ZABOU 
SLOW（スロウ）というブランドネームは、移り変わりの激しい時代に流されずゆっくりと創作を追及していきたいというモノ創りのスタンスを示しています。 「自分たちが持ちたくなるモノを作る」という精神を原点に、使うほど味わい深くなるモノ・ゆっくり永く愛用できるモノを日本の職人が誇る技術を駆使し創作しています。 欧米（イギリス、フランス、アメリカ）のトラディショナルスタイルを独自の解釈で「新しい提案、価値のある伝統は質の高い革新によって生まれる」という言葉を常に考えながら、カジュアル ながらも品格を纏うモノを提案していきます。
SLOWは2008年にスタートしたブランドで、その頃から10年以上ZABOUでは展開してきております。
やはりSLOWと言えばレザー。
今季、4種類のレザーを使った小物をご紹介。
それぞれに特徴があり、良さがある。だからセレクトする。
それではご覧ください。
ベジタブルタンニンレザー（栃木レザー社製）
古来伝承のピット槽によるフルベジタブルタンニンなめし専門のタンナーとして世界的にも知られている栃木レザー社製のフルベジタブルタンニングレザーを使用。
南米産のミモザの樹皮から抽出されたタンニン剤でじっくりと時間をかけてなめしあげた純正ヌメ革。
原皮から革造りの主だった工程だけを取っても、20～25の工程に分かれていて、匠（たくみ）達の技術を巧みに駆使した、非常に完成度の高いレザーとなっております。使うほどにだんだんと色合いは深みを増し、風合いの変化を存分に感じて頂けます。
風合いもそれぞれ異なりますが、総じて使っていくうちに鈍い光沢が増してきて、雰囲気は一層良くなります。
光り過ぎない上品でクリーンな印象のある革と、ハンドステッチが上手く融合した、人気のシリーズ。
ZABOUでももう何年も取り扱い続ける自信作です。
この時期になるとご覧になられるお客さまが多い、ポーチシリーズ。
そしてペンケースも同素材で製作しております。
大中小の3サイズでの展開。
お気に入りのカバンをお持ちのあの人も、小分けにできるバッグインバッグは、気に入っていただけるかと。
旅先ではクラッチバッグとしてもお使い頂けるので、とてつもなくシンプルでも使い方は人それぞれです。
中はリネンのキャンバスで耐久性も高まりますし、何より天然素材というところが嬉しい限りです。
本当に見えないところまで手抜かりなしです。
ブライドルレザー（Thomas Ware & Sons社製）
イギリスの老舗タンナーである”トーマスウェア＆サンズ社”のブライドルレザーを使用。
ブライドルレザーとは、元々乗馬に使う馬具の為に作られた革のこと。
原料は牛革で、耐久性を高める為に何度もロウを塗り込むことで、繊維を引き締めていることが特徴です。
その為、表面にはロウが染み出し、粉が吹いているように白くなる。コレを『ブルーム』と呼び、ブライドルレザーならでは。
ブラシで浮き出た油分を元に戻すことで、本来の光沢を取り戻す。
イギリスのジャベツクリフのレザーベルトのように、使い込むたびにとても風合いの良いレザーへと変化していきます。
定番のタン、ブラウン、ブラックに加えて
イギリスらしいグリーンも展開。こちらのパスケースや
手のひらサイズのコインケース
ショートウォレットなどの様々なタイプでご用意。
組み合わせによってはこのように合体して使うのも良いかもしれません。
フレンチレザー（フランス：JULLIEN、Du puy社）
フランスの名門タンナーデュプイ、ジュリアンのモミ革を使用したレザーコレクション。
今回潔くブラックのみでの展開となります。
先程のベジタブルタンニンやブライドルなどの光沢のあるレザーに比べて、マットな大人の色気が漂うブラック。
手の馴染みも滑らかで、どのような経年変化をしてくれるか楽しみです。
カウレザーやゴート（山羊）レザーを使用したワンランク上の小物達は、プレゼントにもきっと喜ばれるはずです。
Brushed Carfskin
国内で鞣され、厳選して加工されたカーフスキン。きめ細やかさや柔らかさが魅力的な素材感です。
上質な革を気軽に使えるように、0.8mmという極薄手に漉き、サンドペーパーで軽く銀面を擦ることにより独特な色合い、質感に仕上げています。
オールレザ―のバッグですが、気負うことなく使えるのが魅力で、
例えるならばキャンバスのトートなどのような扱いも出来ます。
これだけソフトな革なので、重さも感じずに楽に肩掛けも出来ます。
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一口に革といっても様々。
それぞれに良さがありますが、総じてSLOWの商品は使いやすい、持ちやすい。
なのでストレスなく長く使える。ご自身へも勿論、贈り物にもベストな選択かと思われます。
価格も様々ですので、是非お気に入りのお一つを探してくださいね。
