ¥17,380-
●パンツ MILITARY  サイズ:6  ¥13,750-
●シューズ Regal Shoe&Co(リーガルシューアンドカンパニー)  サイズ:24㎝  ¥46,200-
モデル 身長160㎝ 体重52㎏ 足のサイズ約25㎝

どうしてもジーンズやチノなど、アメカジ、アメトラの印象が強いこちらの一型ですが、
ヨーロッパのミリタリーアイテムなんかと合わせると、化学反応が起きるかな…と思いきやすんなり馴染んでくれました。

レザーソール特有の返りの良さと、踵のシェイプが何ともエレガント。
履く前と履いた後だと、驚くほどボリュームが気にならない。
これはビジカジに取り入れる方が多いのも納得です。

私物は履き始めて1年ほど経ちましたが、あまりボトムスを気にすることなく、普段のコーディネートに自然に合わせています。
このツートンカラーが、スニーカーの様に扱えて便利が良いのです。



どのメーカーにも「ここと言えばコレ」といったアイテムが存在しますが、
REGAL Shoe&Co.に関して言えばサドルシューズこそ、それにあたるのかと。
特徴的な見た目にこそ目が行きがちですが、他のシューズにまで応用されるその履き心地の良さが、良い靴だという事を物語っております。
洋服に少しでも興味を持った方なら思う、「オリジナルを手に入れたい」という気持ちはご理解頂けると思います。
REGALの【進化するオリジナル】こそ、サドルシューズだと思うのです。

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