ひと雨ごとに温かくなるのでしょうか。街路樹のモクレンの蕾(つぼみ)がうぶ毛に包まれてございます。待ちきれずに梅の花があちこちで咲き始めている今日この頃と存じます。
さて、皆さまにおかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
一週間のご無沙汰でございました。谷川でございます。ワタクシ只今アメリカ出張中でございます。
慣例に従いまして、2012年F&W(秋冬モノ)の展示会にラスベガスまで来させて戴いてございます。
何も酒池肉林でカジノでバカ騒ぎなどしておる訳では御座いませんのでご安心を。
皆さまの代表として、見聞を広めるため、そして新たなブランドや品物を発掘する為にはるばる日本からやって参ったのでございます。
2012年F&W(秋冬モノ)はトレンドの大きな変化はございませんでした。しかしながら少しずつではございますが、新しい流れを求めはじめている空気の様なモノを感じておる次第でございます。
現在の傾向と致しましては、引き続きウールを中心としたラインナップを各社ともご用意されておられるようでございます。
例えば、ツィードやメルトン素材のジャケットやベスト。柄物のニット。ビエラ素材のチェックシャツや、バッファローチェックの小物などなど、アメトラやブリティッシュの定番的なアイテムに現代の解釈を織り交ぜたコレクションが多いと存じます。
よりベーシックに、よりオーセンティックを踏襲しておるかの如くでございます。
詳しくは展示会のイベントブースに設けられたアメリカ人スタイリストによるコレクションのラインナップをご覧くださいませ。
※(添付写真と動画をお楽しみくださいませ。動画は歩きながらの撮影でございましたので、多少の揺れがございますが、ご容赦くださいませ。)
しかし、何ですな。ラスベガスという街に訪れる度に思う事でございますが、当時は何にも無かった砂漠のど真ん中に一大娯楽施設を拵(こしら)えたバグジーという男は大したもんでんな。
ひとりの男の頭の中で描いた事が現実となってこの世に存在しておる訳でございますから。
さて、色々と買い付けてございますので秋冬モノもお楽しみでございます。
引き続きしっかり目を皿にして、鵜の目鷹の目でみて参りますので乞うご期待でございます。
会場内にはこんなのも居ます。さすが、エンターテイメントの国。
ちょっとした日本ブームなのでございます。
少し前にJohnさんというアメリカ人⁈の方から取材があったので、不思議に思ってたけどそういう事か~なんて、今更のように感じておる次第でございます。ご参考までにこちらがJohnさまのHPでございます。