こんにちは。坂口です。
季節によって服装のテイストを変えたりするのって、今まであまりなかったのですが、
ZABOUで働き始めてから、そんな感じです。
夏は緩めのトップスやパンツ。どうしても暑いので、緩めの恰好になりがちでしたが、秋冬となるとやっぱりクラシックが気分です。
フレンチやブリティッシュのアウターやニットは質実剛健で、この間即完売したミリタリーものもそうですが、ヨーロッパ特有の品の良さが垣間見えます。
さて、本日はそんな秋冬の服装に、「これ被っていたらそれっぽく見える」アイテムのご紹介です。
HANNA HATS(ハンナハッツ) Newsboy Cap Tweed
アイルランドから再入荷したばかりのHanna Hats(ハンナハッツ)。
ブランドについては前回ご紹介させて頂きましたので、こちらをご参照くださいませ。
所謂キャスケットだけで数型存在するHANNA HATSですが、程良いボリュームと遊べるサイズ感から、前回から引き続きNewsboy Capをセレクト。
今回入荷分は全3色。どれもツイードとなります。
やはり秋冬の重ためのウールなどのアウターにはツイードでしょう!!
特に需要の高かったMサイズを中心に再入荷しております。
Newsboy Cap Tweed ブラウンネップツイード
ブラウンのツイード。BARBOURとも相性良いです。やはり英国的なアイテム同士、相性が良いのでしょうか。
同じくのHANNA HATSのツイードパッチワークのマフラーとの合わせも良いですね(こちらも今年は大人気です)。
Newsboy Cap Tweed グレーヘリンボーン
グレーのヘリンボンは、THE TRADといったところでしょうか。
意外と被ると派手になり過ぎず、こちらも良い柄です。
個人的にキャスケットはこんな感じでヘリンボーンを選びがちです。
派手過ぎず、渋すぎず、このくらいが程良く主張があって好みです。
Newsboy Cap Tweed オリーブヘリンボーン
もう一つ、こちらは完全初となりますが、HARRIS TWEEDを使ったモデル。
オリーブの細かいへリンボン。とても味わい深く、同系色のアウター、特に今年買ったタマムシ色のコートと合わせたくて、
またまた完全主観で選んでしまいました。
うん、とても万人ウケする感じではありませんが、個人的には一番渋い色味だと思っています。
あと、HARRIS TWEEDとは、
①アウターヘブリディーズ諸島(スコットランド)内で作られている。
②ヴァージンウールを使われている。
③職人の自宅で手作業にて作られている 。
④ハリスツイード協会の定める厳しい基準をクリアしている。
以上の条件を満たしたものだけが、ハリスツイードのラベルを貼ったり、名前を使えたりする訳らしいです。
ただ、個人的にはドネガルツイードの、荒々しい感じも好きなので、本当どっちが良いとかそういう事ではありません。
丁度今日被っている私物のキャスケットも、ドネガルツイードを使用しています。(J・R社製)
アイルランドのドニゴール地方(HANNA HATSの本拠地)特産のツイード地になり、その土地で織られた生地を、その地で帽子に仕立てている。そういうところに惹かれませんか??
1~2年着用で、初めは固いツイード素材も、年数を重ねることによって被りやすくなって参ります。
このようにしてツイードの良さは、使い続けていかないと分かりません。
そして、良いツイードは長い期間楽しんで頂け、人間の一生では足らずに、子供や孫の世代までと引き継いでいけるなんて、とてもロマンがありますよね。
服も小物も同じで、夏はコットンやリネン。秋冬はウールと使い分けるのも良いのではないでしょうか。
全3色より、お気に入りのお一つをお探しください。
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