ZABOU 
秋冬の装いは重厚感のある着こなしや、アイテムが気になります。
ことZABOUにおいても、そういった物が自ずと増えて参ります。
2年ほど前から英国に特化したインポーターさんとのお付き合いがございまして、
今年の夏も受注会でご好評いただきました「JAMES GROSE（ジェームスグロース）」と、新規カバンメーカー「BILINGUM（ビリンガム）」を展開致します。
JAMES GROSE（ジェームスグロース）
1876年に創業した名店「James Grose」、そして、その自社ブランド「Jagrose」（ジャグロース）。 その名店「James Grose」は、多くのモータリスト、モーターサイクリスト達のバイクライフを支え、ウェアをはじめ、パーツなども取り扱うリテーラーとして後に発展していきました。
その名は、50－60年代イギリスの代表的な2輪誌の一つである「The Motor Cycle」誌の広告でも頻繁に目にするほど、メジャーなストアでした。
1950年代には2輪・4輪関連の品に加え、英国を代表するスポーツであるクリケットを始めとするスポーツ用品全般、アウトドア用品も取り扱い、人々の生活を豊かにする「レジャー」に関する プロダクツが揃うデパートメント・ストアとして親しまれました。ロンドンの中心地で長らくランドマークとして君臨しましたが、英国全土を覆った経済停滞の波には抗えず、惜しくも1971年 にその歴史に幕が降ろされました。
その100年近い歴史を誇った「James Grose」が、2016AWに復活しました。
元となった工場に保管されていた1着のヴィンテージ。それは1950年代という昔の製品にもかかわらず、素材の質の高さやなど非常に完成度の高い製造技術でした。 今ではそんなアーカイブのディティールを踏襲しながら、モダナイズされたシルエットが特長のライダースジャケットをリリースしています。
今回入荷分は全てベジタブルタンニン鞣しのホースレザー。
艶感が少なく、マットな質感で、馴染みが早いのがポイント。
そんな革を使用して、タウンユース向けに作製されたパターンの「New Trophy Jacket」,「NEW Manila Jacket」の二型を展開します。
New Manila Jacket
JAMES GROSE（ジェームスグロース） NEW MANILA JACKET ￥231,000-
JAMES GROSEのフラッグシップモデルであるNEW MANILA JACKET。
ダブルのデザインの所謂ロンジャン。
前立てが大きすぎないプロユースですが、街着としても非常にオススメな一着となっております。
ロンジャン（前傾姿勢のカフェレーサータイプ用のレザージャケット）となるため、通常でしたら袖はやや長めですが、
NEW MANILA JACKETはタウンユース用に袖を短く、着丈は長めに取っております。
NEW MANILAの良い点は、ダブルの前合わせが分厚くなく、閉じても開いても綺麗に見えるバランスである事。
クセ付けず、自然に開いても、サマになる絶妙なバランスという点です。
やはり綺麗なカタチですので、カジュアルにもスラックスなどにタイドアップしても着こなせますよ。
●アウター JAMES GROSE(ジェームスグロース) サイズ：44 ￥231,000-
●スウェット JACKMAN（ジャックマン） サイズ：L ￥17,600- 後日掲載予定
●パンツ BARNSTORMER（バーンストーマー） サイズ：L ￥25,300-
モデル 身長185㎝ 体重72㎏ 足のサイズ約29㎝
全体的には武骨な印象ですが、どこか品の良さであったり、華奢な印象も受けるのはここならではかと。
品の良いスラックスチノで合わせてみてはいかがでしょうか。
NEW TROPHY JACKET
JAMES GROSE(ジェームスグロース) NEW TROPHY JACKET ￥231,000-
2023年より登場のニュートロフィージャケット。
今までダブルのニューマニラ一強だった時代は、こちらのニュートロフィーの登場により終焉。
JAMES GROSEのモデルの中で、これまでタウンユース向けに作られていたのは、ニューマニラのみ。
その他はライダー向けに製作された、やや袖丈が長いモデルでした。
今回ご紹介のニュートロフィージャケットは、元々人気のシングル型であったトロフィージャケットをベースに、袖丈や着丈に調整を加え
