LE TRAVAILLEUR GALLICE(ル・トラヴァイユール・ガリス) SPENCE BRYSON Series

2026.04.27
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皆さんこんにちは。本並です。

今年もこの夏の主役になる事間違いなしのガリスのリネンブルゾン&パンツが入荷致しました。

ブルゾンはフランスの工場に残っていた古いアーカイブからパターンを起こして作られた一着。

丸みを帯びた存在感のある襟がとてもフレンチワークらしさを感じます。

パンツは、メディカル系の古いワークパンツがデザインソース。

オーバーパンツ的なものであったであろう太さのあるシルエットが特徴です。

ドローコード付きのイージーパンツで夏場この上なく快適な一本。

どちらも高級アイリッシュリネンのスペンスブライソの生地を使っております。

SPENCE BRYSON | 株式会社古賀屋|紳士服地を輸入・卸売・自社販売

スペンスブライソンは1891年創業、100年以上の歴史を持つアイルランドの老舗リネンメーカーです。古くからアイリッシュリネンを代表する存在として知られ、特にジャケットやトラウザーズといった服地として高く評価されてきました。

その理由は、リネン特有のハリとコシをしっかり持ちながらも、服として仕立てた際に立体的で美しいシルエットを描ける点にあります。リネンは柔らかすぎると形が崩れやすく、硬すぎると着づらくなりますが、スペンスブライソンの生地はそのバランスが非常に優秀です。

特にテーラードの世界では、ジャケットのラペルの返りや身頃の立体感、トラウザーズの落ち感やドレープの美しさが評価されてきました。着始めのハリ感と、着込んでいくことで柔らかく育っていく経年変化、その両方を楽しめる点も長年支持される理由です。

実は現在、「アイリッシュリネン」と呼ばれる生地の原料すべてがアイルランド産というわけではありません。(オランダ、フランス、ベルギーがメイン)現在の価値は原料産地だけではなく、それを服地として完成させる織りと整理加工の技術にあります。スペンスブライソンは、その技術によって今なお服地として信頼され続けているメーカーです。

一口にスペンスブライソンといっても生地の種類は様々。
今回使用しているLISMOREと呼ばれる生地は、スペンスブライソンの中でもジャケット生地とシャツ生地、そのちょうど中間に位置するような厚みと質感が特徴です。ジャケットほど重くなく、シャツほど軽すぎない絶妙なバランスで、程よくハリ感があり軽アウターとして非常に扱いやすい生地感に仕上がっています。

もちろん、この生地はパンツとして使った際にもその良さがしっかりと活きてきます。

特に太めのイージーパンツは、生地の質感によって見え方が大きく変わるものです。

リネン特有のハリと上品な光沢があるため、リラックスした形でありながらもある程度硬さ(物理的にも、見え方的にも)を感じさせてくれ、品よく見せてくれます。

ワイドなシルエットでも生地がしっかりと輪郭を作り、イージーパンツとは思えないほど綺麗な形を保ってくれるのがこの素材の魅力です。

そして着用を重ねていくことで、最初のハリ感は少しずつほぐれ、生地が柔らかく育っていきます。その過程で自然な落ち感やドレープ感が生まれ、また違った表情を楽しめるのも魅力です。

今回のスペシャル

今回は無地だけでなく、以前から気になっていたチェック柄もラインナップに加えたいと考えていました。チェック柄は一歩間違えると少しカジュアルに見えすぎてしまうこともありますが、スペンスブライソンのリネンならではの上質な風合いや自然な落ち感があれば、程よい遊び心を持ちながらも品よく着られるはず。そんな思いから、今回はぜひチェックもご提案したいと考えていました。

ただ、今年のラインナップを見てみると、チェックがない!
お話を伺う中で、どうやらスペンスブライソン(主にLISMORE)ではチェック柄の展開が徐々に少なくなってきているようで、現在では無地中心のラインナップがほとんどとのこと。(もう少し薄いシャツ地はまだあるよう)
工場に残っているストック生地も含めて探していただき、その中で見つけたのがこのブルーチェックでした。色味や色数のバランスだったり、チェックの大きさもかなりイメージ通りのものでした。


恐らく次ご提案するのは難しいと思いますので是非この機会に!
オリーブの軍パン、オフ白系のパンツ、色落ちたジーパン。是非このあたりと合わせて頂きたい。
もちろん夏場のチノショーツやカーゴショーツにもばっちりです。

是非お買い求めください。

この記事を書いた人 本並
ZABOU大阪店スタッフの本並です。宜しくお願い致します。