皆様こんばんは。ZABOU TOKYOスタッフ加茂でございます。
いやあ、日中はまだまだ暑いですが、朝晩はなんだか秋の匂いを感じるようになりました。良いですよね、この季節。
…自分で言ってて疑問に思ったのですが、『秋の匂い』ってなんだ?ふわっとした話で申し訳ありませんが、皆様は秋の匂いを感じたことはありますか?
気になったので調べてみました。
【匂い】とは、「かおりが漂うこと」という意味はもちろん、古典では「鮮やかに色づくこと」、「内面の美しさのあふれ出る様」を表す動詞としても使われていたそう。嗅覚だけでなく、視覚、雰囲気にまで発展する感覚を言い表した語だったそうです。
つまり、匂いとは、はっきりと目には見えないけれど、感覚的に察知できるもの、と言い換えても良さそう。
例えば気温が下がって、葉っぱが緑から色づいてくれば誰でも季節が進んだ(秋が来た)と思うでしょうが、その段階に至るまでの過程の中で人はいくつかの前触れに出会うそうです。匂い、とはその前触れのひとつなんだとか(諸説あり)。
結局のところ、その原因がはっきりとしていないそうなのですが、確かにそういう「匂い」が存在して感じる人間が一定数いると。
なんだかすっきりとしない結果にはなってますが、こういうことを考えていると、四季のある日本そして、四季を四季として感じ取る日本人の感性は素敵だなあと思うわけでございます。
さて、お仕事お仕事。。
本日はそんな四季を感じる素敵な感性をお持ちの皆さまに、季節関係なく重宝する革靴のご紹介でーす。(笑)
はい、ZABOUでは初の取り扱いとなるSANDERS(サンダース)のミリタリーコレクションです。こちら、東京店ならびにWEB SHOPのみのお取り扱いとなります。何卒ご了承ください。。
ご存知の方も多いとは思いますが、サンダースは、1873年にイギリス・ノーサンプトンシャー州ラシュデンで設立された英国靴の名門ブランドです。
個人的にサンダースの靴を一言で表すと、『コストパフォーマンスが抜群に良い。』
その秘密は、イギリス国防省(MOD)向けに供給されるイギリス製のレザーシューズのほとんどがサンダース製で、ファクトリーの約50%をその製造ラインとして割り当てているから。
その為、自社コレクションに関してはノーサンプトンの他社メーカーと同じような製法や天然素材を使用しても、製造コストが抑えられ、コストパフォーマンスに優れた伝統的な「Made in England」のシューズを製造できるのです。
そんなサンダースのミリタリーコレクション。英国国防省(MOD)のオフィシャルサプライヤーであるサンダースが、以前収蔵していたミリタリーシューズのラスト(木型)を元に、日本限定で復刻させたクラシカルな雰囲気溢れるコレクションです。
その魅力を簡単にまとめると、下記の感じでしょうか。
◎汎用性が高い。
見た目はスタンダードな外羽根式のストレートチップ。
使用している革はポリッシュドレザーと呼ばれる、カーフをガラス加工したもので、品のある綺麗な光沢が足元を引き締めてくれます。比較的雨にも強いので、オールシーズン着用可能。
カーフ自体も、生後6か月以内の子牛の皮をなめしたもので、牛革の中でも最高級。キメが細かく、ツヤ感、質感など、カーフレザーならではの、しっとりとした手触りが魅力です。
ステッチは3本でミリタリーらしい武骨な雰囲気も兼ね備えており、またポテっとした丸さを感じさせるフォルムはオンオフ問わず重宝するデザインです。
◎長く履ける。
ソールには英国ITSHIDE社のコマンドソールを使用しており、ソールの張り替えができるので長くご愛用頂けます。
そもそも耐久性が高いソールで有名で、週三回程度の着用なら5年はソール交換不要だそうな。
また、お手入れがとっても簡単なのも嬉しいポイント。靴は違えどお手入れ方法は似ているので、是非こちらをご参考ください。
⇒『レザーシューズのお手入れ。 バスのローファー』
◎抜群の履き心地。
コマンドソールは、レザーソールに比べグリップ性・耐水性にも優れており、雨の日でも滑らずに安心して履く事ができます。
また、グッドイヤー・ウェルト製法で作り上げているので、履きはじめは堅い印象ですが、履いているうちに足裏の形をなぞるように中物が変形し、フィット感が高まるので長時間歩いていてもい疲れにくいのです。
街歩きに優れているということでイギリス靴では定番で、わざわざこのタイプソールに取り換える方もいるほどです。
今回はミリタリーコレクションの中でも定番の2型をご用意させて頂きました。
●SANDERS(サンダース) OFFICER SHOE ¥49,680-
イギリス軍のサービスシューズをイメージしており、その名の通り軍でも将校以上の着用が許される特権モデルになります。
式典に履かれる靴ということもあり、あらゆるディテールがとても上品な佇まいに。ダービーシューズは外ハトメ5アイレットなのに対して、プレーントゥは内ハトメ6アイレットとなっております。
プレーントゥの方がシンプルなデザインで、履き口も狭い分、足元がよりスマートな印象。カジュアルはもちろん、ビジネスや冠婚葬祭にも大いに活躍してくれます。
そしてこれ。
●SANDERS(サンダース) MILITARY DERBY SHOE ¥49,680-
DERBYとはハトメ部分の形状が競馬のゲートに似ていることからこう呼ばれるそうな。競馬のダービー。なるほど。
オフィサーシューズよりはカジュアルな印象で、よりミリタリーチックな雰囲気。
私個人的に気になるオフィサーシューズを使ってコーディネートしてみました。
●ジャケット Double Tree(ダブルツリー) サイズ:36 ¥27,000-
●カットソー Saint James(セントジェームス) サイズ:T4 ¥10,800-
●パンツ MILITARY(ミリタリー) サイズ:25 ¥13,824-
●ソックス rasox(ラソックス) サイズ:M ¥1,404-
●シューズ SANDERS(サンダース) サイズ:UK5.5 ¥49,680-
●バッグ SML(エスエムエル) ¥10,584-
身長170cm 体重50kg 足のサイズ約24.5cm
ヨーロッパのアイテムを中心にまとめてみました。Gジャン×軍パンのカジュアルなコーディネートでも、上品にまとまってるでしょ?
上から見ても、上品ながら柔らかいフォルムで良い顔付きしてます。。
オールシーズン履けて、タフで、素材も作りも良い。
オンオフ問わず履ける汎用性の高さもある。
気の利いた革靴をお探しだった方、是非この機会にお試しくださいませ~。
それでは明日も皆様のご来店をお待ちしております。
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