より街着として着やすく改良を図ったモデルと言えます。
前面も背面も極力シンプルに仕上げた本モデルは、
ライダースジャケットながら、スイングトップやドリズラーなどのブルゾン感覚で取り入れて頂けるのも、人気の理由の一つです。
●コート BUZZ RICKSON’S（バズリクソンズ） サイズ：S ￥53,900-
●ジャケット JAMES GROSE(ジェームスグロース) サイズ：44 ￥231,000-
●パンツ ARAN（アラン） サイズ：1 ￥27,500-
●シューズ SOLOVAIR（ソロヴェアー） サイズ：UK7 ￥38,500-
モデル 身長160㎝ 体重60㎏ 足のサイズ約25㎝
全体的にすっきりした印象を更に際立たせる、シンプルなディテールが光ります。
襟周りもスッキリしているので、コートを上から羽織った着こなしもオススメです。
レザージャケットにはハードさも勿論必要ですが、デニムばかりではなくスラックスやトラウザーなど、
長く楽しめる分、ご自身のスタイリングの好みや、年齢の変化で着こなしを変えていけるよう、綺麗なパターンや合わせやすさは必須だと思います。
足すことも引くこともできない、完成されたディテールを、時間をかけてお楽しみください。
Billingham（ビリンガム）
1973年イングランドのウェスト・ミッドランズ地方に属す英国でも有数の工業都市バーミンガムで
Billinghamは誕生しました。
創業者Martin Billinghamの趣味であった写真撮影に使う機材を持ち運ぶ為のカバンを、妻であるRos Billinghamが手作りしたところから、Billinghamの歴史はスタートしました。やがてその手作りバックは評判となり、それを求める人が増えて自然な成り行きで1973年にバッグブランドBillinghamを立ち上げる事なりました。
夫婦二人三脚で作られるバッグは英国伝統のデザイン・スタイルを兼ねそろえており、その中でも独自の機能性を備えているBillinghamですが、現在では英国
を代表するバッグメーカーとなりました。長年ライカとのコラボモデルを発表していることから“カメラバッグのロールスロイス”とも称されています。
素材にはコットン65%、ポリエステル35％の撥水加工ツイル生地（裏地はポリエステル100%）で、フィルムラミネーションの防水生地を採用しています。
レザーは全て英国製ブライドルレザーを採用して見た目の英国らしさと高い耐久性を実現しています。
カメラバッグとして誕生したブランドですが、英国的なクラシックな見た目と、耐久性の高さから普段使いにもピッタリのバッグとなります。
Billingham（ビリンガム）ウィッカム スモール
Billingham（ビリンガム） ウィッカム スモール ￥37,400- ※後日掲載予定
伝統的なフィッシングバッグをモチーフに、日常生活で使いやすい仕様にモディファイしています。
雨水がたまらないように丸みをもたせたフラップのデザインが特徴です。
小ぶりなサイズ感で日常使いには持ってこい。
メンズ、レディース関係なく人気の1型です。
Billingham（ビリンガム）スタジオサッチェル
Billingham（ビリンガム）スタジオサッチェル ￥49,500- ※後日掲載予定
※こちらは展開外商品となります。
代表的なモデル、System-1を簡略化したフラップ付きショルダーバッグ。
両サイドのレザーディテールをはずしマチ幅を薄くコンパクトにすることで、すっきりとしたフォルムに仕上げています。
しっかりと荷物の入る大容量な1型。
ボリューム感が秋冬の重厚なアウターにもしっくりきます。
こうしたクラシックな見た目でも、構造はしっかりとハイテクなのが嬉しい所。
雨の多いイギリスらしく、撥水機能はピカイチです。
今回はあえてレザージャケットで合わせましたが、冬場のコートやツイードジャケットのスタイルにもバッチリハマります。
是非この機会にご覧頂ければと思います。
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これからの季節、ニットやコートなど様々なアイテムが増えて参ります。
こうした一生モノと呼ばれるくらい上質なアイテムは、やはり冬場はイギリス製品に限ります。
両ブランドとも中々お目にかかれません。
