みなさま、こんにちは!
ZABOU大阪店&WEBSHOPスタッフの杉本英之介(ふさのすけ)と申します!

現在新宿店にて開催中の『BARNSTORMER(バーンストーマー)25SS販売会』。大変ご好評で、多くのお客様に足をお運びいただいております。
前回2/22(土)に投稿したブログ→『BARNSTORMER(バーンストーマー)のサイズ感について』に続きまして、同じくBARNSTORMER(バーンストーマー)の商品をご紹介。
今回のフェアではリバティプリントのパンツを3型ご用意しております。夏のコーデの主役になること間違いなしです。
柄モノが大好物、夏場の大半を柄モノを着て過ごす杉本イチオシのパンツでございます。
リバティプリントパンツ
まずはリバティプリントについてミニ解説。
1875年創業、イギリス・ロンドンの老舗百貨店『Liberty』。創業者のアーサー・ラセンビィ・リバティは鎖国が終わり欧州にも広まり始めた日本文化・当時植民地だったインド文化を中心とした東洋美術に感銘を受け、東洋から輸入した布や美術品を店で販売していました。
しかし、現地から仕入れた布製品は退色が早く、繊細過ぎてイギリス流の仕立てには不向きでした。そこで、東洋から仕入れた繊細で上質な絹布に、高い技術を持つ英国内の染色家によるプリントを施したのが「リバティ・プリント」の原点です。
インド・日本・アラブなど東洋の伝統的な柄に影響を受けた異国情緒あふれるデザインが人気を博し、現代においてもなお世界中の顧客を魅了し続けています。
そんなリバティプリントは、アパレルではシャツ地のみにしかプリントを許されてなかったのですが、2023年に他の生地へのプリントも解禁されました。
昨年のBARNSTORMER FAIRでもリバティプリントのアイテムを取り扱わせていただきました。
リバティ ドレスカーゴ ¥29,700-


オフとグレーの2色展開。サイズはS~XLの4サイズ。
同ブランドのドレスカーゴは毎年様々な生地で作られており、この商品にはリップストップ生地にメンズファッションではおなじみのペイズリー柄のリバティプリントが施されています。
ペイズリーとはナツメヤシなど生命の木をモチーフにした柄の総称で、バビロニア時代まで遡ります。(今回は解説多めです。)
17世紀頃からヨーロッパを中心にショールなどで取り入れられ、上流階級の間で人気となりました。そこから19世紀になり英国のエディンバラ地区のペイズリー市で量産されたことにより、ペイズリー柄が広く知れ渡ったのがキッカケです。
昨年4月、前回のSS BARNSTORMER FAIR後に入社した杉本、現物は見たことがないもののこの商品の存在は知っていて、柄モノ好きとしてずっと気になっておりました。
今回のフェアを機にこちらの商品を購入いたしました。色はオフ、サイズはXLです。

●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー) サイズ:XL ¥29,700-
●シューズ AURORA SHOES(オーロラシューズ) サイズ:US8.5 ¥37,400-
アメリカ軍のM-65フィールドパンツをベースに作られたミリタリー色の強いドレスカーゴ。リップストップ生地にド派手なペイズリーのプリントが乗るといい意味で武骨さがかなり薄れます。

最初からダブル仕上げで股下がかなり短め、サイズを上げて腰穿きすると自然な長さになるのでXLサイズを選びました。足が太い杉本にとってはドレスカーゴの太もも周りのゆとりに安心感を覚えます。
サイドにアジャスターが付くのでベルトレスで穿けるのもうれしいポイント。

スナップボタンが付いた6つのポケットはペイズリー柄だと目立たず、ミリタリーらしさが薄れる要因になっています。シンプルに白シャツやポロシャツ、靴はサンダルやデッキシューズと合わせてラフに着こなしたいですね。
もちろんベースがミリタリーなのでSANDERS(サンダース)やBLUNDSTONE(ブランドストーン)などミリタリー色の強い靴とも合います。
派手な印象とは裏腹に、無地であればどんなトップスとも合わせやすいデザインです。
リバティファティーグ リップストップ ¥23,100-


