LACOSTE(ラコステ)長袖POLO(ポロシャツ) 

1933年、テニス選手のルネ・ラコステが自分のためにデザインしたポロシャツは、テニスやゴルフをするためにつくられたものだった。このシャツは大当たりし、1939年には年間の生産量が30万枚にも達した。デザインの基になったのはポロ選手が着ていたシャツだ。最初に自分のロゴマークを付けて販売できたのは、単にラコステが幸運だったからか、時代の空気を先取りする才能があったからだろう。ラコステが自分のシンボルとしてクロコダイルを選んだか、フランス人なら誰でも知っていた。「ル・クロコディル」は、粘り強いプレーで知られた選手で、彼のニックネームだった。その名前によって彼のデザインしたシャツは大成功を収めた。彼の名は、テニス界に残した功績によって、今日でも人々の記憶から忘れられてはいないだろうが、世界中でその名が残るとしたら、やはりその名を付けたシャツによるところが大きい。~GENTLEMANより~

半そでのポロシャツは言うまでもなく素敵で格好の良いものだが、長袖のポロシャツほどいなせでしびれる服はないんじゃないだろうか。一つ間違えれば前述のとおりでテニスやゴルフをしているオヤジっぽくなるが、コーディネイトで180度変わる。 

ややオーバーサイズ気味に着てボトムスにはショートパンツを合わせる。もちろん足下はデッキシューズやエスパドリーユで。そしてポイントは色だ。もちろんポロシャツの色選びが楽しくて大事だが、肝心なのは着る人。すこし暖かくなったら外へ『遊び』に出かけて陽にあたる。そう、もうお気づきだと思うが日焼けしている事が重要である。原色が似合うように体づくりも大切である。

またはNERD(オタク)な感じでスタイルづくりをする場合は、やはり重ね着がポイントになってくるだろう。Lacoste(ラコステ)のポロシャツにSt.James(セント・ジェームス)のウエッソンを重ねて華奢な細い首元をカバーする。見た目が可愛らしく美しい。トップスはタイト(細め)にボトムスはルーズ(太め)に形づくるといい。

お手持ちのベーシックなアイテムにFrance(フランス)ものを取り混ぜて構築していくとFrench IVY(フレンチアイビー)スタイルのできあがり。スパイスはZABOUにご用意しておりますのでお好みでお選び下さい。

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