こんにちは。
銀座店スタッフの小坂です。
秋服、買われましたか?
今シーズンの小坂ははっちゃけ過ぎてちょっとマズいことになっていますが、これもまた洋服屋のサガ。
買ったからにはご紹介させてください。

EMINENTO by H.Osaku(エミネント)のCOLLEGE FLANNEL。
生地がめちゃくちゃ良くて衝動買いですが、それについては後述とさせていただきます。
紹介をもったいぶるくらい素敵な生地を尾作氏が手掛ける流麗なパターンでお楽しみいただけるというのが本商品。
そら小坂も衝動買いします。

腰周りにゆとりを持たせるインプリーツの2タック。
やや深めの股上とあいまって楽で収まりの良いフィッティングです。

全体的なシルエットは緩くテーパーしたセミワイド。
重たくなりがちな秋冬の上半身ともバランスを取りやすいです。


同ブランドのもう一方と区別しやすくするためにセミワイドと称していますが、ビジネスでもお使いいただきやすい程良いゆとり感だと思います。
僕自身もジャケットと合わせたくて購入いたしました。
というわけで、スタイルを組むならこんな感じで。

今回は私物マシマシですがご容赦ください。
ここしばらくでグッと気温が下がり、これくらいスタイルが旬になりましたね。
さて、気を取り直してメインディッシュの生地のお話を。
今回の生地はカレッジフラノ。

水の都とも謳われる岐阜は大垣の「三甲テキスタイル」が送る超A級の生地。
70年以上生産背景を維持しているロングセラーです。
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一般的なフラノ生地に用いられる紡毛糸ではなく、上質な梳毛糸を使用。
伝統的なシャトル式のションヘル織機で、空気を含ませるようにゆっくりと丁寧に織り上げています。
さらに、天然の地下水を使用した縮絨加工を施すことで、豊かな膨らみと肉厚で緻密な風合いを実現。
ふっくらとした柔らかさがありながらも、しっかりとしたコシを感じられるのが特徴です。

一般的なフラノとはひと味違う、上品な表情と温かみのある生地感。
秋冬のコーディネートにふさわしい重厚感があり、ツイードジャケットや革靴を合わせたドレススタイルはもちろん、ニットやスウェットなどカジュアルなアイテムとも好相性です。
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とのこと。
艶やかな光沢がありますが、その一方でガシッとしたヘビーな質感があります。
Super180の超細番手の糸を何度も縮絨することで重厚な仕上がりとするそうですが、その重みが手間を感じさせます。

国産生地の土台が整っていない50年代、高級生地と言えばもっぱら英国製の中、カレッジフラノはむしろ英国製を凌駕していたとか、
縮絨という工程には水質が大きく関わっているそうで、大垣の地下水でないとカレッジフラノの質感が再現できず他メーカーの追随を許さなかったとか、
テキスタイル業界のエピソード番長的な逸話に事欠かず、伝説的なポジションを確立しています。

生地にハリがあるので、プレスしたラインが綺麗に出ますね。
生地の落ち方も上品です。
僕も然り、大阪店のスタッフ髙橋も衝動買いする見事な仕上がり。
ぜひ一度お手にとっていただきたいです。
それでは店頭でお待ちしております。
ありがとうございました。