オフとグレーの2色、こちらはXS~XLの5サイズ展開。
画像で見ると形はドレスカーゴに似ています。
こちらもブランド内で人気なファティーグパンツ。春夏になると欠かさず展開しているリップファティーグ(リップストップ生地)にこちらのリバティプリントを乗せています。
腰回りは適度なゆとりがありつつも、仕立て屋の縫製で穿き手の脚が綺麗に見えるようテーパードさせています。スッキリ穿きたい方にはファティーグがオススメです。
グレーを着用しました。サイズはドレスカーゴと同じくXL。

●インナー N.O.UN(ナウン) サイズ:XL ¥14,300-
●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー) サイズ:XL ¥23,100-
●シューズ SANDERS(サンダース) サイズ:UK8 ¥64,900-
グレーはオフと異なり、色味が落ち着いているせいかペイズリー柄がカモフラージュ(迷彩)にも見えます。むしろ無地よりもミリタリー色が強いようにも個人的には感じます。

夏場はカットソーやTシャツとシンプルに合わせつつ、春秋はジャングルファティーグやGジャンといった武骨なアイテムにして、男らしく合わせるのもオススメ。
トップスにボーダーやロゴがあっても調和する、落ち着いた色味なのがグレーの良さ。柄モノ好きな私の感覚では、無地とさほど変わらない汎用性の高さです。
柄モノに興味はあるがオフほど主張が強いと抵抗がある、といってもカモはコーデにとりいれにくいと感じる方にもってこいなのがグレーです。

ファティーグパンツはブランド内だと裾未処理の状態で販売される場合もありますが、こちらはすでにダブル仕上げ。ドレスカーゴ同様私にとっては股下が短いのでXLを腰穿きしています。
Lサイズでも十分ゆとりはありますがしっかり腰に落とすならXL。XLだとウエストはこぶし2つ分入るゆとりでベルト必須、ポケット4つでバックポケットの左にだけフラップ、ボタン付きです。
リバティマリンパンツ ¥25,300-

ブラウン、S、M、Lの3サイズ。
先に紹介した2型は昨年からの販売でしたが、こちらが今季新作のリバティマリンパンツ。
現デザイナーのモンロウ氏が手掛ける以前、現会長(お父様)が手掛けていた80年代のバーンストーマーで人気だったマリンパンツを再現したモデル。そこにリバティプリントを乗せた一本。
柄はすでに紹介した2型のペイズリーではなくバティック柄です。

インドネシア・マレーシアの伝統的な柄のひとつ、バティック。ろうけつ染めと呼ばれる特殊な技法を用いた布地で現地の特産品です。いつかバティックプリントをパンツにもやってみたい!というデザイナーの想いが実現したパンツです。

●パンツ BARNSTORMER(バーンストーマー) サイズ:L ¥23,100-
●シューズ SANDERS(サンダース) サイズ:UK8 ¥64,900-
一番大きいLサイズでもふくらはぎがやや張る感覚があります。白やエクリュのトップスもいいですが、ネイビーとの相性が抜群。大人らしい落ち着いた雰囲気が出ます。

フロントのボタンがいいアクセント。錨(いかり)があしらわれたかわいらしいボタンなのでタックインするスタイルがオススメです。作りはマッカーサーⅡのノータックバージョン。ファティーグ同様バックポケットの左にのみフラップとボタンが付きます。裾はタタキ仕上げで股下長めなので足長な方にもおすすめです。
いかがだったでしょうか。
紹介した3型は生地薄めで肌触りもさらっと快適ですので大変オススメです。
夏場の服装はどうしてもシンプルになりがちです。
柄モノを着れば気持ちが高まりますし、主張が強い分コーデの軸になり逆にコーデの組み立てが楽になるから一石二鳥!!というのが柄モノ好き杉本の意見です。
柄モノに抵抗のある方も、意外と手持ちのアイテムと合わせやすかったり、いつもと違ったスタイルを発見するいい機会になると思います。
最後にイベントの開催日時のおさらいです。
『BARNSTORMER(バーンストーマー)
25SS販売会』【大阪店】期間:2月22日(土)~3月2日(日)
【新宿店】期間:3月5日(水)~3月9日(日)
【渋谷店】期間:3月12日(水)~3月16日(日)
【銀座店】期間:3月20日(木)~3月24日(月)
【WEB SHOP】日時:2月22日(土)12時~3月24日(月)20時まで開催期間中常時ご注文受付ます!
現在新宿店で開催中でございます。ぜひ店頭へ足をお運びくださいませ!
それではまた、次のブログでお会いしましょう。
杉本英之介(ふさのすけ)でした。